リーガルファンディング
新年あけましておめでとうございます。
この裁判は第四提訴の訴状と甲号証(第一訴訟の訴状)を見る限り、第一訴訟の原告弁護団であるERA(日本エンターテイメントライツ協会理事)の弁護士とマスコミに重大な責任があると思います。
弁護士は相手側(事務所)の意見を聞かずに訴え、マスコミは弁護士が記者会見を開いたら検証もせずに垂れ流し、裁判が始まると突然の報道規制。
第一訴訟の記者会見で被告側( Hプロジェクト・以下Hプロ)が出した証拠書類は豊富にあるのにどこも報道しない。だって、まだ裁判中なのに原告側の弁護士批判、マスコミ批判は早いだろう、「判決が出る前に決めつけるのは如何なものか」(某氏・談)と言う意見もあるでしょう。
しかし、第一訴訟の原告弁護団が「被告側の主張を何も聞かずに訴えた」のは第四の記者会見ではっきりしました。 そして今までお知らせした通りに、Hプロの佐々木社長が「一億円払え」と萌景さんが言われたと聞いた証言親子の供述調書は信憑性を疑う矛盾点があります。甲28 甲29
また第四提訴の訴状についていた遺族側が出した第一訴訟の訴状を確認すると、訴状の中身と甲号証との矛盾点がいくつもあり、本当にこの訴状で裁判が進めると思ったのか、素人でも疑問に思うものです。(入学金については私の方で間違いがあったりしましたので、また訂正します)少なくとも、一時的にメディアに流れたHプロは「入学金の振込前日に萌景さんに貸付を拒否した」との報道は意図的に流された虚偽であったことは間違いないと思います。(のちに解説します)
五人の弁護士がアイドルの権利を守る。と、行動を起こした。そこは何も問題がない。しかし、その訴訟内容が自らの利権獲得行動に都合が良いように改ざんされていたとしたら?大問題です。
国民の税金で運営されている裁判所を、法廷を弁護士が売名と金儲けのために私的利用したことになるからです。
ましてやその訴訟の生贄にされた人たちの人生は_取り返しがつきません。
しかも裁判費用は募金_ゾッとしませんか?
ある日突然身に覚えのないことで訴状が届く。テレビ局の人がカメラとマイクを持って現れ「あなた訴えられますよ、被告になりますよ」
街のテレビニュースでは自分が殺人者のように言われて名前と顔が晒される_そしてこの人を訴えますからお金を集めますと、善意の人々への募金活動が弁護士によって行われる。やられた方は悪夢を見てるような気持ちになり、実際に甚大な経済被害を被り、見知らぬ人に命を脅かされて日常生活を破壊される訳です。(家族もその被害を受けることになります)
みなさんにお知らせしたいのは、このようなマスコミ被害、報道被害、訴訟被害の報道されざる実態です。しかもこれは現在進行形です。今尚、Hプロの被害は継続され増えて行く一方なのです。それどころか、さらに新しい事案の被害が増えるかもしれない。そしてこれは他人事ではなくなる、濫訴の時代の始まりかもしれないのです。
司法資格者が、法治国家の君臨者であってはならないのです。法によって守られ、権利を保護されるのは一般市民であり、それを補助するビジネスが法律家だと信じてきました。しかしこの裁判はそれらの司法資格者への信頼が根底から揺らぐものです。法律家が法律を自由に操って人権を蹂躙し金儲けできる時代の始まりでは困るのです。
一般市民が法律家を監視し、声を上げなければならない時代に入っていると思います。
金井義家先生が示唆した新司法制度改革による弁護士の粗製乱造_それらの悪影響がじわじわと市民の生活に影響を与え続け、弁護士によって人権を脅かされる事件が頻発して行くことになるでしょう。旧司法試験のような難関を潜らずに弁護士バッチを手に入れたのに社会的信用度と権威は昔のままで振る舞える_随分ムシのいい話だと思いませんか_本件裁判の深刻な訴訟被害は、もはや救済措置に対して一刻の猶予もならない段階まで来ています。
この裁判を通して我々は何ができるでしょうか?一緒に考えていきたいと思います。
ついでに
このブログは今見てくださる方には失礼なのですが、今の読者向けには書いてなくて、この裁判が終わった数年後に、この裁判がどんな風に進行していたか興味を持ってくださる方に向けて書いています。
この事件の全貌が明らかになったのちの、当時の世論、弁護士たちの動きを知る手がかり用に書いています。
「ああ、この時の傍聴者はこんな風に裁判を見ていて、弁護士たちはこんな表情をしていた。このブログ主はこの時はこんな風に考えていたのか」と参考資料になればいいなぁ、と思っています。なのでどんどん間違えたことも載せて後から修正していき、全ての裁判が終結した時に、より良い大本事件の参考資料になれば幸いと思っています。
今年もどうぞ宜しくお願いします。
(雑記・了)
⬛️第四訴訟についていた甲号証(第一訴訟の訴状)でわかったこと。
①入学金について_萌景さんの入学状況について_入学金は支払い済み
(繰り返し、同じ記述、同じ状況が書かれているために何度か読み返さないと時系列がだんだん解らなくなって来る不思議な訴状でした。)
第一訴訟の13Pより〜
「(イ)原告幸栄は、入学金等の学費が心配になり、萌景に対し、学費等 をどうするのかと尋ねた。萌景は「佐々木社長に借りて進学するん だ。 と返答した。萌景は、被告Hプロジ工クトから借金すること を、被告佐々木との聞で合意していたのである。実際、萌景が全日制の松山城南高等学校に進学が決まった後、萌景は学買を被告 Hプロジェクトから借り入れることになり、平成 3 0年 2月 22日、被告 Hプロジェクトから入学金として 3万円を借 り受けて支払った。また、萌景は、同年 3月 1日、被告 Hプロジェクトから制服及び鞄代金として 6万 6000円を借り受けた。ま た、萌景は、同月 20日に被告 Hプロジェクトの事務所に出向き、 進学費用の 12万円を借り受けることとなった。このようにして、萌景は、被告 Hプロジェクトから必要な費用を 借りることによって松山城南高等学校に進学できるものと期待していた。」
しかしながら、平成 30年 3月 21日は松山城南高等学校に翌年度から在籍することになる生徒が集まる日であり、萌景は翌日まで に現金 12万円を持参できなければ進学することはできない状態で あったにちかかわらず、被告田原は、同月 20日、萌景に対して貸 付の意思を翻意し「お金をお貸しする事はできません!」と強く 述べて、貸付を撤回した。これは、平成 31年 8月末日をもって契約を更新せずに本件グループから脱退したいという意向を持ち始めた萌景に対する意趣返しである。萌景は、被告 Hプロからの借入れができないことにより松山城南高等学校進学を断念せざるを 得ない状況になり、松山城南高等学校への進学の希望を失った。
13P書き出し終わり〜
入学金は支払われていますね。被告側(Hプロ)に問い合わせたところ、進学資金入金の出金伝票も存在するとの事。よく某掲示板に「親が入学金と制服代を使い込んだので萌景さんは進学できなかった」等の虚偽の書き込みをする人物が現れますが、どう言う事なんでしょうか。
また第一訴訟の遺族側弁護団やご遺族はツィッターで「学費または入学金は支払ったのか?」と聞くとブロックしたりして返事を一切返しません。第一訴訟が始まった頃は訴状が閲覧制限されていたので、「萌景さんのご両親が入学金を支払ったのか、支払わなかったのか」に付いて、SNSで論争・混乱が起きていたのを覚えています。
とするとFNNの「プライムニュース」の入学金の貸付を前日になって拒否とはなんだったんでしょう。
誤報?
そして、ご遺族も弁護団も入学金が支払われているかどうか、ツイッター上で聞かれても無視を決め込むのは何故なのでしょうか、訴状を見ればわかることなのに?
