傍聴記録倉庫

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松永成高

農業アイドル自殺訴訟 第四訴訟・第二回口頭弁論傍聴記「小出しに証拠を出さないでね!」「そんなに進んでないの?」裁判長の押しの強さに刮目


  2020年3月3日、午前十時から東京地裁806号法廷にて大本事件・第四訴訟の第二回口頭弁論が開かれました。傍聴者は七人。
 
 民事第48部 合議A係

 裁判長 氏本厚司

 裁判官 鈴木友一

 裁判官 西條壮優

 書記官 上木麻里衣


 


 原告・愛媛県松山市の農業法人「 hプロジェクト」の代表取締役、佐々木貴浩氏
 被告・大本家のご両親と日本エンターテイナーライツ協会(ERA)一般社団法人リーガルファンディング、他個人としての名誉毀損として望月宣武弁護士。

 筆頭被告は「芸能人の権利を守る 日本エンターテイナーライツ協会(ERA)」でした。

 原告代理人・渥美陽子弁護士、松永成高弁護士 、宮西啓介弁護士


  

 被告代理人・大本夫妻の代理人 森伸恵弁護士 ERAの代理人 西畑博仁弁護士


 今回が実質的な第一回口頭弁論ということで大きな動きはなったのですが、特筆するのは、裁判長の被告側の牛歩戦術を牽制する仕切りが見事だったということです。被告側は証拠提出の準備期間を「二ヶ月」と申請しましたが裁判長にあっさりと一月半に抑えられてしまいました。

 この裁判は被告が原告の名誉を傷つけ、社会的評価を低下させたという事への損害賠償請求事件です。
ですので、被告側は第一訴訟での主張に真実相当性があり、訴えは正当なものだったと主張して原告の訴えを退けなければなりません。

 なので当然の訴訟進行として、裁判長は進行中の第一訴訟での「被告の主張に真実相当性がある」事を立証せよ、その証拠を出せと、いう指揮をとります。そしてその準備期間は「二ヶ月くらいかかる」と被告側代理人が答えると「そんなにかかるの?」と訝しみ、「証拠を小出しにしないでね!」ときっぱりと牛歩の道を塞ぎました。

 第一訴訟での被告(第一訴訟の原告/ご遺族側)のやり方は牛歩なのでは、との声が上がっていましたが、どういう察知能力なのか、第四訴訟ではその道は塞がれました。第四は思ったよりも早く進みそうです。

 被告側の代理人弁護士が「甲号証は400あり、乙号証は270ある」と証拠提出準備の困難さを裁判長に訴えると裁判長は眉を顰めました。裁判の争点を立証する甲号証は多ければ良い...という事ではなく、この争点の主張の裏付けはこれ!こちらの争点の主張の裏付けはこれ!というように裁判官に的確で最有力の証拠を選抜して素早く提出、良い判決をもらうのが優秀な弁護士としての、腕の見せ所のはずですが...

  これに原告代理人弁護士の松永弁護士が「しかもその甲号証のほとんどはLineの写しです」と裁判長に主張してこれはやはり、被告側の真実相当性を立証する証拠の裏付けが薄いかもしれない...という事が伺われました。

 第一訴訟の内容が本件裁判と重複しているか?などのへの質疑応答が続きました。裁判長は現在の訴訟進行状況を渥美弁護士に聞き、渥美弁護士はメモを見ながら(第一訴訟について)「人証の申請が行われ、これから意見陳述です」と答えました。裁判長は訴訟進行が遅い... というような感想を述べ、「次はいつ?」との問いに宮西弁護士が「4月10日です」と答え、それに合わせて裁判長は被告側の第一訴訟での主張の真実相当性を立証する証拠提出期限を4月10日と区切り、次回期日を決めてこの日の口頭弁論は終了しました。


   🔶次回期日2020年4月21日(火)
   午後一時十五分から806号法廷で
   開廷予定です。
   お時間ある方は傍聴にご参集を!!


農業アイドル自殺訴訟 第三訴訟(賃金未払い訴訟)第三回口頭弁論が開かれました。





 2020年1月28日、東京地方裁判所で午後一時半から517号法廷で大本事件の賃金未払い訴訟(第三訴訟)の第三回口頭弁論が開かれました。

 
 原告(ご遺族側)は河西邦剛弁護士一人が出廷。
 被告(事務所側)は渥美陽子、松永成高、宮西啓介の各弁護士が出廷。


 本日も証拠調べ、双方の書面を確認する事で終わりました。
裁判長は「労働契約性」が争点だと述べました。


  販売応援指示があったのか?それに従わない場合はペナルティがあったのか?

 進行として労働契約性、労働契約性を判断する




 

  裁判中に松永弁護士が判例について裁判資料の記録を取り寄せたいと言っていましたが、これは第三訴訟の訴状「令和元年(ワ)23219」7P〜8Pに記載がある判例の事で、それを書き出します。

 「東京地判平成28年3月31日(平(ワ)19440号)判夕 1438号164頁)は、本件と同様の契約内容等であった事案において、上記と同様の考察をした上で「マネジメント専属契約」が労働契約である旨判断した。さらに後記する通り、萌景は、被告の指示に従って、芸術的要素のない単純な労務である売り子業務に従事しており、本件契約は、上記裁判判例に係る「マネジメント専属契約」にも増して労働契約と評価される事実が存在する。 」

 渥美弁護士によると、高裁で和解が成立している事案という事でした。



 次回期日2020年3月24日(火)10時20分より517号法廷(予定)

 傍聴された方へ。天候不順の寒い日にお疲れ様でした。
 是非次回も傍聴にご参集ください。
 傍聴人が少ないと非公開になり、結審が早まる可能性がございます。

農業アイドル自殺訴訟 大本事件・第四訴訟・原告側記者会見 詳報 10月11日 


 愛媛県で農業アイドルとして活躍していた大本萌景さんの自殺を巡る「愛媛ご当地アイドル訴訟」はついに第四訴訟(第一訴訟の被告側が原告と原告側弁護団を訴える)が始まりました。今月11日に開かれました記者会見の詳報です。今までの資料と合わせてお読みいただければ幸いです。
記者会見資料(1) (2)


  2019年10月11日 午前11時から東京都内の司法記者クラブにて

 


幹事社「今回、Hプロからの裁判の提起は初めて?」
渥美弁護士「はい」

幹事社「事件番号を教えてください」
渥美弁護士「令和元(ワ)年27521 民事48部になります」


共同通信記者「別の訴訟と併合を求めたりすることは・・・」
渥美弁護士「第一訴訟なんですけど概ね双方の主張が出揃っていて、ご遺族側から専門医の意見書が出るということになっておりまして、人証調べに入る段階に入っております。そういったことで、併合はせずに、ということになるかと思います」


