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2019年10月

萌景さんの亡くなる前のアイドル活動日数は半年間で61日



 2019年10月11日に東京都の霞が関で開かれた第四提訴の記者会見で萌景さんの芸能活動日数が明らかにされました。


 

  Hプロジェクトが萌景さんに過重労働をさせてないと主張して、「平成30年1月以降の萌景さんの活動日数は、月に10日未満であった」と述べていますが、その論拠となる日数表が発表されました。


 それによると萌景さんが亡くなる(平成30年3月21日)から半年に遡ると、萌景さんの Hプロジェクトでのアイドル活動日数は6ヶ月のうち、61日でした。


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農業アイドル自殺訴訟 大本事件・第四訴訟・原告側記者会見 詳報 10月11日 


 愛媛県で農業アイドルとして活躍していた大本萌景さんの自殺を巡る「愛媛ご当地アイドル訴訟」はついに第四訴訟(第一訴訟の被告側が原告と原告側弁護団を訴える)が始まりました。今月11日に開かれました記者会見の詳報です。今までの資料と合わせてお読みいただければ幸いです。
記者会見資料(1) (2)


  2019年10月11日 午前11時から東京都内の司法記者クラブにて

 


幹事社「今回、Hプロからの裁判の提起は初めて?」
渥美弁護士「はい」

幹事社「事件番号を教えてください」
渥美弁護士「令和元(ワ)年27521 民事48部になります」


共同通信記者「別の訴訟と併合を求めたりすることは・・・」
渥美弁護士「第一訴訟なんですけど概ね双方の主張が出揃っていて、ご遺族側から専門医の意見書が出るということになっておりまして、人証調べに入る段階に入っております。そういったことで、併合はせずに、ということになるかと思います」


フリー記者「第一提訴の原告団の弁護士は被告側の渥美先生に(大本萌景さんの)スケジュールを確認させてほしいと、法廷で何度もお願いして、傍聴席から失笑が起きていたんですけど、もしかしたら、ひょっとして、これ、原告の弁護団がよく調べずに、一方的に、ご遺族の内容だけ聞いて、訴えられた不当提訴だということを先生は仰りたいのですかね」


渥美弁護士「その点については、ご遺族側の弁護団が、第一訴訟の提訴時に、全く、事前に何の連絡もなく突然Hプロジェクトに対して訴えられたのですが、その理由について、「真実を発見するために、何もまずは聞かずに訴えました」と、そういう内容の報告を、述べられておりまして、なので、そう言った意味では、事前の調査は、あまり、少なくとも、こちらに対する調査はされずに訴えられたということになります」

フリー記者「......」

渥美弁護士「この点は、この訴訟の関係では、先方が真実相当生の抗弁を立証出来るかという所に関わってくる問題になってくるかと思いまして、社会的評価を低下させる表現をした場合、その内容が真実であると信じるに足りる相当な理由がある場合というのは、不法行為が成立しないということになっているんですけれども、(原告側の主張とする)信じるに足りる相当な理由が、(今の状況では)なかなか認められにくい状況であるのかなと考えております」


記者クラブ記者「最後の資料4Pの(刃物を送って)実刑に処せられてというのは...被害届を出されて、裁判が開かれて、ということでしょうか?可能な範囲で詳細を教えていただければと。いつ頃判決が出た?(犯行は)お一人ですか?」
渥美弁護士「一人です。今すぐに資料が出ない。「こう言った判決になった」ということが被害者通知で来ています。判決は今年の7月31日に出ております」
記者クラブ記者「内容は」

渥美弁護士「内容は...包丁を送りつけてきたことです。手紙とともに包丁を送りつけてきた」
記者クラブ記者「実刑?懲役は...Hプロだけでなく?一件だけではなく?」
渥美弁護士「懲役は2年なんですけど、Hプロだけでなく、どこまで申し上げていいか」
記者クラブ「どこの裁判所ですか」
渥美弁護士「東京地裁」