そして原告の大本幸栄さんはマスコミの取材に対してHプロが進学資金を用意していることを話しています。[証拠1][下記図1]
ですので、「萌景は、被告 Hプロからの借入れができないことにより松山城南高等学校進学を断念せざるを 得ない状況になり、松山城南高等学校への進学の希望を失った。」訴状のこの部分は原告本人が話していることと矛盾しており、HプロやHプロの佐々木社長が萌景さんの進学資金を「意趣返し」のために貸付撤回したと言う訴状の主張は理論破綻しています。
また、事務所側の答弁書でも原告はHプロ、 Hプロの佐々木社長が学費を用意していたことについては認めており、争っていない、と書かれており、学費が撤回ではなかったことについては原告の説明と被告の抗弁は一致しています。ですので、訴状のみがHプロが学費の撤回をしたと主張しています。
訴状43〜44Pより、
平 成3 0年 3月2 1日朝自宅への帰路
翌日の 21日朝に【甲】が起床し、城南高等学校に行く準備を終え、訴外[戊](【甲】の母)は【甲】を城南高等学校へ、萌景を自宅ヘ 送るために自動車で出発した。
萌景は車中にて、 [戊]及び【甲】に対し「お金借りることができなくなった」「社長に裏切られた」「愛の葉辞めるのであれば1 億円払えと言われた。」などと会話を始めるとともに踊されたと繰り返し述べていた。
[戊]は、萌景の話に驚愕し、 「何のためのお金なのか?」 「そんなもの支払う必要はない。」「破産していいのではないか」などと 返答した。
[戊]は、萌景を自宅付近で降ろして帰宅し、 [戊]及び[甲]は松 山城南高校に向かった。萌景はリビングにおいて無言で考え込んでい た。
自死
同日 午前9時23分 、被 告小 田 から萌 景 に対して「 学 校終わったら電 話くれ」という内 容 の L I N Eメッセージが あり午 前9時 34分 から52秒間、被告小田は萌景に対して LINE通話を行った(甲39・被告小田LINEメッセージ) 。
この目 、午前10時30分から本件グループの活動の予定があったところ萌 景は 、原告幸栄が外出する 午前9時40分 頃 、原告幸栄に対し「今日いかなきゃいかんの」「社長に会うのが怖いのよね」と述 べ、原告幸栄は「仕事あるならやらなきゃいかんよ」と返答した。原告と萌景さんとの最後のLINE会話は[下記図2](原告「高校には必ず電話」「面倒なことになるよ、やることやらな」)
また萌景は同日午前 9時40分に「水の中でリストカッ卜すると」と自己の スマートフォンで検索し、同日午前 9時41分に「死にたい時に楽に死ぬ5〜リストカットと出血死による自殺方法_死に(以下略) 」というウェイブサイトを閲覧した「 甲48 」。萌景は、同 日 午 前 9時48分、【 甲 】 に 対 して「◯◯ありがとう 」とLINEメッセージを送り(甲40・LINEメッセージ) 、同日午前9時49分、訴外Bに対して「【 B】とおったら楽しい!〇〇ありがとう」と LINEメッセージを送った(甲41・LINEメツ セージ)。原告幸栄が午前10時直前に LINEメッセージを送ったが当該 メッセ一ジに既読表示が付 くことはなかった。萌景は同日午前9時49分から午 後1時40分までの間に自室の戸当たりに電気コードを括り付け首吊りの方法により自死した(甲49)。
以上、第四訴訟の甲号証として提出された第一訴訟の訴状の一部書き出しを終わります。
また、改めて第一訴訟の訴状と甲号証の辻褄の合わないところについて(みなさんの方がよくご存知だと思いますが)書き出しします。
体調が思わしくなく、いつまで続けられるか分かりませんが、今年もよろしくお願いします。
文春報道より〜図1
[図2]自殺当日の原告と萌景さんのLINE
原告「制服キャンセルでええんやろ?」萌景さん「うん」「高校には必ず電話」(高校辞退の電話を萌景さんにかけるようにとの内容)
「面倒なことになるよ、やることやらな」で終わっています。
画像は読者提供
大本事件・第四提訴 第一回口頭弁論が開かれました。不気味な無人の被告席
下記1
◼️関係者の紹介(ひこうき雲の基調解説です)
この裁判は愛媛県松山市で「ご当地農業アイドル」として活躍していた大本萌景さん(当時16歳)の自殺を巡り、その責任を問う為に、ご遺族が運営会社とその関係者を訴えている裁判に対して、運営会社(Hプロジェクト)が「第一訴訟の主張は事実無根である」としてご遺族とご遺族の弁護団であったERAの弁護士五人と、法人である「一般社団法人リーガルファンディング」と任意団体ERAを訴えています。
その第一回口頭弁論のご報告でした。
第一訴訟原告弁護団はアイドルの権利を守り、芸能事務所との契約書を確立させる事などを目的とした任意団体「日本エンターテイメントライツ協会」( 以下、ERA)の代表理事たちで構成されています。
そのうちの一人である望月宣武弁護士は有志の弁護士らと共に「社会的意義ある裁判の支援」を求めて裁判費用を一般から募る「リーガルファンディング」を立ち上げました。この裁判はその支援者たちの募金で運営されています。
被告のHプロジェクトは農業法人。愛媛県の衰退する農業について若い人にも関心を持ってもらいたいと農業アイドルユニット「愛の葉Girls」(えのはがーるず)をプロデュース。
歌って踊って畑を耕す、という農業アイドルグループを運営していました。
被告の佐々木貴浩氏はERAの弁護団から記者会見で萌景さんの自殺について責任者であるような指摘をされた事に対して「事実ではない」と反論しています。
第一訴訟と第三訴訟の被告側の弁護団と第四訴訟の原告弁護団は渥美陽子弁護士が代表を務める
「あつみ法律事務所」。
第一訴訟 大本萌景さんのご遺族とERAの弁護団がHプロジェクトを訴えた裁判
第二訴訟 愛の葉Girlsが萌景さんの死後、移籍した広告代理店、件イベント会社の「株式会社フィールド愛の和」がご遺族とERA、リーガルファンディングを訴えた裁判。これは第一訴訟の被告から外れることで、取り下げ
第三訴訟 大本萌景さんのご遺族が賃金未払い訴訟でHプロジェクトを訴えた裁判
第四訴訟 Hプロジェクトが第一訴訟は事実無根だとして、ご遺族と ERA、リーガルファンディングを訴えた裁判。個別に望月宣武弁護士に原告の名誉を毀損したとして33万円の損害賠償請求があります。
第四訴訟が始まりますので(2019年12月20日)改めて争点の一つになっている萌景さんの学費貸付問題について、論点整理してみたいと思います。
大本事件・愛媛ご当地アイドル訴訟 は現在、原告被告が双方訴え合っている状態です。
この裁判はご遺族が「大本萌景さんの自殺の責任がHプロジェクトにある」として第一訴訟を起こし、Hプロジェクトは「大本萌景さんの自殺の責任は無いのに、あたかも責任があるかのように喧伝され、無実無根の内容で名誉を毀損された」として第四訴訟を起こしました。
その萌景さんの死の責任があるとした争点の一つに「学費の貸付撤回問題」があります。
あてにしていた全日制高校の学費をHプロに借りれなくなったので萌景さんは絶望したのだと。そう言う主張をご遺族側はされています。
「時系列」としてはこのような流れになっています。
2月13日愛媛県松山城南高校調理科に合格
2月20日萌景さんがお母さんとLINEで消費者金融に学費の仮受け相談
2月21日入学金3万円貸付(納付期限23日、支払済)
3月1日Hプロが制服代等6万6000円貸付
3月19日萌景さんがHプロのスタッフに個人グッズ作成のお願いをLINEでする。
3月20日の出来事(社員Tは被告の一人)
10:30お母さんが社員Tに貸付のお願いとともに萌景さんの生活態度を注意して欲しいと連絡
16:00お母さんとHプロ訪問。Tは生活態度の注意とともに貸付保留、社長に連絡するよう告げる
17:20事務所からゲームセンタへ、萌景さん一人で帰宅(この後友人にLINEで助けてと送信)
18:44萌景さんとお母さんがLINEで消費者金融のやり取りをする〜(貸付撤回では無いことを萌景さんは認識している様子の会話)(Hプロから借りるだけでは足りないからアイルバイトしないと・・・等)(下記図を参照の事)(貸付を撤回されて萌景さんがひどく落ち込んでいた、との母親の手記とは印象が異なる)
Tは萌景さんが反省して社長に連絡するだろうと考え、用意していた12万円を社長自宅へ届ける。
21:34分頃、お母さんと萌景さん、Aと三人で大本家で話し合いの最中Tから電話があった。
(Aの供述では21時頃に萌景さんはAの家へ到着とある)
22:00まで連絡がなかったために、Tはお母さんに連絡、お母さんから萌景さんに連絡。
(Aの母親は20日の夜、萌景さんからメッセージが来たと、それを21日の朝に気がついたとの事)
🔴20日夜の社長と萌景さんとのやりとり
23:30萌景さんが社長に連絡、
「Tに叱られたのは本気で私の事を思ってくださってのことですからありがたかったです」と伝える
社長は「受験成功してもまだスタート地点に立ったに過ぎないから浮かれてはいけない」と励まし、
「これから12万円届ける」と伝える。ところが萌景さんは松山城南高校は諦めると、謝罪しだした。
萌景さんはお母さんと二時間話した結果、通信制に再入学する事に決めた事を社長に伝える。
社長が驚いて真意を尋ねると萌景さんは「すいません、もうお母さんと決めたんで。すいません」
と謝り続ける。社長は「萌景はよく考えずに思いつきで突発的に行動し後で後悔、反省する事になる悪い癖がある」事を指摘し、未来を左右する事をわずか2時間の話し合いで決めるべきではないと諭すが萌景さんは 「お母さんは最初から城南高校への再入学は反対していたので、これ以上何も言わないでほしい」
と謝罪するのみだった。
ご遺族の主張では「萌景と男女交際していた少年Aと母親」の所に萌景さんが泊まる。A親子は萌景さんは「社長からグループを辞めるなら一億円払えと言われた」と城南高校の説明会に行く車の中で聞いた。(当日のA親子の会話が甲号証で提出されており、そこには萌景さんが実際にA親子の家庭に宿泊したか疑義が湧くもの) ※7:17分のライン参照
時系列として見ると、16:00に社員Tが萌景さんに貸付保留、その後の18:44の会話は萌景さんが学費は「Hプロジェクト」に借りれることを前提に話しており、幸栄氏もそれについて反論はしていない。ここで、ERAの手記と大きく食い違いが出てくる。
と、すると、萌景さんが自殺前日に泊まりに行った「一億円払え」と社長が萌景さんに言ったと証言(伝聞)した親子の陳述書も怪しくなってきます。
第一訴訟の被告(事務所側)答弁書では原告・幸栄さんは社長がお金を用意して待ってるのを知っており、これは争っていない。としています。
萌景さんへの「Hプロジェクトが学費の貸付を撤回した」と言う話はこの事件の中で誰かが「意図的に挿入」したのが報道からも伺えます。お母さんは学費をHプロが用意して待ってるのを知っていた。萌景さんもLINEではT氏から保留された後も「もろもろ借りるとして...」と貸付の期待を継続させているのがわかるからです。(足りないので、銀行から借りれないか、と会話している)
ではなぜ学費の貸付撤回が争点になるのか?