フリー記者「第一提訴の原告団の弁護士は被告側の渥美先生に(大本萌景さんの)スケジュールを確認させてほしいと、法廷で何度もお願いして、傍聴席から失笑が起きていたんですけど、もしかしたら、ひょっとして、これ、原告の弁護団がよく調べずに、一方的に、ご遺族の内容だけ聞いて、訴えられた不当提訴だということを先生は仰りたいのですかね」


渥美弁護士「その点については、ご遺族側の弁護団が、第一訴訟の提訴時に、全く、事前に何の連絡もなく突然Hプロジェクトに対して訴えられたのですが、その理由について、「真実を発見するために、何もまずは聞かずに訴えました」と、そういう内容の報告を、述べられておりまして、なので、そう言った意味では、事前の調査は、あまり、少なくとも、こちらに対する調査はされずに訴えられたということになります」

フリー記者「......」

渥美弁護士「この点は、この訴訟の関係では、先方が真実相当生の抗弁を立証出来るかという所に関わってくる問題になってくるかと思いまして、社会的評価を低下させる表現をした場合、その内容が真実であると信じるに足りる相当な理由がある場合というのは、不法行為が成立しないということになっているんですけれども、(原告側の主張とする)信じるに足りる相当な理由が、(今の状況では)なかなか認められにくい状況であるのかなと考えております」


記者クラブ記者「最後の資料4Pの(刃物を送って)実刑に処せられてというのは...被害届を出されて、裁判が開かれて、ということでしょうか?可能な範囲で詳細を教えていただければと。いつ頃判決が出た?(犯行は)お一人ですか?」
渥美弁護士「一人です。今すぐに資料が出ない。「こう言った判決になった」ということが被害者通知で来ています。判決は今年の7月31日に出ております」
記者クラブ記者「内容は」

渥美弁護士「内容は...包丁を送りつけてきたことです。手紙とともに包丁を送りつけてきた」
記者クラブ記者「実刑?懲役は...Hプロだけでなく?一件だけではなく?」
渥美弁護士「懲役は2年なんですけど、Hプロだけでなく、どこまで申し上げていいか」
記者クラブ「どこの裁判所ですか」
渥美弁護士「東京地裁」

記者クラブ記者「他の方にも脅迫しているのをまとめて?」

渥美弁護士「そこは確認してみないと」

読売新聞記者「メールですとか、イラズラ電話の件数とか、損害の算出の仕方について、教えていただければ」


渥美弁護士「損害の算定方法についてなんですけど、今回の求めている請求は、佐々木氏に対する精神的な損害という部分と、Hプロジェクトについては、社会的評価の低下自体による受ける損害について、金銭評価をしたという所の部分になります。名誉毀損による慰謝料の額を算定する時の考慮要素としては一般的に加害行為の動機、目的や名誉毀損の内容、事実の流布の範囲、伝播力、流布による表現者側の利益、とか、社会的評価低下の程度ですとか、被害者が被った経済活動や社会生活のおける不利益等があげられるんですけども、特に今回重視した点としてはですね、名誉毀損の内容は、過重労働やパワハラを理由に萌景さんが自殺したというショッキングなのもであること、社会的信用のある職業である弁護士が五名も関与して、大体的な記者会見されたということで、各種メディアによる報道も非常に大きく行われたと、事実の流布の範囲、伝播力ということですね、これらの結果、原告らの社会的評が大きく低下し、日常生活や会社の経営に多大な支障が高じたことに考慮して、金額を決めさせていただいたということです。メールの件数は...」

松永弁護士「メールの件数につきましてはだいたい、フルネームで分けると、10件ぐらい。ただですね、その中に全く同じ文面のものですね、50通くらい送られているのがあるんですね。「人殺し 会社社長が 責任とって首つれや 」という同一の文面のものが約50通近く送信されています。それ以外に... 約9通ほど、脅迫の内容のものが送信されておりましてこちら、裁判の方に訴状と一緒に証拠として提出しております。」


記者クラブ記者「約60通ということですか」
松永弁護士「訴状には一部については50通プラス9通ということで書いております」


松永弁護士「10月11日にちょうど一年前ですけども、この日から約二ヶ月後の、11月30日までに6件の脅迫電話ありまして、そちらボイスレコーダーに録音しております。脅迫電話以外にも無言電話が結構な数があったということで、件数は記録しておりません」

松永弁護士「これら以外にもハガキ、脅迫の文言が書いてあるとハガキであるとか、人の頭蓋骨の絵が描いてある年賀状であるとか、ゴミが送りつけられて、なぜか加湿器が会社の従業員に送りつけられてきたんですけども、加湿器と書いてあるのは伝票だけでして、中には中を開けてみると、ゴミが入ってるというのがありました」

フリー記者「被告の中に弁護団五人が入っておりますが、渥美先生の方に何か反応があったか?」
渥美弁護士「昨日、申入書、という形で送りましたが」
フリー記者「反応がございましたか」
渥美弁護士「特に何も...」

松永弁護士「会社員への嫌がらせついて。質問されてましたので、補足いたしますと、ナイフ、刃物送られてきた時に、同封されていた手紙がありまして、架空の偽名と、本人のものでない住所が書いてあったんですけども、昨年の10月20日付けで、「Hプロジェクト株式会社代表取締役・佐々木貴浩様」と書いてありまして本文が「愛の葉Girls・大本萌景を自殺に追い込んだようですが、必要な道具を同封しましたので、同じステージに行かれてはいかがでしょうか。」架空の実際には違った勤務先が書いてありましてどこどこの誰々だと書いてありまして「覚えておけ」という非常に恐怖を感じさせるような手紙が送られてありました」


松永弁護士「厳密には包丁でない刃物である可能性がありますので、報道される時は、刃物という形で書いていただければと思います」

フリー記者「いろんな方に送りつけてたわけですか?その方」
渥美弁護士「わからない」

松永弁護士「刑事事件の記録の方を、証拠として取り寄せて、この民事事件の証拠として、出すということはあり得ます。実際にそれをするかどうかどうわかりませんが、可能性としてはありえます」
フリー記者「(記者会見されたことによる)報道被害・反応の証拠として、ということですか」
松永弁護士「そうです。そのためにこういう刑事事件に発展したという形で主張することはあり得ます」