記者クラブ記者「他の方にも脅迫しているのをまとめて?」

渥美弁護士「そこは確認してみないと」

読売新聞記者「メールですとか、イラズラ電話の件数とか、損害の算出の仕方について、教えていただければ」


渥美弁護士「損害の算定方法についてなんですけど、今回の求めている請求は、佐々木氏に対する精神的な損害という部分と、Hプロジェクトについては、社会的評価の低下自体による受ける損害について、金銭評価をしたという所の部分になります。名誉毀損による慰謝料の額を算定する時の考慮要素としては一般的に加害行為の動機、目的や名誉毀損の内容、事実の流布の範囲、伝播力、流布による表現者側の利益、とか、社会的評価低下の程度ですとか、被害者が被った経済活動や社会生活のおける不利益等があげられるんですけども、特に今回重視した点としてはですね、名誉毀損の内容は、過重労働やパワハラを理由に萌景さんが自殺したというショッキングなのもであること、社会的信用のある職業である弁護士が五名も関与して、大体的な記者会見されたということで、各種メディアによる報道も非常に大きく行われたと、事実の流布の範囲、伝播力ということですね、これらの結果、原告らの社会的評が大きく低下し、日常生活や会社の経営に多大な支障が高じたことに考慮して、金額を決めさせていただいたということです。メールの件数は...」

松永弁護士「メールの件数につきましてはだいたい、フルネームで分けると、10件ぐらい。ただですね、その中に全く同じ文面のものですね、50通くらい送られているのがあるんですね。「人殺し 会社社長が 責任とって首つれや 」という同一の文面のものが約50通近く送信されています。それ以外に... 約9通ほど、脅迫の内容のものが送信されておりましてこちら、裁判の方に訴状と一緒に証拠として提出しております。」


記者クラブ記者「約60通ということですか」
松永弁護士「訴状には一部については50通プラス9通ということで書いております」


松永弁護士「10月11日にちょうど一年前ですけども、この日から約二ヶ月後の、11月30日までに6件の脅迫電話ありまして、そちらボイスレコーダーに録音しております。脅迫電話以外にも無言電話が結構な数があったということで、件数は記録しておりません」

松永弁護士「これら以外にもハガキ、脅迫の文言が書いてあるとハガキであるとか、人の頭蓋骨の絵が描いてある年賀状であるとか、ゴミが送りつけられて、なぜか加湿器が会社の従業員に送りつけられてきたんですけども、加湿器と書いてあるのは伝票だけでして、中には中を開けてみると、ゴミが入ってるというのがありました」

フリー記者「被告の中に弁護団五人が入っておりますが、渥美先生の方に何か反応があったか?」
渥美弁護士「昨日、申入書、という形で送りましたが」
フリー記者「反応がございましたか」
渥美弁護士「特に何も...」

松永弁護士「会社員への嫌がらせついて。質問されてましたので、補足いたしますと、ナイフ、刃物送られてきた時に、同封されていた手紙がありまして、架空の偽名と、本人のものでない住所が書いてあったんですけども、昨年の10月20日付けで、「Hプロジェクト株式会社代表取締役・佐々木貴浩様」と書いてありまして本文が「愛の葉Girls・大本萌景を自殺に追い込んだようですが、必要な道具を同封しましたので、同じステージに行かれてはいかがでしょうか。」架空の実際には違った勤務先が書いてありましてどこどこの誰々だと書いてありまして「覚えておけ」という非常に恐怖を感じさせるような手紙が送られてありました」


松永弁護士「厳密には包丁でない刃物である可能性がありますので、報道される時は、刃物という形で書いていただければと思います」

フリー記者「いろんな方に送りつけてたわけですか?その方」
渥美弁護士「わからない」

松永弁護士「刑事事件の記録の方を、証拠として取り寄せて、この民事事件の証拠として、出すということはあり得ます。実際にそれをするかどうかどうわかりませんが、可能性としてはありえます」
フリー記者「(記者会見されたことによる)報道被害・反応の証拠として、ということですか」
松永弁護士「そうです。そのためにこういう刑事事件に発展したという形で主張することはあり得ます」


