2020年2月10日、午後2時から東京地裁501号法廷にて、大本事件・第一訴訟の第六回口頭弁論が開かれました。(内容は証拠調べです)(次回期日と法廷番号は一度調べ直して、期日近くに書き直します)

 出廷は原告の大本幸栄さん、ERA弁護団のうち望月宣武、佐藤大和、河西邦剛の各弁護士。
 被告側は渥美陽子、松永成高、西宮啓介の各弁護士が証拠調べに臨みました。

 傍聴席は9席が満席となりました。

 


 第一訴訟は原告が大本萌景さんのご遺族側(大本家、ERAの代表理事弁護士ら)、被告が事務所側(Hプロジェクト、あつみ法律事務所の弁護士ら)で、約9千万円の損害賠償を求めて争っています。

 第一回口頭弁論でご遺族の意見陳述が行われた他、現在は双方が提出した証拠調べが進んでいます。(被告側はこの訴訟は事実無根だとして昨年10月11日に記者会見を開き、名誉毀損で原告を訴えています)

 【精神医の意見書が出される】

 今回は原告側から待ちに待った精神科医の意見書が原本で提出されたようです。昨年の9月から出す出すと言われていた青少年の自殺にまつわる精神医の意見書です。

 そして、被告側から証拠のLINE画像をテキスト化して出してはどうか?などの証拠の出し方など細かいやり取りがありました。

 裁判長は原告から精神医の意見書とその主張が出され、萌景さんがリーダーになってから、一月頃から亡くなるまでのところを主要な争点として移し、それへの反論を被告にしてもらったら、(双方の主張の)大筋のところは終わるとの見解を示しました。

 【被告側は原告・大本茂さんの出廷を申請したいと】

 渥美弁護士は「今回出した陳述書の他、次回までに陳述書(元従業員の陳述書)を出して人証の申し出まで考えています。」と今後の流れを裁判長に伝え、裁判長は「SさんOさんTさん、ともう一人くらい...?」と促しました。


 被告側は証人として呼ぶリストにSさんOさんTさんとあと一人、と、もう一人くらいは考えてているようでした。そして渥美弁護士は「原告さんの方で人証の申し出を進めてほしいと」申し出ました。裁判長は原告の人証ついて、「お母さんは当然としてどなたあたり?」と選定を確認しました。 


 これに対して望月弁護士は「一億円発言を聞いた親子」として二人の証人を出廷させたい意向を示しまし、渥美弁護士は「原告側の方でお父様の大本茂さんについて、申請ないということであれば、こちらが申請したい」と要望を出しました。

 【原告側が出した聴取報告書の真正を争う】

 被告側は原告側が出した聴取報告書甲91〜93(IさんMさんHさんの聴取報告書について)信用性を争うようです。原告側の望月弁護士は聴取報告書と被告側の陳述書の内容が相反している、と言うような事を述べられ、聴取した人物の人証申請について、対象人物の住所がわからないので申請ができないような事を話し、申請するのであれば、当事者照会をかけます、との意見でした。

 松永弁護士から「(原告側が作った)聴取報告書の方が信用性があると言う事なのか?」と聞かれた望月弁護士は「もちろんです」と即答しました。

 被告側の渥美弁護士は原告側の聴取報告書の聴取に応じたIさんを証人として出廷させたい様子です。
原告側の聴取に応じた人間を被告側の有利な証人として呼ぶ?中々珍しいケースになりそうです。

 実現すれば、謎の人物、大本茂さんの出廷とともに、聴取報告書の真正を問われる証人尋問が行われることなり、原告側が追及されるような証言が飛び出して来るかもしれません。


 尚、裁判長によると、裁判所としては原告被告が出した人証の申請がすぐに採用という事にならないようで、裁判所が誰を(証人として)聞きたいか、次次回までに検討したいので次回は(証人として必要な人物だという)材料をもらいたいとの事でした。
 

 三月末くらいまでに被告側から新たに陳述書が出されるとのこと。


 次回期日4月10日午後3時から
501号法廷 

 ※訴状と答弁書はマスキングされた状態で閲覧できますが、甲号証などは原告側の申請により未だ閲覧不可です。


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