以前にも書きましたが、「入学金の期限前日になって貸付を拒否」などと言う事実無根の内容での報道もありました。とことん事務所を悪にしないと気が済まない、事務所が悪人になってもらわないと都合が悪い人たちが裁判を進行させているからでしょう。法廷はお金を集める場所だと考える人たちがアイドルの自殺事件に関わることで、名前を売ることしか考えない人たちが罪のない善人たちを苦しめ、裁判を悪用しようとしています。
下記リンク。学費が貸付撤回ではなかったことを幸栄さんが認めている文春の記事
また「一億円払え」と言われた事を萌景さんは証人親子に述べているが、それが何に対しての賠償なのか、義務なのか、肝心な事が書いておらず、悪質な印象操作記事。
http://web.archive.org/web/20181011142914/http://bunshun.jp/articles/-/7469?page=3
※サラ金のHPの広告を原告・幸栄さんに見せるところからこのLINEの会話は始まります。
甲第105号証の1〜2より〜LINEメーカーで作成しました。(実物の転載ではありません)
『入学金を納める前日事務所側が入学金の貸付を拒否』との報道ありましたが、萌景さんの入学金はHプロが既に貸付済み、支払済。(Hプロに出金伝票あり)なので萌景さんは自殺の直前まで城南高校入試資格を持っていました。
事実ではない事を報道させる意図は?この弁護士らが運営するリーガルファンディングは300万近いお金が集まっています。
愛媛県で農業アイドルとして活躍していた大本萌景さんの自殺を巡る「愛媛ご当地アイドル訴訟」はついに第四訴訟(第一訴訟の被告側が原告と原告側弁護団を訴える)が始まりました。今月11日に開かれました記者会見の詳報です。今までの資料と合わせてお読みいただければ幸いです。
記者会見資料(1) (2)
2019年10月11日 午前11時から東京都内の司法記者クラブにて
幹事社「今回、Hプロからの裁判の提起は初めて?」
渥美弁護士「はい」
幹事社「事件番号を教えてください」
渥美弁護士「令和元(ワ)年27521 民事48部になります」
共同通信記者「別の訴訟と併合を求めたりすることは・・・」
渥美弁護士「第一訴訟なんですけど概ね双方の主張が出揃っていて、ご遺族側から専門医の意見書が出るということになっておりまして、人証調べに入る段階に入っております。そういったことで、併合はせずに、ということになるかと思います」
フリー記者「第一提訴の原告団の弁護士は被告側の渥美先生に(大本萌景さんの)スケジュールを確認させてほしいと、法廷で何度もお願いして、傍聴席から失笑が起きていたんですけど、もしかしたら、ひょっとして、これ、原告の弁護団がよく調べずに、一方的に、ご遺族の内容だけ聞いて、訴えられた不当提訴だということを先生は仰りたいのですかね」
渥美弁護士「その点については、ご遺族側の弁護団が、第一訴訟の提訴時に、全く、事前に何の連絡もなく突然Hプロジェクトに対して訴えられたのですが、その理由について、「真実を発見するために、何もまずは聞かずに訴えました」と、そういう内容の報告を、述べられておりまして、なので、そう言った意味では、事前の調査は、あまり、少なくとも、こちらに対する調査はされずに訴えられたということになります」
フリー記者「......」
渥美弁護士「この点は、この訴訟の関係では、先方が真実相当生の抗弁を立証出来るかという所に関わってくる問題になってくるかと思いまして、社会的評価を低下させる表現をした場合、その内容が真実であると信じるに足りる相当な理由がある場合というのは、不法行為が成立しないということになっているんですけれども、(原告側の主張とする)信じるに足りる相当な理由が、(今の状況では)なかなか認められにくい状況であるのかなと考えております」
記者クラブ記者「最後の資料4Pの(刃物を送って)実刑に処せられてというのは...被害届を出されて、裁判が開かれて、ということでしょうか?可能な範囲で詳細を教えていただければと。いつ頃判決が出た?(犯行は)お一人ですか?」
渥美弁護士「一人です。今すぐに資料が出ない。「こう言った判決になった」ということが被害者通知で来ています。判決は今年の7月31日に出ております」
記者クラブ記者「内容は」
渥美弁護士「内容は...包丁を送りつけてきたことです。手紙とともに包丁を送りつけてきた」
記者クラブ記者「実刑?懲役は...Hプロだけでなく?一件だけではなく?」
渥美弁護士「懲役は2年なんですけど、Hプロだけでなく、どこまで申し上げていいか」
記者クラブ「どこの裁判所ですか」
渥美弁護士「東京地裁」
記者クラブ記者「他の方にも脅迫しているのをまとめて?」
渥美弁護士「そこは確認してみないと」
読売新聞記者「メールですとか、イラズラ電話の件数とか、損害の算出の仕方について、教えていただければ」
渥美弁護士「損害の算定方法についてなんですけど、今回の求めている請求は、佐々木氏に対する精神的な損害という部分と、Hプロジェクトについては、社会的評価の低下自体による受ける損害について、金銭評価をしたという所の部分になります。名誉毀損による慰謝料の額を算定する時の考慮要素としては一般的に加害行為の動機、目的や名誉毀損の内容、事実の流布の範囲、伝播力、流布による表現者側の利益、とか、社会的評価低下の程度ですとか、被害者が被った経済活動や社会生活のおける不利益等があげられるんですけども、特に今回重視した点としてはですね、名誉毀損の内容は、過重労働やパワハラを理由に萌景さんが自殺したというショッキングなのもであること、社会的信用のある職業である弁護士が五名も関与して、大体的な記者会見されたということで、各種メディアによる報道も非常に大きく行われたと、事実の流布の範囲、伝播力ということですね、これらの結果、原告らの社会的評が大きく低下し、日常生活や会社の経営に多大な支障が高じたことに考慮して、金額を決めさせていただいたということです。メールの件数は...」
松永弁護士「メールの件数につきましてはだいたい、フルネームで分けると、10件ぐらい。ただですね、その中に全く同じ文面のものですね、50通くらい送られているのがあるんですね。「人殺し 会社社長が 責任とって首つれや 」という同一の文面のものが約50通近く送信されています。それ以外に... 約9通ほど、脅迫の内容のものが送信されておりましてこちら、裁判の方に訴状と一緒に証拠として提出しております。」
記者クラブ記者「約60通ということですか」
松永弁護士「訴状には一部については50通プラス9通ということで書いております」
松永弁護士「10月11日にちょうど一年前ですけども、この日から約二ヶ月後の、11月30日までに6件の脅迫電話ありまして、そちらボイスレコーダーに録音しております。脅迫電話以外にも無言電話が結構な数があったということで、件数は記録しておりません」
松永弁護士「これら以外にもハガキ、脅迫の文言が書いてあるとハガキであるとか、人の頭蓋骨の絵が描いてある年賀状であるとか、ゴミが送りつけられて、なぜか加湿器が会社の従業員に送りつけられてきたんですけども、加湿器と書いてあるのは伝票だけでして、中には中を開けてみると、ゴミが入ってるというのがありました」
フリー記者「被告の中に弁護団五人が入っておりますが、渥美先生の方に何か反応があったか?」
渥美弁護士「昨日、申入書、という形で送りましたが」
フリー記者「反応がございましたか」
渥美弁護士「特に何も...」