NHK記者「名誉毀損の中で萌景さんのお母さんの手記、この手記の中では、どういったものが内容が名誉毀損になるか」

松永弁護士「手記の中には、Hプロジェクトが、萌景さんに学業を行わせなかったことに関する下り。具体的には、過重労働の所とも重なるのですが、仕事との両立が難しく、事務所からは仕事を優先させるスケジュールを組まれていた事、そのために前期の登校日には八日間中、四日間しか行けず、四教科の単位を落としてしまった、後期に至っては一回も登校しなかった。こうして萌景さんが仕事の影響で単位を取れず、平成29年12月に通信制の高校を退学してしまったと、例えばこういうことが書いてあります。先ほど、渥美の方から申し上げていました通り、Hプロジェクトの仕事とか活動がすごく大変だったという事実はなくて、萌景さんは、仕事と特に重なってない日でも、通信制の学校の対面授業、スクーリ二ングを多数回休んでいたことが判明しております。高校から学習の記録を取り寄せております。ですので、怠けであるとか、サボりであるとか、そういったものと近いと我々は考えているんですけれども、お母様の手記ではあたかも、芸能活動が厳しかったために、学校に行けず、学習権が侵害された。というような主張がされておりまして、これが名誉毀損に当たると考えております。他の報道と、記者会見のような 重複する所ありまして、貸付の申し出の撤回であるとか一億円発言ということになります。これはまだ、ERAの HPに掲載されておりますので、内容を確認してただけるかとは思います」 


記者クラブ「メールとか手紙とか、先ほどおっしゃっていたものは、包丁とか、会社宛に送られてきたのか個人宅と会社と混ざっているのか」
松永弁護士「先ほど、スタッフの方に、加湿器と称してゴミが送られて来た時は、会社宛に送られて来ました」
渥美弁護士「個人に対してというのもあるんですけれども。会社宛に。表に出てているのは会社の住所なので」

松永弁護士「ハガキも、大体の人はメールで送りつけてくるんですが、時々郵便物を送りつけてくる。
ハガキの中では、「人を殺した佐々木貴浩 発言、文章 人間として最低 同じ思いをするべき 国民の敵   国民は見ている  国民の前で謝罪しる(ママ) 人を殺して逃げるなよ 国民は見ている」というのがありました」 


フリー記者「学費貸付(を撤回されて)で萌景さんは亡くなったんだと、多分、ご遺族側は主張されてると思うのですが、これ、16歳の女の子の高校に行きたいという学費を、ご両親が用意しなかったということがよくわからない。色々、主張対比表も読ませていただきましたが...萌景さんは再婚のご家庭でご実父、お義父様、お母様、(健在である)お姉さまは(成人して)働いていらっしゃる。ごく普通の一軒家にお住まいになっている。とても、極貧の家庭には思えない。学費を出さない。そもそも、その原点がよく、わからないのですが...」  
渥美弁護士「ご遺族がわの主張は、お母様の手記なんかにある通りだと思うんですけど 我々としてもそれについて、納得のいく回答というのは得られてないと考えております」

フリー記者「むしろ家庭内のストレスで萌景さんは自殺に追い込まれた、という視点も出てくるとかは思うのですが、この話を聞いていると...」
渥美弁護士「第一訴訟で触れている話でもあるんですが、今この場で申し上げられる話ではない」
フリー記者「わかりました。ありがとうございます」


           *******記者会見 終了********

記者会見で会見資料を読み上げる渥美陽子弁護士(右)と松永成高弁護士(左)
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農業アイドル自殺訴訟【速報】 Hプロジェクトと佐々木貴浩氏が萌景さんのご遺族と弁護団を提訴



 令和元年10月11日、午前11時30分より、東京霞が関の司法記者クラブにおいて、あつみ法律事務所の渥美陽子弁護士らによる、Hプロジェクトと佐々木貴浩氏が大本萌景さん(16歳 当時)のご遺族と弁護団を提訴することを発表する記者会見が行われました。

 事件名は第一訴訟で提訴されたことによって被った損害賠償請求事件です。

 事件番号は 民事部48 令和元年(ワ)27521

 ◼️原告は

 Hプロジェクトと佐々木貴浩氏

 (以下 Hプロ、佐々木氏と表記します)

 ◼️被告は

 大本萌景さんのご両親
 
 日本エンターテイメントライツ協会
 (以下ERAと表記します)

 佐藤大和、望月宣武、河西邦剛、安井飛鳥、向原栄大朗 の各弁護士


 一般社団法人リーガルファンディング(以下 LFと表記)

 ERAは佐藤大和、望月宣武、河西邦剛、安井飛鳥、向原栄大朗の各被告が代表理事。

 LFは望月宣武被告が代表理事を勤めています。


 ◼️請求金額

 Hプロから被告に対する請求金額  3300万円
 佐々木氏個人から被告に対する請求 330万円
 佐々木氏個人から望月弁護士に対する請求 33万円


 訴額は計3663万円です。

 追って詳報します。

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左から松永成高弁護士、渥美陽子弁護士、宮西啓介弁護士、宮本祥平弁護士、司法記者クラブにて
いずれもあつみ法律事務所所属。

フィールド愛の和が原告の第二訴訟・第三回傍聴記と懲戒請求について


 2019年7月17日、10:40分から東京地方裁判所民事24部703号法廷にて「株式会社フイールド愛の和」が原告の第三回口頭弁論が開かれました。
開始時刻が10分遅れたのは書記官が担当した裁判が長引いたからです。
裁判は10〜15分くらいで終わってしまいました。

 今回の裁判は文字数が少ないので、私が今行なっている懲戒請求についての経緯を書き添えました。


   事件番号平成31年(ワ)1450 
 民事部24部

 原告   株式会社フィールド愛の和 大井光雄

 原告代理人 渥美陽子
  
 被告   大本茂 大本幸栄 望月宣武 佐藤大和 河西邦剛 一般社団法人リーガルファンディング

 被告代理人 

 傍聴者約15名


  主に証拠書類の確認と次回期日が決まっただけでした。


 ここから傍聴記録
(裁判長の声が聞き取り辛く、ほとんど理解できませんでした。)
 
 渥美弁護士: 証拠書類まだ不鮮明で確認ができないです。愛の葉Girlsという記載あるところが確認できない。これ以上鮮明なものは持ってないという事ですか

 佐藤弁護士:はい、これ以上鮮明なものは持ってないです。


 愛の葉Girlsの移籍契約書のやり取り〜

 

 裁判長:愛の葉Girlsの立証趣旨が 移籍契約の内容であると・・・(以下ほとんど聞き取れず)

 望月弁護士: ご相談ですがよろしいですか?(と別訴との併合についての確認を求める趣旨の発言)