松永弁護士「会社員への嫌がらせついて。質問されてましたので、補足いたしますと、ナイフ、刃物送られてきた時に、同封されていた手紙がありまして、架空の偽名と、本人のものでない住所が書いてあったんですけども、昨年の10月20日付けで、「Hプロジェクト株式会社代表取締役・佐々木貴浩様」と書いてありまして本文が「愛の葉Girls・大本萌景を自殺に追い込んだようですが、必要な道具を同封しましたので、同じステージに行かれてはいかがでしょうか。」架空の実際には違った勤務先が書いてありましてどこどこの誰々だと書いてありまして「覚えておけ」という非常に恐怖を感じさせるような手紙が送られてありました」
松永弁護士「厳密には包丁でない刃物である可能性がありますので、報道される時は、刃物という形で書いていただければと思います」
フリー記者「いろんな方に送りつけてたわけですか?その方」
渥美弁護士「わからない」
松永弁護士「刑事事件の記録の方を、証拠として取り寄せて、この民事事件の証拠として、出すということはあり得ます。実際にそれをするかどうかどうわかりませんが、可能性としてはありえます」
フリー記者「(記者会見されたことによる)報道被害・反応の証拠として、ということですか」
松永弁護士「そうです。そのためにこういう刑事事件に発展したという形で主張することはあり得ます」
NHK記者「名誉毀損の中で萌景さんのお母さんの手記、この手記の中では、どういったものが内容が名誉毀損になるか」
松永弁護士「手記の中には、Hプロジェクトが、萌景さんに学業を行わせなかったことに関する下り。具体的には、過重労働の所とも重なるのですが、仕事との両立が難しく、事務所からは仕事を優先させるスケジュールを組まれていた事、そのために前期の登校日には八日間中、四日間しか行けず、四教科の単位を落としてしまった、後期に至っては一回も登校しなかった。こうして萌景さんが仕事の影響で単位を取れず、平成29年12月に通信制の高校を退学してしまったと、例えばこういうことが書いてあります。先ほど、渥美の方から申し上げていました通り、Hプロジェクトの仕事とか活動がすごく大変だったという事実はなくて、萌景さんは、仕事と特に重なってない日でも、通信制の学校の対面授業、スクーリ二ングを多数回休んでいたことが判明しております。高校から学習の記録を取り寄せております。ですので、怠けであるとか、サボりであるとか、そういったものと近いと我々は考えているんですけれども、お母様の手記ではあたかも、芸能活動が厳しかったために、学校に行けず、学習権が侵害された。というような主張がされておりまして、これが名誉毀損に当たると考えております。他の報道と、記者会見のような 重複する所ありまして、貸付の申し出の撤回であるとか一億円発言ということになります。これはまだ、ERAの HPに掲載されておりますので、内容を確認してただけるかとは思います」
記者クラブ「メールとか手紙とか、先ほどおっしゃっていたものは、包丁とか、会社宛に送られてきたのか個人宅と会社と混ざっているのか」
松永弁護士「先ほど、スタッフの方に、加湿器と称してゴミが送られて来た時は、会社宛に送られて来ました」
渥美弁護士「個人に対してというのもあるんですけれども。会社宛に。表に出てているのは会社の住所なので」
松永弁護士「ハガキも、大体の人はメールで送りつけてくるんですが、時々郵便物を送りつけてくる。
ハガキの中では、「人を殺した佐々木貴浩 発言、文章 人間として最低 同じ思いをするべき 国民の敵 国民は見ている 国民の前で謝罪しる(ママ) 人を殺して逃げるなよ 国民は見ている」というのがありました」
フリー記者「学費貸付(を撤回されて)で萌景さんは亡くなったんだと、多分、ご遺族側は主張されてると思うのですが、これ、16歳の女の子の高校に行きたいという学費を、ご両親が用意しなかったということがよくわからない。色々、主張対比表も読ませていただきましたが...萌景さんは再婚のご家庭でご実父、お義父様、お母様、(健在である)お姉さまは(成人して)働いていらっしゃる。ごく普通の一軒家にお住まいになっている。とても、極貧の家庭には思えない。学費を出さない。そもそも、その原点がよく、わからないのですが...」
渥美弁護士「ご遺族がわの主張は、お母様の手記なんかにある通りだと思うんですけど 我々としてもそれについて、納得のいく回答というのは得られてないと考えております」
フリー記者「むしろ家庭内のストレスで萌景さんは自殺に追い込まれた、という視点も出てくるとかは思うのですが、この話を聞いていると...」
渥美弁護士「第一訴訟で触れている話でもあるんですが、今この場で申し上げられる話ではない」
フリー記者「わかりました。ありがとうございます」
*******記者会見 終了********
記者会見で会見資料を読み上げる渥美陽子弁護士(右)と松永成高弁護士(左)
2019年10月11日、霞が関の司法記者クラブで午前11時からあつみ法律事務所の弁護士らによる記者会見が開かれました。
愛媛県松山市で農業アイドルだった大本萌景さん(大本萌景さん当時16歳)が平成30年3月21日に自殺しました。
これは、萌景さんが所属していたアイドルグループ「愛の葉Girls」の運営元である愛媛県松山市の農業法人「 Hプロジェクト株式会社」が大本萌景さんへのパワハラ・加重労働させた事によるものだとして、大本萌景さんのご両親がHプロジェクトに損害賠償を求める訴訟を起こしました。
その事を巡り、 HプロジェクトとHプロジェクトの代表取締役である佐々木貴浩氏が名誉を毀損されたとして、ご遺族と弁護団を提訴することにした記者会見です。(以下HプロジェクトをHプロと表記)
**********************ここから資料書き出し**********************
訴状の内容について 事件番号「令和元年(ワ)27521」民事部48
事件名 損害賠償請求事件
原告 Hプロジェクト Hプロジェクト代表取締役 佐々木貴浩氏
被告 大本萌景さん(以下萌景さん) のご両親
芸能人の権利を守る 日本エンターテイナーライツ協会
(以下「ERA」※)
佐藤大和、望月宣武、河西邦剛、安井飛鳥、向原栄大朗の各弁護士
一般社団法人リーガルファンディング(以下 LFと表記※)
以上。
※ERAは佐藤大和、望月宣武、河西邦剛、安井飛鳥、向原栄大朗の各被告が代表理事。
※LFは望月宣武被告が代表理事を勤めています。
◼️請求金額
Hプロから被告に対する請求金額 3300万円
佐々木氏個人から被告に対する請求 330万円
佐々木氏個人から望月弁護士に対する請求 33万円
◼️これまでの経緯
〔平成30年3月21日〕
Hプロに所属して愛媛県松山市でタレント活動を行う萌景さんが自殺した。
〔平成30年10月12日〕
萌景さんの家族らは、自殺はHプロの佐々木氏や社員A,Bに責任があるとして、Hプロらに対して、 Hプロらに対し、第一訴訟を起こした。
〔平成30年1月23日〕
萌景さんの自殺後にHプロからタレントの移籍を受けたに過ぎないフィールド愛の和が、不当な本件訴訟を提起されたこと、記者会見によ理、名誉を毀損された等で損害を被ったとして、萌景さんの遺族、代理人弁護士らに対し、謝罪広告の掲載、損害の賠償等を求める第二提訴を起こした。
〔令和1年7月1日〕
萌景さんの両親が、Hプロに対し、未払い賃金として8万8096円を請求する訴訟を松山地方裁判所に対して起こした。(第三訴訟、東京地裁に移送済み)
〔令和1年7月17日〕
第二訴訟の第三回口頭弁論の直後に、佐藤弁護士及び、望月弁護士より、第一訴訟のうち、愛の和に対する部分を一方的に取り下げたい旨の申し入れが行われ、愛の和がこれを受け入れた。
〔令和1年7月22日〕
第一訴訟を遺族が取り下げた事を受け、係争状態を早期終了し、業務の平常化を図るため、愛の和が、萌景さんの遺族、代理人弁護士らに対する第二訴訟を取り下げた。
〔令和1年10月11日〕
Hプロ及び佐々木氏が、萌景さんの両親、遺族側弁護団及びその関係団体を被告として、名誉毀損による損害賠償訴訟(第四訴訟)を提起予定。
【第一訴訟】とは?
東京地方裁判所平成30年(ワ)第37265号 損害賠償請求事件 民事7部合議1係係属
原告:萌景さんの養父、実母、姉、弟
被告:Hプロ、佐々木氏、社員A、B フィールド愛の和(取り下げ済み)
請求:9268万9584円の支払(遺族4人の合計)
【1名誉毀損として指摘している表現行為】
(1)ご遺族及び原告弁護団による第一訴訟の提起会見による発言
(2 )ERAのウェブサイトに掲載された内容
(3 )LFのウェブサイトに掲載された内容
(4)萌景さんのお母様が公表した内容
(5)望月弁護士が佐々木氏に言及したツィート
1から4は、第一訴訟に係る広報活動に関するものであり、被告らの共同不正行為と捉えられるもの
5は望月弁護士が個人的に行ったツイート行為
【2名誉毀損に当たると主張してる内容】
(1)過重労働に関するもの
🔵一訴訟原告団らの主張
Hプロらが、違法な労働環境で萌景さんを労働させ、平日、土日を問わず休みをほぼ取らせなかった上に、1日平均10時間以上、時には午前4時30分から翌日の午前2時までにわたるような長時間の過剰な労働を強要した結果、萌景さんは高校にも思うように通学できず、精神的に追いつめられて、過労自殺に至ったとの印象を受けるものと考えられる表現方法が行われた。
🔴訴訟原告側の主張
⇨遠方でのイベントの際に、集合時間が午前4時30分となったことや、解散時間が午前2時になったことは一回ずつあったが、午前4時30分から午前2時まで連続して拘束したという事実は存在しない。休みをほぼ取らせなかったという事実もなく、平成30年1月以降の萌景さんの活動日数は、月に10日未満である。
萌景さんが通っていた通信制高校のスクーリングについても萌景さんはイベントとの関係で出席が可能であった日についても相当数欠席しており、その結果出席数不足となっていた事が、高校に保管されていた記録から判明しており、Hプロらが過重労働を強いいたために萌景さんの学習権が侵害されたとする主張は当たらない。
(2)パワハラに関するもの
🔵第一訴訟原告団らの主張
Hプロにおいては、日常的にスタッフが萌景さんに対して、パワハラを行っており、高圧的なlineメッセージを大量に送信した上に、時には「ぶん殴ぐる」資料1)などと暴力をちらつかせることもあり、このようなハラスメントにより萌景さんが精神的に追いつめられ、自殺に至ったとの印象を受けるものと考え
る表現行為が行われた。
🔴第四訴訟原告弁護団らの主張
⇨実際には、スタッフが萌景さんに送信したメッセージは「次また寝ぼけた事言い出したらマジでブン殴る(*゚ー゚)=○)゚O゚)パンチ!」 という顔文字のものであり、勘違いにより、愛の葉Girlsからの脱退を考えていた萌景さんが今後も活動を続ける事を決意したために、これに対する激励の意味を込めて送信したものである。
萌景さんとスタッフは親しい関係にあり、このスタッフは、萌景さんの受験直前には「何が何でも受かるようにガッツリ勉強しろよ!」「とにかく今は高校受かることだけを考えろ!」とメッセージ(資料3、4)を送るなど、萌景さんの学業を応援し、積極的に後押ししていた。
萌景さんも、このスタッフの次また寝ぼけた事言い出したらマジでブン殴る(*゚ー゚)=○)゚O゚)パンチ!」のメッセージに対し、いわゆる「あっかんべー」(資料2)をした顔写真を送信している。 Hプロらはこのやり取りを含む、当該スタッフと萌景さんとの間のLINEのやり取り全ての履歴を、スタッフが萌景さんに対してパワハラを行っていなかった事の証拠として、裁判所に提出している。
(3)学費の貸付撤回に関するもの
🔵第一訴訟原告団らの主張
佐々木氏らは、萌景さんに対して、松山城南高校への入学のための資金を貸し付けると約束していたにも関わらず、萌景さんが契約を更新しない事を申し入れた意趣返しとして、 学費等の支払い期限である召集日の前日に、突如として貸付を撤回して、萌景さんの城南高校への進学を不可能にし、進学を断念させる事により萌景を絶望させ、自殺に追い込んだとの印象を受ける表現行為が行われた。
🔴第四訴訟原告弁護団らの主張
⇨平成30年3月20日、Hプロの社員が、学費を貸付ないまま萌景さんをHプロの事務所から帰したのは、直前に、萌景さんの母親から、生活態度に関する萌景さんへの指導を依頼されていたからである。
社員は、母親から上記のような依頼を受けたために、風邪を引いて自宅で寝込んでいた佐々木氏に特段相談することもなく、萌景さんに対し、佐々木氏は生活態度のよくない萌景に学費を貸そうとしてる訳ではないとして、よく考えて、佐々木氏に直接連絡するように告げた上で、萌景を帰したものである。
その後、社長は、佐々木氏に対して、萌景さんに説教した旨を伝え、翌日の召集日までに松山城南高校に12万円を持参しなくてはならないので、用意していた現金を交付している。当該社員はその上で、平成30年3月20日の夜、 萌景さんの状況を確認するメッセージを母親に送信し(資料5)、電話で、お金は用意しているので、佐々木氏への連絡を萌景さんにさせるように母親に促している。母親も、(注釈・当日の夜に)佐々木氏が12万円を用意して待っている事を、当該社員から告げられた事については、メディアの取材などで述べている。したがって、客観的にみて、佐々木氏は学費12万円を萌景さんに渡す事ができるように用意していたのであり、母親もその事を認識していたのであるから、Hプロらが萌景さんの学費を不可能にしたという事実は存在しない。そもそも、最終的に子の学費を負担するべきなのは親である事はいうまでもない。
🔵第一訴訟原告団らの主張
(4)一億円発言に関するもの
佐々木氏が、本件グループを辞めると言った萌景さんに対し、「違約金一億を払え」などと、明らかに法律的根拠のない不当に高額な金銭の要求を行い、萌景さんを脅迫した事の印象を与える表現行為が行われた。
🔴第四訴訟原告弁護団らの主張
⇨一億円を払えという発言自体が存在しない。一億円という金額自体が突拍子もないものであり、12万円を萌景さんに渡すために待機していた佐々木氏の発言として、いかにも不自然なものである。萌景さんからの発言を聞いたとする萌景さんの交際相手及び母親の証言が存在するものの、何故そのような発言が行われたのか具体的な理由は述べられておらず、萌景さんが交際相手と同じ高校に行く事ができなくなった衝撃から衝動的に嘘をついた可能性も十分に考えられるところであり、佐々木氏が実際に発言をしたという証拠にはならない。
(5)望月弁護士のツイート
望月弁護士が、自らのアカウントに置いて、佐々木氏が意図的に週刊誌の取材に対して虚偽の回答を行ったとの事実を指摘して、佐々木氏を非難したもの。(記事)
3 Hプロらが被った損害
被告らによる広報活動の結果、不特定多数のものが、佐々木らのハラスメント行為により、萌景さんが自殺に至ったと信じ、Hプロらに対し、多数の業務妨害、脅迫、名誉毀損等の攻撃が行われた。
SNSには、佐々木氏を人殺しと避難する大量の書き込みが発生し、佐々木氏の家族の写真を晒す者も発生した。SNSに留まらず、Hプロに対しては、大量の迷惑メールやいたずら電話が行われ、もっとも過激な者は刃物を送付し、脅迫の罪により」懲役刑(実刑)に処せられた。
被告らが行った表現行為の内容からすれば、Hプロや佐々木氏に対して、嫌悪感を示すものが多数現れ、攻撃を行うであろう事は、容易に予見できることであったと考えられる。
************************* 引用終わり〜
管理人雲より、大本事件:裁判の説明
現在、大本事件では三つの裁判が同時進行しています。
愛媛県松山市で農業アイドルとして活躍していた大本萌景さん(おおもと・ほのかさん 当時16歳)がH30.3.21日早朝、自宅で命を絶ちました。萌景さんのご遺族は萌景さんが所属していた農業法人・ Hプロジェクトにその責任があるとして、約9200万円の損害賠償を請求する民事裁判を起こしました。事件番号は東京地裁「平成30年(ワ)37265」
これを第一訴訟とします。
第一訴訟で被告にされた愛媛県のイベント会社がご遺族とご遺族の弁護団のうち三名を訴えた裁判がありましたが、これは当該会社が第一訴訟の被告から外れたために、取り下げが決まり、8月4日に原告側代理人とともに記者会見が行われ、取り下げが発表されました。
事件番号東京地裁「平成31年(ワ)1450」
これを第二訴訟とします。
今月16日日開かれる裁判は萌景さんのご遺族が農業法人・ Hプロジェクトに対して生前の萌景さんへの賃金未払いがあるとして、その支払いを求める訴訟です。
裁判期日・令和一年10月16日13:30分 東京地裁517号法廷で開廷予定。
事件番号「令和一年(ワ)23219」
これを第三訴訟とします。
今回、10月11日に提起された佐々木貴浩氏と Hプロによる大本萌景さんのご遺族と弁護団に対する損害賠償裁判。
これが第四訴訟です。
事件番号「令和元年(ワ)27521」民事部48
裁判期日は、追ってまた詳報します。
※原告・被告を含む、関係者からこの書き出しについて、苦情が出た場合は予告なく削除する場合があります。また、本文の流出を防ぐために微妙にスペースを開けたり、句読点を変えたりしている場合がございます。ご了承ください。
写真は2019年10月11日、午前11時から霞が関の司法記者クラブで開かれた記者会見に臨む
渥美陽子弁護士。(あつみ法律事務所)
2019年10月11日、霞が関の司法記者クラブで午前11時からあつみ法律事務所の弁護士らによる記者会見が開かれました。
愛媛県松山市で農業アイドルだった大本萌景さん(当時16歳)が平成30年3月21日に自殺しました。
これは、萌景さんが所属していたアイドルグループ「愛の葉Girls」の運営元である愛媛県松山市の農業法人「 Hプロジェクト株式会社」が大本萌景さんへのパワハラ・加重労働させた事によるものだとして、大本萌景さんのご両親がHプロジェクトに損害賠償を求める訴訟を起こしました。
その事を巡り、 HプロジェクトとHプロジェクトの代表取締役である佐々木貴浩氏が事実に基づかない告知で名誉を毀損されたとして、ご遺族と弁護団を提訴することにした記者会見です。(以下HプロジェクトをHプロと表記)
**********************ここから資料書き出し**********************
訴状の内容について 事件番号「令和元年(ワ)27521」民事部48
事件名 損害賠償請求事件
原告 大本萌景さん(以下萌景さん) のご両親
芸能人の権利を守る 日本エンターテイナーライツ協会(以下「ERA」※)
佐藤大和、望月宣武、河西邦剛、安井飛鳥、向原栄大朗の各弁護士
一般社団法人リーガルファンディング(以下 LFと表記※)
※ERAは佐藤大和、望月宣武、河西邦剛、安井飛鳥、向原栄大朗の各被告が代表理事。
※LFは望月宣武被告が代表理事を勤めています。
◼️請求金額
Hプロから被告に対する請求金額 3300万円
佐々木氏個人から被告に対する請求 330万円
佐々木氏個人から望月弁護士に対する請求 33万円
◼️これまでの経緯
〔平成30年3月21日〕
Hプロに所属して愛媛県松山市でタレント活動を行う大本萌景さんが自殺した。
〔平成30年10月12日〕
萌景さんの家族らは、自殺はHプロの佐々木氏や社員A,Bに責任があるとして、 Hプロらに対し、第一訴訟を起こした。
〔平成30年1月23日〕
萌景さんの自殺後にHプロからタレントの移籍を受けたに過ぎないフィールド愛の和が、不当な本件訴訟を提起されたこと、記者会見によ理、名誉を毀損された等で損害を被ったとして、萌景さんの遺族、代理人弁護士らに対し、謝罪広告の掲載、損害の賠償等を求める第二提訴を起こした。
〔令和1年7月1日〕
萌景さんの両親が、Hプロに対し、未払い賃金として8万8096円を請求する訴訟を松山地方裁判所に対して起こした。(第三訴訟、東京地裁に移送済み)
〔令和1年7月17日〕
第二訴訟の第三回口頭弁論の直後に、佐藤弁護士及び、望月弁護士より、第一訴訟のうち、愛の和に対する部分を一方的に取り下げたい旨の申し入れが行われ、愛の和がこれを受け入れた。
〔令和1年7月22日〕
第一訴訟を遺族が取り下げた事を受け、係争状態を早期終了し、業務の平常化を図るため、愛の和が、萌景さんの遺族、代理人弁護士らに対する第二訴訟を取り下げた。
〔令和1年10月11日〕
Hプロ及び佐々木氏が、萌景さんの両親、遺族側弁護団及びその関係団体を被告として、第一訴訟で名誉を毀損された事による損害賠償訴訟(第四訴訟)を提起予定。
第一訴訟とは?