 裁判長とのやりとりがあり、

 裁判長:現時点では併合する事にはなっていません。そういう事で被告側で書面を出される事になりますが・・・

 以降、次回期日のすり合わせ〜

※この裁判は取り下げが決まりましたので、以下の口頭弁論予定はなくなりました。
一応、記録として残しますが間違って裁判所に行かないようにしてくださいね。


「 ■次回裁判期日 10月16日(水)午前10:30分から703号法廷にて開廷です。
大本事件の次回裁判は第一訴訟が9月ですから随分裁判の期日が空きますね。

 秋には関心も傍聴者もぐっと減ってしまいそうです。
被告側は第一回の口頭弁論から併合(第一訴訟と第二訴訟を合わせて審議する事)についての意見を述べてました。この日の裁判では双方から「和解」の文言は出ませんでした。併合については何度も意見が出されましたから、被告側が望んでるのは和解ではなく併合審なのだろうなぁ、というのがこの日の感想でした。」




 懲戒請求について。

 管理人は7月1日付けで東京弁護士会に所属する弁護士さんを懲戒してもらうよう、東京弁護士会の綱紀委員会に懲戒請求書を提出しました。この事案は結果が決まるまで公表するつもりはありませんでした。

 ところが、東京弁護士会が発送した懲戒請求の「調査開始通知」が相手がた弁護士さんに届いたらしくご自身のTwitterで私と分かるような表現を使って懲戒請求されたことを発表しました。

 なので私も、事情をかい摘んで説明することにしました。東京弁護士会の綱紀員会に懲戒を求める内容は、私に対してのいくつかのハラスメント行為に対してです。それを証拠書類と共に書面を作り、7月1日、東京弁護士会に直接持参し、同日綱紀員会に調査命令が出されました。

 その調査開始通知が東京弁護士会より7月8日付けで私と当該弁護士に発送され、9日に受け取りました。訴状に記される事件番号と同じ、事案番号もつきました。その同日午後、当該弁護士さんからブロックされましたので、相手がたも通知受け取りがあったのだと推察しました。

 懲戒請求した理由は私と同じような嫌な思いをフリー記者(特に女性)にして欲しくない、という気持ちからです。

 また、当該弁護士から謝ってほしい、という気持ちもあります。
もしも、向こうが謝罪したい、という事であればそれは受け入れるつもりです。
(ただし、その可能性は100%ないと思っています。)

 今後何かしら綱紀委員会から連絡があれば、その都度ではなく、大きな事案があればまとめて結果をお知らせします。この事はブログを読んでくださる方々に大きく騒ぎ立てることではない、と思っています。「裁判傍聴記録、報道検証を残す」というこのブログの目的・趣旨から外れる事だからです。

 調査結果は早くて2ヶ月、遅くて半年、最悪何年も放置されることもあるようで、そうなった時のために、日弁連に異議申し立てをすることも視野に入れて、静かに東京弁護士会からの報告を待っています。


 
 以上です。



今日の落書き。すみません。時間が短かったのでこれだけです。
被告席の弁護士さんの名前が知りたい。。。

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農業アイドル自殺訴訟 #望月宣武 弁護士へのインタビュー 〜 司法記者クラブ 記者会見質疑応答〜

 
 【はじめに】

 このブログは裁判関係に特化したブログで、個人的な事は勤めて書かないようにしています。しかし今回、管理人に、ある「事件」が起きましたので、しかもそれは萌景さんの裁判を担当している弁護士さんとのトラブルでしたので、一応記録しておきたいと思います。

 トラブルは今月22日に司法記者クラブで起きました。私は裁判が始まる前に司法記者クラブで幹事社に名刺を渡し、会見に入る手続きを済ませていました。

ここから本文〜

 【質疑応答】

 4月22日、午後4時から都内の司法記者クラブで「愛媛ご当地アイドル自殺訴訟」の第二回口頭弁論後の記者会見が開かれました。

午後4時から 被告側代理人により、開催。 会見資料が配られました。
(会見詳報はまたの機会に)

 出席者 渥美陽子 松永成高 宮西啓介 

会見資料をもとに、渥美弁護士らの裁判の報告と資料の説明があり、その後質疑応答〜
※被告側記者会見の後半に望月弁護士が現れ、少しトラブルがありました。下に書き出してあります。

 私の質問は以下の通り

 私「萌景さんがHプロにこんな目に会うんだったらもう死にます、とか、直接的なもの、自殺の方法をスマホで検索したとかではなくて、誰の、どこに対して萌景さんが死にたいと思ったのかが、わかるものは存在するんですか」

被告側代理人「こちらでは把握しておりません」

他、読売新聞の記者の方が次回期日と法廷番号を聞いて、私の最後の質問

私「原告のお父様のご職業は」
被告側代理人「分かりません」
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右から松永成高弁護士、渥美陽子弁護士、宮西啓介弁護士 宮本祥平弁護士(都内の司法記者クラブで)


【原告側ERA弁護士たちによる記者会見】


午後4時半から 原告側記者会見 原告代理人から主張対比表が配れ、説明が行われました。

 出席者 望月宣武 佐藤大和 河西邦剛 向原栄大朗(全員がお顔をあげているいい写真が取れませんでしたので、いずれまたの機会に)

質疑応答

私「差し支えない範囲でよろしいのですが、筆頭原告の大本茂さんのご職業を教えてください、会社員であるとか、自営業であるとか、プライバシーに踏み込まない程度で結構ですが、お仕事を教えていただきたいのですが。報道ではほとんど出てこないので、明らかにしていただきたい」

望月弁護士「質問の趣旨はわかりますが、様々な原告ご家族に対する誹謗中傷とか、いろいろな事がネットで書かれたりして、私生活に重大な影響を及ぼしかねない状況でございますので、プライバシーに関わることに関しては積極的に回答する事はございません」

私「ありがとうございます」

私「それから、萌景さんがhプロの扱いが酷くて辛いというような、今時の子供なら「事務所しね」みたいな事を書いて亡くなっているんじゃないかな、というのがあるんですが、ラインとかでお友達に「事務所がひどいので死ぬます」とか親御さんにでもそうですが、”最後の一言”、のようなものは確認はされておりますでしょうか」 

望月弁護士「少なくともこちら側が把握する限り、誰か第三者を積極的に攻撃するような発言は、最後までなかった」
私「ありがとうございます」

私「あともう一点だけ。リーガルファンディングに関してです。今、この裁判は募金によって運営されていると聞いています。リーガルファンディングの立ち上げた第一号案件だとも書いてありました。手数料を10%引いて原告に渡す、というふうに書いてありましたが、どいういう概算で渡されているんでしょうか?会計というのは、どうなっているんですか」

望月弁護士「それはリーガルファンデングに伺っていただいたら、いいんじゃないかと思います。我々は原告代理人としての会見ですので・・・」

私「役員なさってますよね、望月先生は」

望月弁護士「こちら原告代理人としての会見ですのでリーガルファンデングについては・・・」

私「この裁判の運営ですよね、資本ですよね、それについて聞いてはいけませんか?」 

望月弁護士「聞いても構いませんが、原告代理人としてはお答えする立場にございません」

私「わかりました、ありがとうございます」
  
河西弁護士「さっきのですね、やめる事に当たって第三者に開示する事はなかったかという話ですが、公式的な発言としてはメンバー同士で足を引っ張り合うところもあったりするわけなんですね。なのでメンバー間において事務所の社長がひどいとかそういう発言してる事はなかったですが、他方で、LINEでも証拠提出さしていただいてるところで「愛の葉リーダーしんどい、辞めたい」というLINEは残っています」

私「ありがとうございます」

 他、記者からの質問はなし

 【司法記者クラブで「壁ドン」事件】

 これでこの日の記者会見は終わり、地裁で待ち合わせをしてる人がいたので、資料をまとめて会見室のドアから飛び出そうとした私の目の前で、いきなり男性の手が出てきてダン!とドアが閉められました。

 「!?」呆然とすると望月弁護士が片手でドアを押さえたまま私の前に回り込み、至近距離で「ひこうき雲さんですよね?」と言い「お名刺を、交換させてください」と詰め寄ってきました。

私「あの、急いでいますので、また・・・」とドアを開けようとすると、望月弁護士はまたすごい勢いでドアを押さえました。今日もらった資料を無くさないように脇でカバンを挟みながら両手でドアノブを掴んでドアを手前に引き開けようとすると、また押さえられ、所謂、押し問答になりました。私は何度もドアを開けようとしますが、流石、ヨットマンの腕力はものすごく、ドアはびくともしませんでした。(ヨットは最後、腕力が勝負)仕方なく、幹事社(テレビ東京)の人に「今、拘束されました!」と助けを求めましたが、無反応でした。(幹事社については下記1を参照のこと)
(よりにもよって、テレビ東京・・・)



 「なんで弁護士がこんなことをするの?」と怒りがこみ上げて来て、ドアの前に立ちふさがる望月弁護士に「今、私を私人逮捕しましたね?」と非難しました。かなり違いますが、今から思うと「不当に自由を奪われた」ということを言いたかったんだと思います。高齢の女性記者らしき人が割って入り、ようやく外に出れました。

 望月弁護士が記者会見で私を「ひこうき雲」と特定したのは、私が自分のTwitterで原告側弁護団にする「質問箱」のようなものを作り、裁判で原告団に接触できたら聞いてみよう〜と呟いていたのを見たからでしょう。その「質問箱」から質問しましたので。(リーガルファンデングの手数料と会計について)


 望月弁護士の私への追及行為はそれだけでは済みませんでした。


 【名刺を渡せ、渡さないで怒鳴り合い】

 地方裁判所の一階ロビーで休んでいると、17:11分に携帯へ非通知から電話がかかって来ました。出ると幹事社からでした。「望月先生があなたの名刺を見たいと言ってる」というようなことを言っていて、怒りが収まらない私は「保留にしてください」と頼み、誰かに相談しようと考えていると、望月弁護士が通りがかりましたので「酷くないですか?壁ドンして、私を出さないようにしましたよね?どうして他の記者にはやらないんですか」と非難しました。

 すると望月弁護士は「媒体とお名前も名乗らずに、あそこのクラブというのは身分を明らかにしないとそもそも入れません」と仰るので、私は「私はちゃんと手続きしました!」と、どなり返しました。望月弁護士は「そして質問を受ける私としても、どこの媒体のどの記者さんか知る権利がございます」と、お互いの話は全くかみ合いません。

 私「それで、どうして、ドアを閉めるんですか?」望月弁護士「ちなみにテレビ東京さんはあなたが身分を明らかにしない場合はテレビ東京さんから私に・・・」私「良いですよ、私、記者会見の手続き出してるんですから!」望月弁護士「名刺いただけませんか」私「何でそんなに私の名刺を要求するんですか」

 望月弁護士「取材される記者の方の媒体を・・・名刺を出す出さないか決めてください」私「出しません」望月弁護士「じゃ、テレ東さんからもらいます」と望月弁護士は都内の司法記者クラブの方へ向かいました。その後幹事社から電話がかかり、私の名刺のコピーを渡すというので、仕方なく了承しました。

それで、望月弁護士は私の身分を知ったという訳です。

 望月弁護士はご自身のTwitterで私には何の断りもなく、「ひこうき雲」がライターの身分であることを明かしたので私は読者の「これ、プロが書いてるんかい!」という査読プレッシャーを感じてブログを書かなくてはいけなくなりました。もちろん、意地でもクオリティはあげようと思っています。

 最大の懸念はこれで司法記者クラブの「出禁」になったかな、ということです。まあ主催者側からしたら弁護士さんと揉める胡散臭いトラブルメイカーですよね、ガックリ。

 今から考えると、どうしてそんなに名刺を渡す事に意固地になったのか、よくわかりません。
取材対象者には身分を明かし、名刺を渡すのは基本ですから、今度お会いする機会があれば、名刺はお渡しします。

 その話とは別に、性差による圧倒的な力で行動を制限される恐怖、驚き・・・ごく短い時間でしたが、強いショックを受けました。記者会見で対峙する相手が弁護士さんなので、そのような暴挙に出るとは予想だにしていませんでした。そして、望月弁護士はそのことについて斟酌がなかったようで、後日、私のTwitterアカウントまで挨拶に来ました。


 ぐったりしてロビーで休んでいると、再び目の前を望月弁護士が通りかかったので、何か文句をいうかとも思ったのですが、高潔なる裁判所でそれもどうかと思い、この場合どうすべきか、尊敬する記者さんの顔を思い浮かべると(もう亡くなった方ですが)「取材しなさい、チャンスですよ!」と囁くので、追いかけて取材を試みました。




 【望月宣武弁護士へのインタビュー】

私:今日の裁判の感想をお願いします。


望月弁護士:感想、まあ、どの点についての感想聞きます?特に?

私:先生の主張は通りそうですか?