東京地方裁判所平成30年(ワ)第37265号 損害賠償請求事件 民事7部合議1係係属
原告:萌景さんの養父、実母、姉、弟
被告:Hプロ、佐々木氏、社員A、B フィールド愛の和(取り下げ済み)
請求:9268万9584円の支払(遺族4人の合計)
という内容。
【名誉毀損だとする表現行為】
(1)ご遺族及び原告弁護団による第一訴訟の提起会見による発言
(2 )ERAのウェブサイトに掲載された内容
(3 )LFのウェブサイトに掲載された内容
(4)萌景さんのお母様が公表した内容
(5)望月弁護士が佐々木氏に言及したツィート
1から4は、第一訴訟に係る広報活動に関するものであり、被告らの共同不正行為と捉えられるもの
5は望月弁護士が個人的に行ったツイート行為
【名誉毀損に当たると主張してる内容】
(1)過重労働に関するもの
🔵第一訴訟原告団(遺族側)の主張
Hプロらが、違法な労働環境で萌景さんを労働させ、平日、土日を問わず休みをほぼ取らせなかった上に、1日平均10時間以上、時には午前4時30分から翌日の午前2時までにわたるような長時間の過剰な労働を強要した結果、萌景さんは高校にも思うように通学できず、精神的に追いつめられて、過労自殺に至ったとの印象を受けるものと考えられる表現方法が行われた。
🔴第四訴訟原告側の主張 ⇨遠方でのイベントの際に、集合時間が午前4時30分となったことや、解散時間が午前2時になったことは一回ずつあったが、午前4時30分から午前2時まで連続して拘束したという事実は存在しない。休みをほぼ取らせなかったという事実もなく、平成30年1月以降の萌景さんの活動日数は、月に10日未満である。
萌景さんが通っていた通信制高校のスクーリングについても萌景さんはイベントとの関係で高校出席が可能であった日についても相当数授業を欠席しており、その結果、出席数不足となっていた事が高校に保管されていた記録から判明しており、Hプロらが過重労働を強いいたために萌景さんの学習権が侵害されたとする主張は当たらない。
(2)パワハラに関するもの
🔵第一訴訟原告団らの主張
Hプロにおいては、日常的にスタッフが萌景さんに対して、パワハラを行っており、高圧的なlineメッセージを大量に送信した上に、時には「ぶん殴る」(資料1)などと暴力をちらつかせることもあり、このようなハラスメントにより萌景さんが精神的に追いつめられ、自殺に至ったとの印象を受けるものと考え
る表現行為が行われた。
🔴第四訴訟原告弁護団らの主張
⇨実際には、スタッフが萌景さんに送信したメッセージは「次また寝ぼけた事言い出したらマジでブン殴る(*゚ー゚)=○)゚O゚)パンチ!」 という顔文字のものであり、勘違いにより、愛の葉Girlsからの脱退を考えていた萌景さんが今後も活動を続ける事を決意したために、これに対する激励の意味を込めて送信したものである。萌景さんとスタッフは親しい関係にあり、このスタッフは、萌景さんの受験直前には「何が何でも受かるようにガッツリ勉強しろよ!」「とにかく今は高校受かることだけを考えろ!」とメッセージ(資料3、4)を送るなど、萌景さんの学業を応援し、積極的に後押ししていた。萌景さんも、このスタッフの「次また寝ぼけた事言い出したらマジでブン殴る(*゚ー゚)=○)゚O゚)パンチ!」のメッセージに対し、いわゆる「あっかんべー」(資料2)をした顔写真を送信している。 Hプロらはこのやり取りを含む、当該スタッフと萌景さんとの間のLINEのやり取り全ての履歴を、スタッフが萌景さんに対してパワハラを行っていなかった事の証拠として、裁判所に提出している。
(3)学費の貸付撤回に関するもの
🔵第一訴訟原告団(ご遺族側)の主張
佐々木氏らは、萌景さんに対して、松山城南高校への入学のための資金を貸し付けると約束していたにも関わらず、萌景さんが契約を更新しない事を申し入れた意趣返しとして、学費等の支払い期限である召集日の前日に、突如として貸付を撤回して、萌景さんの城南高校への進学を不可能にし、進学を断念させる事により萌景を絶望させ、自殺に追い込んだとの印象を受ける公表行為が行われた。
🔴第四訴訟原告弁護団(事務所)の主張
⇨平成30年3月20日、Hプロの社員が、学費を貸付ないまま萌景さんをHプロの事務所から帰したのは、直前に、萌景さんの母親から、生活態度に関する萌景さんへの指導を依頼されていたからである。
社員は、母親から上記のような依頼を受けたために、風邪を引いて自宅で寝込んでいた佐々木氏に特段相談することもなく、萌景さんに対し、佐々木氏は生活態度のよくない萌景に学費を貸そうとしてる訳ではないとして、よく考えて、佐々木氏に直接連絡するように告げた上で、萌景を帰したものである。
その後、社長は、佐々木氏に対して、萌景さんに説教した旨を伝え、翌日の召集日までに松山城南高校に12万円を持参しなくてはならないので、用意していた現金を交付している。当該社員はその上で、平成30年3月20日の夜、 萌景さんの状況を確認するメッセージを母親に送信し(資料5)、電話で、お金は用意しているので、佐々木氏への連絡を萌景さんにさせるように母親に促している。母親も、(注釈・当日の夜に)佐々木氏が12万円を用意して待っている事を、当該社員から告げられた事については、メディアの取材などで述べている。したがって、客観的にみて、佐々木氏は学費12万円を萌景さんに渡す事ができるように用意していたのであり、母親もその事を認識していたのであるから、Hプロらが萌景さんの学費を不可能にしたという事実は存在しない。そもそも、最終的に子の学費を負担するべきなのは親である事はいうまでもない。
🔵第一訴訟原告団(遺族側)の主張
(4)一億円発言に関するもの
佐々木氏が、本件グループ(愛の葉Girls)を辞めると言った萌景さんに対し、「違約金一億を払え」などと、明らかに法律的根拠のない不当に高額な金銭の要求を行い、萌景さんを脅迫した事の印象を与える表現行為が行われた。
🔴第四訴訟原告弁護団(事務所)の主張
一億円を払えという発言自体が存在しない。一億円という金額自体が突拍子もないものであり、12万円を萌景さんに渡すために待機していた佐々木氏の発言として、いかにも不自然なものである。萌景さんからの発言を聞いたとする萌景さんの交際相手及び母親の証言が存在するものの、何故そのような発言が行われたのか具体的な理由は述べられておらず、萌景さんが交際相手と同じ高校に行く事ができなくなった衝撃から衝動的に嘘をついた可能性も十分に考えられるところであり、佐々木氏が実際に発言をしたという証拠にはならない。
(5)望月弁護士のツイート
望月弁護士が、自らのアカウントに置いて、佐々木氏が意図的に週刊誌の取材に対して虚偽の回答を行ったとの事実を指摘して、佐々木氏を非難したもの。(記事)
【Hプロらが被った損害】
被告らによる広報活動の結果、不特定多数のものが、佐々木らのハラスメント行為により、萌景さんが自殺に至ったと信じ、Hプロらに対し、多数の業務妨害、脅迫、名誉毀損等の攻撃が行われた。
SNSには、佐々木氏を人殺しと避難する大量の書き込みが発生し、佐々木氏の家族の写真を晒す者も発生した。SNSに留まらず、Hプロに対しては、大量の迷惑メールやいたずら電話が行われ、もっとも過激な者は刃物を送付し、脅迫の罪により」懲役刑(実刑)に処せられた。
被告らが行った表現行為の内容からすれば、Hプロや佐々木氏に対して、嫌悪感を示すものが多数現れ、攻撃を行うであろう事は、容易に予見できることであったと考えられる。