望月弁護士:通る通らないっていうのは別に今日の裁判の裁判長の対応でわかるもんだと思いますけどね


私:結構、原告に冷たい感じのような

望月弁護士:原告にっていうより双方に、あんまり、あの場でやり合うよく思ってなさそうですよね。
話を双方遮られていましたよね。

私:こんなに書類を出されたらやってらんねぇよみたいなこと言ってましたが。  

望月弁護士:まあそこはね最後ね、私からも一言言いましたけど、人が一人亡くなってることについて 原告ご本人も来ていらっしゃるわけですから、まあ、ああいう発言はないんじゃないかな、と思いますけど。

(個人的な会話をしましたので割愛)

望月弁護士:リーガルファンディング・クラウドファンデングでも活動報告でも主張対比表はできれば掲載して、今、双方からこういう主張ができていて、ここが争点ですと、わかりやすい形で皆さんに提示できた方が良いかなと思っているんですよ。

双方閲覧制限かかったりして閲覧したって手で一生懸命書きとった内容だと、もどっちが何言ってんねんみたいなことになるじゃないですか、あまりにも量が多いから一部抜粋したって所詮、都合のいいことしか書かないわけで、この主張対比表っていうのは全て書面の要約、なるべくエッセンス盛り込んで漏れがないように書かれているので双方の主張がフェアに全部出た方がいいのかと思ってます。

私:またお話伺うことがあるかもしれません。私も被告の方にしか聞いてないので。

望月弁護士:双方の主張が尽くされてこそ初めて...片方の言い分のだけってのは片方偏っちゃうと思うので裁判官にとっても双方の主張が見えた方が良いと思いますけどね。

私:今日のことは(壁ドン)書いても良いですか?

望月弁護士:全然、全然「私はそういうつもりじゃありませんよ」とは書きますよ、もちろん、こういうことがあったんで私は「名を名乗れ」と言ったんです。というふうに書くことになるかと思いますけど、容赦無く書きますけど。

ちなみにですけど、別に私ね、被告の代理人に対しても別に、裁判官に対しても取材される方々に対しても、5ちゃんねるに色々書かれていることに対しても何の恨みもないので、そういう意味では話すべきことは話しますし、いうべき事は言いますし。

非常にフラットに考えていますので。
  
元々、ひこうき雲さんが僕にアタックして来ることは予期していたので、そこは そういう意味では、今日は私はいつ来んのかな、と思ったら、あ、会見で来たんだ、と会見場で来たので、あの驚いたのですけど、全然予期してたので、大丈夫です。 〜終わり〜

 望月弁護士の「被告の代理人、裁判官、5ちゃんねるに恨みがない」という言葉は望月弁護士の今のお立場を象徴しているな、と思いました。望月弁護士は誰かにある種の被害を受けていて、それは誰にも言えない事なのではないか、と思いました。

インタビュー終わり〜



 この日、私は帰りの電車の中でも緊張が解けず、帰宅すると、床に座り込んでしまいました。
裁判資料もぐちゃぐちゃになっていて、整理していくうちに、大変な事に気がつきました。

 壁ドンのショックで「裁判の傍聴の”記憶が飛んだ”」ということです。

 傍聴メモと照らし合わせて詳細な傍聴録を書くことは不可能だということで、当日配布された資料をつなぎわせて何とか完成させました。ところが「当日の資料では」という引用の仕方がまずかったのか、たくさんの苦情が寄せられ、「当日配布された説明資料では」というように修正しました。

 それも気に入らないらしく、一部の方が「出典を明らかにしろ」「事務所(被告)が出した資料で記事を書いた」というようなことをおっしゃっていて、訴状を書き出せば「ご遺族を攻撃している」という方々なので、それではどのようなスタイルなら満足なのか?と発信内容についてお手上げになりました。

 普通、裁判の報道では膨大な資料や記録を限られた文字数で記事を納めなくてはいけないので、引用元を簡略化する事がほとんどです。訴状によると〜とか被告・原告の訴えによると〜などと表記されます。そこが学術論文や研究発表資料とは異なるところです、ご理解ください。

 しかし、思い返すとあの日、私は望月弁護士にコテンパンにやられた、という事は確かです。
ある種の"損害"は確実にありました。ざっくりいうと精神的苦痛を受けたということだと思います。

 それから取材対象者と揉め事を起こしたというのは、記者としての資質を問われるところで、記者クラブの記者がやったら始末書ものです。

 「記者が事件の当事者になってはいけない」というのは記者教育で言われるところで、つまりは当事者になると「取材(記録・録音)」ができなくなるからです。

 情けない気分に浸りながら、その日は眠れなくて、思春期に影響を受けたジャーナリストやお世話になった方、意地悪だったけど、私を記者として一から叩き上げてくれた元ボスのことなどを思い出し、長い夜を過ごしました。(了)

  

①(幹事社とは、記者クラブ制度の一つで共同で記者会見の開催を運営します。記者会見を開いてもらう立場の人も、会見に参加を希望するのも、幹事社に名刺を渡して申し込みます。月代わりで社が変わり、新聞社とテレビ局がペアになっているケースが多いです。会見出席の申し込みはフリーでも出来ますが、開催前に「フリーの誰々が参加しますが、異議ある方は申し出てください」となり、異議があれば出られません。フリー記者は日常的に幹事社と記者会見で「会見に入れろ、入れない」で衝突しています) 


 【番外編〜望月宣武弁護士が被告側を取材?】

 被告側の記者会見で後半に渥美陽子弁護士が会見場の出入り口を気にし始めました。
振り向くと入り口に望月弁護士が会見資料を持って立っていました。

渥美弁護士:すみません、原告代理人の先生、外していただけますか?
そちらで記者会見を聞いていらっしゃるようなんですけど。

望月弁護士:なんか聞かれちゃまずいんですか?

渥美弁護士:別に、こちら記者の方に説明してるんですけど

松永弁護士:取材目的ですか?

望月弁護士:四時半からここでスタートなので待ってるんですけど

(周囲で数名が)幹事社の方対応してください!

松永弁護士:取材ですか?そういう場ではありませんので、はい、出て行ってください

幹事社(テレビ東京)がドアを閉める〜それで、何事もなく会見は続きました。

 ※記者会見中の写真であるので、大丈夫かと思い、望月弁護士の画像を無断で掲載していましました。
当事者である望月宣武氏及び関係者に深くおわびします。


こちらの記事のお問い合わせは https://twitter.com/QNews24 まで。

  

農業アイドル自殺訴訟 第二訴訟傍聴記/青菜に塩の弁護士たち


 東京地方裁判所で愛媛県松山市の広告代理店「フィールド愛の和」が
大本萌景さんのご遺族とその弁護団を名誉毀損で訴えた裁判の傍聴をしてきました。(裁判内容は下記を参照の事)


 

 先月18日に行われた裁判は傍聴券を求めて沢山の人が並び、メディアも集まりましたが、今回の裁判は傍聴券配布時間の10:40分までに並んだ人間は12人、全員が法廷に入れる事になりました。
その後人数が増え、開廷前には約20名の傍聴者が席に並ぶことになりました。(43席)

 2019年3月27日
 東京地方裁判所民事24部 703号法廷午前11時〜
 

原告 株式会社フィールド愛の和 原告代理人弁護士 渥美陽子氏 宮西啓介氏 

                         松永成高氏 宮本祥平氏 

被告 大本幸栄さん 外(お名前がわかり次第、追記します)佐藤大和氏 望月宣武氏 河西邦剛氏

被告代理人弁護士

佐藤大和氏 望月宣武氏 河西邦剛氏、森伸恵氏

裁判長 市原義孝 裁判官 奥田大助 中根佑一郎

書記官 小松崎崇

 提訴の理由を聞く望月弁護士、渥美弁護士「訴状に書いてある通り」

 午前11時開廷

 訴状の確認と次回期日の決定他、特にしっかりした弁論があったわけではないのですが、望月宣武弁護士が「フィールド愛の和」が提訴した理由(名誉毀損の表現行為)について原告側に訪ね、それについて渥美弁護士が「訴状に書いてある通りです!」と切り返し、同じく望月弁護士が市原裁判長に「併合上申書を出しているが・・・」と大本萌景さんのご遺族の弁護をしてる裁判と併合するように求めましたが、裁判長は厳かに「ここでやります」というような返事をして、被告となった弁護団側の第一訴訟との併合審の申し出は退けられました。

 「これは・・・果たして裁判なのか・・・?」という一抹の不安が頭をよぎる中、望月弁護士が「第一訴訟の弁護団を共同不法行為としてまとめて提訴してるが、記者会見にいた向原と安井はなぜ入っていないのか?」と原告に聞き、それに対して渥美弁護士は「誰を被告にするかはこちら(原告)が決めます!」というような事をきっぱりとした口調で答弁していました。

 主に書くのはそれくらいで、時間も短かったですし、何より、望月弁護士の質問が何を言っているのか、聞き取り辛く、裁判長に何を訴えるのか、趣旨も論旨もわかりませんでした。

 「青菜に塩の弁護士たち」

 大本家がHプロジェクトを訴えた裁判の時は原告側代理人として颯爽と記者会見に臨んだ3人の弁護士は終始精彩がなく、ただ、うなだれているようでした。

 少し気になったのは、裁判所玄関口の傍聴券配布場所に提示してある裁判情報に、原告フィールド愛の和は分かるとして、被告の筆頭が大本幸栄さんになっていたことと、(訴状を見れば状況を把握できると思いますが、この日は訴状は見る事はできませんでした。)


 それから、望月弁護士らはリーガルファンデングの印象悪化を避けるために、愛の和からの提訴を公表しないよう被告代理人(渥美弁護士ら)に求めてきた、との情報が入ってきました。


 次回は5月29日(水)午前11時703号法廷で開廷です。(この裁判は2019年7月に取り下げになりました)


  大本事件裁判のまとめ

 
 第一訴訟 愛媛県の農業アイドル・大本萌景さんが2018年3月21日に自宅で縊死した事件。
この責任を巡って大本萌景さんのご遺族がアイドルグループ「愛の葉Girls」の元運営「Hプロジェクト」を提訴した裁判。(2018年10月11日に記者会見、12日に松山地裁に提訴ののち、東京地裁へ移送された)(大本萌景さんのご遺族を「大本家」と表記)

 第二訴訟 大本萌景さんの死後、2018年6月1日に「愛の葉Girls」は「Hプロジェクト」から愛媛県松山市の広告代理店イベント業の「フィールド愛の和」に移籍。

 大本家が「Hプロジェクト」とともに、「フィールド愛の和」も提訴。これを不当提訴として「フィールド愛の和」が大本家と第一訴訟の代理人弁護士の弁護士らと第一訴訟の費用を募金で集めた訴訟型クラウドファンディングの一般社団法人リーガルファンディングを提訴。(これがこの日の裁判です)

 第三訴訟 大本萌景さんのご遺族・大本家が「Hプロジェクト」に対して萌景さんのイベントの売り子時代の業務に対しての賃金が未払いであると訴訟を起こした。

 第四訴訟 「Hプロジェクト」が事実ではない事で訴訟を起こされ、名誉と信用を毀損されたとして、約三千万円の損害賠償請求を大本家と第一訴訟の弁護団らに起こした裁判。


 ※大本萌景さんの自殺後、「Hプロジェクト」から「フィールド愛の和」に移籍していた農業アイドルグループ「愛の葉Girls」は2019年12月22日に解散しました。





 

農業アイドル自殺訴訟 傍聴記 大揺れ606号法廷!裁判長が原告側の閲覧制限に異例の苦言

 「農業アイドル」大本萌景(おおもと・ほのか)さんのご遺族が元所属事務所とメンバーの移籍先をパワハラと過重労働で訴えた裁判の第一回口頭弁論の傍聴に行ってきました。
当日は傍聴券が配られ、地裁前には人だかりができました。

 傍聴希望者は70名席は45
 期日:2019年2月18日
 場所:東京地裁606号法廷
 時間:午前11時から開廷
※関係者はお名前のわかる方を載せています、正しいお名前がわかり次第、追加いたします

 ◼️原告 大本茂氏(養父)幸栄さん(実母)可穂さん(実姉)弟さん(未成年)

 原告側代理人 羅針盤法律事務所 望月宣武 レイ法律事務所 佐藤大和氏 河西邦剛氏 
        向原総合法律事務所 向原栄大朗氏  
        弁護士法人ソーシャルワーカーズ千葉支所法律事務所くらふと 安井飛鳥氏

      

 

 ◼️被告 Hプロジェクト株式会社 佐々木貴浩氏(Hプロジェクト代表取締役) 
    社員A  社員B  株式会社フィールド愛の和(あいのわ)(愛の葉Girlsの移籍先)計5者
(被告側の主張によると、事業譲渡はなかったとの事)
 
 原告の請求:萌景さんの自殺は被告の事務所関係者らの行為が原因であるとして損害賠償を請求した。

 養父(4414万4792円)
 実母(4414万4792円)
 姉 (220万)
 弟 (220万)

 各原告が被告ら全員に対し、請求金額全額の連帯支払いを請求
 請求金額の合計は9268万9584円
                     
 
 被告側代理人

 あつみ法律事務所 渥美陽子氏 松永成高氏 宮西啓介氏 宮本祥平氏





 裁判長は民事7部 三木素子氏 裁判官 畑佳秀氏 山田裕貴氏 書記官 三輪均氏

 

 「原告涙の意見陳述」

 第一回口頭弁論に原告の方が現れ、意見陳述をしました。
第一回目は通常、お互いの書面の確認で終わる程度ですが、今回は原告の大本幸栄さんが喪服のような黒い装いで法廷に現れ、裁判長と傍聴者に涙ながらに我が子を失った悲しみを訴えました。