********************************** 引用終わり〜
大本事件:裁判の説明
現在、大本事件では二つの裁判が同時進行しています。
愛媛県松山市で農業アイドルとして活躍していた大本萌景さん(おおもと・ほのかさん 当時16歳)がH30.3.21日早朝、自宅で命を絶ちました。萌景さんのご遺族は萌景さんが所属していた農業法人・ Hプロジェクトにその責任があるとして、約9200万円の損害賠償を請求する民事裁判を起こしました。事件番号は東京地裁「平成30年(ワ)37265」
これを第一訴訟とします。
第一訴訟で被告にされた愛媛県のイベント会社がご遺族とご遺族の弁護団のうち三名を訴えた裁判がありましたが、これは当該会社が第一訴訟の被告から外れたために、取り下げが決まり、8月4日に原告側代理人とともに記者会見が行われ、取り下げが発表されました。
事件番号東京地裁「平成31年(ワ)1450」
これを第二訴訟とします。
今月16日日開かれる裁判は萌景さんのご遺族が農業法人・ Hプロジェクトに対して生前の萌景さんへの賃金未払いがあるとして、その支払いを求める訴訟です。
裁判期日・令和一年10月16日13:30分 東京地裁517号法廷で開廷予定。
事件番号「令和一年(ワ)23219」
これを第三訴訟とします。
今回、10月11日に提起された佐々木貴浩氏と Hプロによる損害賠償裁判。
これがこれから始まる第四訴訟です。
事件番号「令和元年(ワ)27521」民事部48
裁判期日は、追ってまた詳報します。
※原告・被告を含む、関係者からこの書き出しについて、苦情が出た場合は予告なく削除する場合があります。また、本文の流出を防ぐために微妙にスペースを開けたり、句読点を変えたりしている場合がございます。ご了承ください。
愛媛ご当地アイドル訴訟(平成30年(ワ)37265)の原告である大本萌景さんのご遺族と弁護団が新たに起こした訴訟について、わかる範囲で記事を更新します。
【第三訴訟(賃金未払い訴訟) 訴訟内容】
訴状は7月1日付けで作成され、7月2日に松山地方裁判所に出されています。
(訴状は東京地方裁判所へ送付予定)
令和一年(ワ)第276号
内容 未払い賃金請求事件
訴額 8万8096円
印紙代 1000円
(仮執行宣言付き)
原告 愛媛県松山市 大本茂 大本幸栄
代理人 河西邦剛 同 佐藤大和 同 向原栄太朗
同 望月宣武 同 安井飛鳥
連絡先 レイ法律事務所
被告 Hプロジェクト 代表取締役 佐々木貴浩
訴えの趣旨
平成29年の愛の葉Girlsレギュラーメンバーのマネジメント契約書では販売応援一回につき2000円の給与。同年10月以降は販売回数に関係なく月額3000円。
萌景さんは同年7月から9月まではHプロで清掃等のアルバイトをしていたことを理由に販売等については無給とされた。実際、販売応援に関してHプロから萌景に支給された給与は以下の通り1万1000円である。
平成29年
6月 2000円 7月18日支給
7月 0円(Hプロでアルバイトをしていたため販売応援について無給)
8月 0円(Hプロでアルバイトをしていたため販売応援について無給)
9月 0円(Hプロでアルバイトをしていたため販売応援について無給)
10月 3000円(同年11月17日支給)
11月 3000円(同年12月15日支給)
平成30年
1月 3000円(同年2月17日支給)
萌景の労働に関わる賃金のうち8万8096円が未払いとなっている。これを遅延損害金とともに支払え、ということです。
「Hプロは萌景を始め本件グループのメンバーの労働力により収益をあげているのであって、メンバーに対する金銭交付は、労働に対する正当な対価である。被告の恩恵的に与えていたという主張は未成年であるアイドルの労働力の搾取である。」
というのが大まかな趣旨です。
まだ被告側からの正式な書面での反論は出ておらず、訴状は東京地方裁判所に送付され、新しい事件番号がつく模様です。
ですが今年4月22日に被告側(渥美陽子氏らの弁護団)から記者会見で配られた資料にはこのように書かれています。
H31.4.22((月)16:00~16:30 愛媛ご当地アイドル自殺訴訟 被告側記者会見資料 3Pより〜
あくまでも一部抜粋の引用です。
【第三訴訟 原告側の訴え】
「原告側の主張」タイトル「Hプロの性格,搾取の行動」に「萌景さんは平成29年4月から中華料理屋でアルバイトを始めたが、佐々木氏から本件グループの活動を優先するように言われた。アルバイトを始めたが佐々木氏から本件グループの活動を優先するように言われ、アルバイトを同年5月には辞めざるを得なかった。その後萌景はHプロ内で雑用のアルバイトをさせて労働力を搾取した。(準備書面(1)61〜63頁)とあります。
これに対する被告側の反論
「そもそもHプロは芸能プロダクションではない。「愛の葉Girls」も農業生産法人であるHプロが行なっていた愛の葉農園のPRの為に作られたグループであり、一般的な芸能プロダクションとは同等には考えられない。原告らはしきりに「搾取」を強調するが、Hプロが「愛の葉Girls」の活動で利益を得ていたことと萌景さんの自殺がどのように結びつくか全く不明である。原告らはここでもHプロを不当に貶める印象操作を行おうとしている。」
「萌景さんが中華料理屋でのアルバイトを1カ月足らずで辞めたのは「餃子を焼くのが嫌だったから」であると聞いている。萌景さんが通信制高校の学習で用いる教科書を無償で受け取る為には、アルバイトで90日以上勤務することが必要であった。Hプロは、アイドル業では教科書の無償交付の対象にならないとの相談を萌景さんから受け、必要な日数だけ萌景さんをアルバイトとして雇うことにした。萌景さんがHプロでアルバイトをしたのは平成29年7月から9月であり、教科書の交付のために最低限のものである。Hプロとして、萌景さんにアルバイトとして働いてもらう必要性は全くなかった。この件も萌景さんの自殺の何の関係があるのか全く不明である。」
と書かれています。
通信制高校にアイルバイトの勤務証明書を出すと、教科書代が無償になるので、Hプロは仕方なく、アルバイトをしていたことにして(実はほのかさんはHプロで全然働いていなかったらしいです)いたというのが真相のようです。
萌景さんが通う定時制の教科書代を無償にするための方便を事務所側が取っていたら、いつのまにか「労働搾取」などと言われて訴えられるとか、ちょっとひどい話ですね。
子供の教科書代くらい払え
この裁判は望月弁護士らが主催する LF(リーガルファンディング)の支援対象ということですがLFの趣旨は萌景さんの自殺に対してご遺族が被告に責任を求める裁判費用への支援です。なのでLFは「Hプロの賃金未払い事件」が萌景さんの自殺に関連があるという立証をすべきです。違法な労働環境で働かせていたことも争点の一つ。
原告側はほのかさんは加重労働と学費撤回で平成30年3月21日に心身疲労して自死につながったという主張で裁判を起こしましたから、それ以前の平成29年夏から秋にかけての「賃金未払い事件」は争う内容が違うのではないでしょうか?渥美弁護士の主張通りに、仮にHプロがほのかさんに「賃金未払い」や「労働搾取」をやっていたとしても、自殺に結び付けられる因果関係は認められないのでしょう。
これをリーガルファンディングで集めたお金を使ってもいいのでしょうか?