 「人の家庭に土足で踏み込んで・・・」 

 幸栄さんの意見陳述

 「佐々木社長は、不登校だった子どもの親の気持ちも知らず、人の家庭にズカズカと土足で踏み込んできたうえに、事務所を辞めたがっていた萌景を契約で縛り続けました。佐々木社長は全日の高校に行くという夢の種を萌景に手渡し、その種を萌景が育てて花の芽が期待によって日に日に膨らみ、ようやく花が開き始めたところで、理不尽に花を切り落としたように感じます、佐々木社長は、萌景を裏切ったのです。」
「アイドルと親の関係というのは、本当に複雑で一言では表せないものだと感じます。萌景はもう何をしても戻ってくることは二度とありません。」「萌景と同じような夢を持っているたくさんの子供たちに私たちと同じような悲しく苦しい思いをしてもらいたくありません。何より、真実を明らかにするためにこの訴訟を提起しました。裁判所におかれましてはどうぞ真実を明らかにし公平なご判断をしていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。」

 「怒れる被告代理人、分割遺産相続の日付を教えて欲しい!」

 裁判は冒頭から荒れ模様になりました。
望月弁護士は裁判所の玄関前でCFの返金を求めるプラカードを持った女性に抗議されたので「次回は警備を強化してほしい」と裁判長に求め、渥美弁護士はフィールド愛の和への提訴を速やかに棄却して欲しい、とやや強い口調で裁判官に訴えました。原告の幸栄さんがすすり泣きを続ける中、被告側代理人の松永弁護士は原告席を指差して「訴状の閲覧制限の申し立てはそちらがしてますよね?」「分割遺産協議について、いつしたのか、日付を教えて欲しい」と原告側に強く詰め寄る展開に。

 萌景さんのお母様、
幸栄さんは再婚されていますから萌景さんには実父と養父(原告)がいます。
ですので、萌景さんが亡くなった事による遺失利益の損害賠償請求権は実父にもあります。
これを訴訟前に協議したのか、訴状に載せなくてはいけない、というような事を
松永弁護士は強く主張されていて、それを望月弁護士に問いただしていました。

 また姉や弟の請求には理由がなく「失当してる」として、その分の賠償金の減額を渥美弁護士が求めました。

 これに対して望月弁護士は分割遺産協議の日付について「それは、今答える意味がない、次回で確認して答えます」と答えたのですが、松永弁護士は「今ここに原告がいるのですから今聞けばいいじゃないですか!」と強く主張して、早くも「法廷闘争」の火花が散りました。

 まさに問いただすべき原告がせっかく遠方から上京して法廷に来ているのですから、その場で聞けば済むことなのに?と不思議な空気が法廷を漂いました。まるでそこに原告が存在していないかのようです。
これに裁判長がとりなすように割って入り、被告側が出した答弁書への返事と共に、次回に持ち越されました。

 「
過重労働の内容について証拠提出を求める原告代理人」

 また、原告側代理人は「加重労働も争点の一つ」だとして「エンジェルタッチなどのスケジュールはそちら側にあり、内容は分からない」と被告側に生前の萌景さんのスケジュールを提出するよう求めました。それに対し「スケジュールについては確認するが(
過重労働の)証明はできない!」と原告側の不手際に舌鋒鋭く、迫力ある渥美弁護士の答弁が法廷内に響き渡りました。

「裁判長、閲覧制限に苦言」

 今回の裁判の問題視すべき特徴は訴状に閲覧制限の申し立てがかけられ、訴状が一般非公開になったことです。民事訴訟法では、第91条により「何人も、裁判官に対し、訴訟記録の閲覧を請求する事ができる。」と示されています。

 ですので、裁判所は求められれば、裁判の第三者であっても、所定の手続きを踏むと訴状の閲覧を許可しなくてはいけません。しかし今回は原告側により、訴状の閲覧を制限する申し立てがなされました。よって現在は非公開です。

 訴状の中身を読まないと原告の請求内容を理解することができませんし、訴状を読みながら、被告側の答弁書も読まないと、裁判の全体像が理解できません。

 肝心の訴状は閲覧不可の状態で、原告側が大々的に記者会見をするというのは順序が違うと思いますし、原告側は裁判費用をクラウドファンディング(募金)で賄っていますが、支援者に対して情報開示してないという事になります。CFの会員サイトにも訴状は掲載されてないという事でした。

 よって当然のことながら、「訴状はいつ読めるのか?」という問い合わせが裁判所に向かいます。

 これらの事態を憂慮したのか、裁判長自ら原告に「社会的に関心が高い案件で、訴状の閲覧について、問い合わせが閲覧係に多く寄せられている」として訴状が速やかに開示ができるよう原告側に協力をして欲しいと要請しました。

 再三に渡った裁判長の苦言に対して望月弁護士は「戸籍謄本や固有名詞などの個人情報があるので・・・」と言葉を濁し、それに対して、裁判長は「3週間くらいでお願いしたい、3月11日までにマスキングをしたものを裁判所に提出すること、4月15日までに開示できるように」としっかりと約束させました。

 「原告側、防戦一方、旗色悪し」

 傍聴して一番驚いたのは最初に訴状の閲覧制限の申し立てがされていると第三者に確認されたのは昨年の12月18日です。2月18日の裁判初日まで、原告側は2ヶ月もの間、開示の処置を取っていなかったのか、ということでした。

 また被告側からの「提訴前に萌景さんの実父と養父、実母で分割遺産協議をしたのか?」という指摘は原告側にとって痛恨の一撃だったようです。提訴前に遺産分割協議が済んでいないと、提訴自体が無効になる可能性もあるそうです。

 原告側が被告側の攻撃に対して防御一方で非常に旗色が悪いように見えました。
被告側代理人の渥美弁護士は「萌景さんが亡くなった責任が事務所側にあるという事を原告側で証明する必要がある」と訴えています。

 それについて、原告側の弁護団は充分に証拠を用意していないのではないかという感想を傍聴して強く持ちました。「アイドルがパワハラ過重労働で自殺」というセンセーショナルな言葉だけがマスコミに一人歩きしていき、肝心の裁判では原告側の手続きの不備と証拠の不全を、被告側から矢継ぎ早に指摘されるばかりでした。

 次回は原告側が萌景さんの分割遺産協議を二分割にした根拠とその日付、被告側に萌景さんの自殺を予見することが可能だったとする根拠の他、被告フィールド愛の和が 
Hプロジェクトの債務を継承した根拠を立証するように求められていますので、次回の期日までに証拠を揃え、準備書面を提出するようです。


 3月11日以降、4月15日までには訴状が一般公開される事になるようです。萌景さん自殺の真相はその中に隠されているのでしょうか?今はとにかく、切実に訴状の開示が待たれます。 

 


 

 次回第2回口頭弁論期日4月22日((月)午後3時30分に606号法廷にて開廷です。




 


ギャラリー
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