そもそも、そんな無賃アルバイトをさせる事務所に何故通わせていたのでしょうか
この裁判は募金を集めた「芸能事務所のパワハラ、アイドル自殺問題」などを争点にする前に、萌景さんへの労働問題が違法だと立証されてからその労働内容の安全管理義務違反でHプロに賠償請求の裁判を行い、Hプロ所属だった「愛の葉Girls」が株式会社「フィールド愛の和」に移籍したことによって安全管理義務違反の損害賠償請求義務も「フィールド愛の和」に承継されたのだと訴えるのが正しい順序だったと思いますが。
「フィールド愛の和」はほのかさんが所属していた「Hプロジェクト」のアイドルユニット「愛の葉Girls」をほのかさんの自死後に引き受けた愛媛県松山市の広告代理店兼イベント業者でしたが、ほのかさんの死の責任とその負債も事業継承の時に受けたとして、第一訴訟でHプロジェクトと共にご遺族から訴えられていたので、営業毀損や名誉毀損などで提訴していましたが、(第三訴訟)遺族側の訴訟取り下げを受けて第三訴訟は取り下げが決まりました。
以上です。画像はいどちゃん @ido_nikon さんより提供!2017年7月23日イベントにて。
※訴訟の取り下げなどあり、古くなってしまった情報がありますので、あちこち修正して行きます。
ある日の夕方、リーガルファンデングについて、とても面白いお話をしてくださる方が現れたので記録します。本当に面白いので、ぜひ。(わたくしの不適切な表現は一部削除してあります)
この会話は4月18日PM6:12から始まりました。
登場人物
管理人
k氏
管理人:ややこういう弁護士さんは散見されるかなぁ。
>弁護士自治を治外法権かのごとく履き違え、批判を許さぬ、批判を受け付けぬという特権意識の発露として
~ 【謎の紳士登場】~
k氏:同感です。
管理人:有難うございます。今追ってる「農業アイドル自殺事件」の弁護団もこのような感じですね。CFで裁判資金を集めてるのですが、裁判内容に重大な被疑があり、支援者が質問するとブロックします。これを「弁護士至上主義」と呼んでいます。
k氏:まだ事務所が黒と決まったわけでもないのに、クラウドファンディングの過程で悪評が広がり、事業に大ダメージを受けたと聞いています。さらにM&Aの譲受会社は無関係なのに巻き込まれたと聞いています。
管理人:>M&Aの譲受会社は無関係なのに巻き込まれたと聞いています。
はい訴状を読みました。会社法としても、時系列としても当該は全く関係ないのにも拘らず、訴状に名前を入れられ、国民的関心を呼んだアイドル自殺事件の「関係者」とされ数多くの取引先から打ち切りにあったそうです。「訴訟被害者」です。
k氏:もし裁判の結果、このM&Aの譲受会社が白ということになったら、これはとんでもない話だと思います。弁護団はどう落とし前をつけるつもりなのでしょうか。
管理人:まず、CF(募金)で裁判をしてしまったこと、その内容を報告しない、明細を出さない。裁判そのものに重大な被疑があること(証拠、証言の捏造)当該が濫訴の疑いが濃いこと。いくつもの弁護士職務基本法に違反しています。
被告側は渥美陽子氏を立てています。裁判は原告劣勢です。
k氏:そうなんですね。
k氏:M&Aの譲受会社の方が白となった場合、特に問題は大きいと考えます。全くの無関係なのに、巻き込まれたわけですから。訴える前に契約内容を確認しなかったのでしょうか。
k氏:ロースクール卒業の方は、その時点で旧司法試験の択一レベルというのは私の周りでは一般論です。あとはその後、旧司法試験組に追いつくために、どれだけ研鑽したかによって大きく差がついていると思います。
わたしの周りの弁護士はロースクールでも、研鑽を積み旧司法試験組とも渡り合っていますが、何もしないでビジネスや営業のことばかり考えている弁護士もいると聞いています。
管理人:そうなんですね!!謎が吹っ飛びました!ありがとうございます。
k氏:はい。ロースクール出身でも、専門分野を決めて高いレベルの先生もたくさんいます。僕の知っている先生は、企業再生を専門にして大活躍しています。相続専門の先生もいます。ただ話を聞いていると、旧司法試験組の人の何倍も勉強してきていると思います。何もやっていなければ、旧司法試験組との知識差はいつまでたっても埋まらないと思います。本件についてですが、弁護士がからんでいるのに金の流れが不透明というのは大問題と考えますね。
管理人:支援者が質問したら「手数料を引いただけで1円も使っていない」とのこと、集める人、運営する人が同一人物。監査も同じです。まず一般社会なら認められないこと。(この辺りは私の勘違いの部分が多いので、内容を確かめて修正します)
さらに新しく #破産者マップ 事件でもCFを始めました。まだ誰も提訴してないのに。これも内容はお答えできないとのことでした。
k氏:なるほど。一種の寄付金詐欺ではないかとの疑いをお持ちということですね。会計報告もしないのでは、一般の人が疑念を持つのは仕方ないように思えます。弁護士と言う専門家の立場から、皆が納得するように正面から答える義務があると思います。
管理人:はい、多くの支援者たちが怒りや疑問を感じ始めています。「手数料を引いただけで1円も使っていない」のであれば、その手数料は誰が受け取り、誰が管理してるのか?
#破産者MAP 事件では原告は数名確保していて現在募集してないのは何故か?裁判で名前を明かせるのか?疑わしいことばかりです。
k氏:破産者マップは訴訟に持っていくのは最初から難しいと思います。運営者が外国在住だったり、外国人だったら特定が至難だからです。また仮に訴訟に勝ったとして、預金口座を差し押さえて金をとるのはさらに難しいと思います。そもそも破産者情報などと言うのは、近所の図書館に行けば、誰でも何十年前のものまで全て検索できるのですから、あんなサイトに何の付加価値があるのか未だにさっぱりわかりません。
管理人:「弁護士至上主義」の弁護団のターゲットにされたら、一般人はとんでもないことになります。いくら裁判後に懲戒をかけられても、会社そのものが倒産したり、当該から自殺者が出たらとんでもないことです。
訴訟によって、です。こういう団体の監視システムが必要です。司法資格者が神になってしまう。
k氏:確かに白黒が出る前にクラウドファンディングで名前が広がるのは大問題ですね。
k氏:良くわかりませんが、問題の根は深そうに思えます。金の流れが不透明なことと、黒と決まる前にクラウドファンディングで悪評が広まり、事業に大ダメージを受ける会社が出ていることです。仮に黒だったとして、それは裁判官の決めた損害賠償金を払えば解決するのであって、それ以上にクラウドファンディングによる悪評拡散と言う制裁を受ける理由はないと思います。
管理人:そうですね、敵対企業が有名弁護士(国会議員並の権力ありますから)を雇ってCFでタダで相手企業を虚偽の内容で訴えて株価を壊滅させるなんてできてしまいますから、社会秩序を乱しかねないです。
k氏:このCFって弁護士に凄まじいリスクが伴いますから、普通の弁護士はやらないと思います。私の知っている弁護士は食うに困っていませんから、驚くほど危ない橋を避けます。中には痴漢に間違われるのが嫌だから、満員電車に乗らないという人もいます。そこまで行くと、ちょっと被害妄想気味なのではないかと思ってしまいますが、優秀な弁護士ほど極端なくらいリスクを嫌う傾向があるように思えます。
管理人:なるほど、わたくしの心配は少し的外れですね。とにかくこの事件は異質で異様なので、もう少し注目しますね。専門的ご意見、とてもありがたく、安心しました。ありがとうございます!!
k氏:とにかく遺族の人が少しでも納得できるような結果になることを望みます。 私は裁判の実務のことは良く知りませんが、芸能事務所には一定の管理責任・道義的責任があるという印象を持っています。
~了~
2017年6月1日の大本萌景さん。
いどちゃん
@ido_nikon さんより提供。有難うございます。
今日は萌景さんと萌景さんのお母さんが最後にやりとりしたLINE甲第18号証を書き出します。
自殺当日、萌景さんは訴状によると、泊まったお友達の家から帰宅、その日は愛の葉Girlsのライブイベントがあったために、萌景さんは出かける事に。
ここから〜萌景は行きたくなさそうに「自転車パンクしとるし。」と言いました。なおその後、萌景が亡くなったあと自転車を確認したところ、パンクはしていませんでした。その後、私たちは主人が運転する車で自宅を出発しましたが、私はほのかに対して9時58分頃「高校には辞退の連絡を入れる様に。」
とラインしました。この時点で萌景のラインに既読はつきませんでした。
(2)萌景が亡くなるまで
私は、11時21分、11時40分と萌景に対して、電話をしましたが、萌景が電話にでることはありませんでした。また私が萌景に対して電話した直後、田原さんから私に対して電話があり「萌景と連絡が取れない」と言われたため、私も連絡がとれないことを田原さんに対して伝えました。
そして12時頃、佐々木社長からも私に対して電話があり「萌景がイベントに来ていない!萌景がイベントに参加しないのは『愛の葉』の信用問題に関わるんですよ。お母さん、今日はお客さんが60人程入るんですよ」とこちらを焦らす感じで一方的に言われました。私は佐々木社長に対して「今出先なんです。」と伝えたところ、佐々木社長が私に対して「お母さん見に行ってもらえます?」と言われたため、「私がですか?」と確認しました。
すると、佐々木社長は私に対して「じゃあ、スタッフ向かわせます」と一方的に言い、電話を切りました。私が萌景を確認しに自宅に戻ろうと考えたたため、私は私の父に連絡をして、私たちがいるゲームセンターまで迎えに来てもらう事にしました。そしてその旨を佐々木社長に連絡したところ、佐々木社長から「もし萌景が動かないようなら連絡を下さい。スタッフを向かわせます。」と言われました。
私の父が13時20分頃、私がいるゲームセンターに到着しました。自宅に到着したのは13時40分頃だったと思います。自宅に到着後、私は車に自分の鞄を置いたまま、急いで萌景の自転車があることを確認し、また一階のリビングにもいないことを確認しました。そして私は萌景を探すために2階 への階段を登ったところ、すぐ目の前に萌景の紫色に変色した足が見えて、紫に白い模様が転々と沢山ある足を見て私は〜以下略
萌景さんのお母さんが最後に送ったメッセージは「高校には辞退の連絡を入れる様に」になる。ただし、ライン画像の添付はなし。訴状に記載あるのみである。(了)