NHK記者「名誉毀損の中で萌景さんのお母さんの手記、この手記の中では、どういったものが内容が名誉毀損になるか」

松永弁護士「手記の中には、Hプロジェクトが、萌景さんに学業を行わせなかったことに関する下り。具体的には、過重労働の所とも重なるのですが、仕事との両立が難しく、事務所からは仕事を優先させるスケジュールを組まれていた事、そのために前期の登校日には八日間中、四日間しか行けず、四教科の単位を落としてしまった、後期に至っては一回も登校しなかった。こうして萌景さんが仕事の影響で単位を取れず、平成29年12月に通信制の高校を退学してしまったと、例えばこういうことが書いてあります。先ほど、渥美の方から申し上げていました通り、Hプロジェクトの仕事とか活動がすごく大変だったという事実はなくて、萌景さんは、仕事と特に重なってない日でも、通信制の学校の対面授業、スクーリ二ングを多数回休んでいたことが判明しております。高校から学習の記録を取り寄せております。ですので、怠けであるとか、サボりであるとか、そういったものと近いと我々は考えているんですけれども、お母様の手記ではあたかも、芸能活動が厳しかったために、学校に行けず、学習権が侵害された。というような主張がされておりまして、これが名誉毀損に当たると考えております。他の報道と、記者会見のような 重複する所ありまして、貸付の申し出の撤回であるとか一億円発言ということになります。これはまだ、ERAの HPに掲載されておりますので、内容を確認してただけるかとは思います」 


記者クラブ「メールとか手紙とか、先ほどおっしゃっていたものは、包丁とか、会社宛に送られてきたのか個人宅と会社と混ざっているのか」
松永弁護士「先ほど、スタッフの方に、加湿器と称してゴミが送られて来た時は、会社宛に送られて来ました」
渥美弁護士「個人に対してというのもあるんですけれども。会社宛に。表に出てているのは会社の住所なので」

松永弁護士「ハガキも、大体の人はメールで送りつけてくるんですが、時々郵便物を送りつけてくる。
ハガキの中では、「人を殺した佐々木貴浩 発言、文章 人間として最低 同じ思いをするべき 国民の敵   国民は見ている  国民の前で謝罪しる(ママ) 人を殺して逃げるなよ 国民は見ている」というのがありました」 


フリー記者「学費貸付(を撤回されて)で萌景さんは亡くなったんだと、多分、ご遺族側は主張されてると思うのですが、これ、16歳の女の子の高校に行きたいという学費を、ご両親が用意しなかったということがよくわからない。色々、主張対比表も読ませていただきましたが...萌景さんは再婚のご家庭でご実父、お義父様、お母様、(健在である)お姉さまは(成人して)働いていらっしゃる。ごく普通の一軒家にお住まいになっている。とても、極貧の家庭には思えない。学費を出さない。そもそも、その原点がよく、わからないのですが...」  
渥美弁護士「ご遺族がわの主張は、お母様の手記なんかにある通りだと思うんですけど 我々としてもそれについて、納得のいく回答というのは得られてないと考えております」

フリー記者「むしろ家庭内のストレスで萌景さんは自殺に追い込まれた、という視点も出てくるとかは思うのですが、この話を聞いていると...」
渥美弁護士「第一訴訟で触れている話でもあるんですが、今この場で申し上げられる話ではない」
フリー記者「わかりました。ありがとうございます」


           *******記者会見 終了********

記者会見で会見資料を読み上げる渥美陽子弁護士(右)と松永成高弁護士(左)
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10月11日/農業アイドル自殺訴訟の第四訴訟・記者会見資料書き出し


 

 2019年10月11日、霞が関の司法記者クラブで午前11時からあつみ法律事務所の弁護士らによる記者会見が開かれました。

 愛媛県松山市で農業アイドルだった大本萌景さん(大本萌景さん当時16歳)が平成30年3月21日に自殺しました。

 これは、萌景さんが所属していたアイドルグループ「愛の葉Girls」の運営元である愛媛県松山市の農業法人「 Hプロジェクト株式会社」が大本萌景さんへのパワハラ・加重労働させた事によるものだとして、大本萌景さんのご両親がHプロジェクトに損害賠償を求める訴訟を起こしました。

 その事を巡り、 HプロジェクトとHプロジェクトの代表取締役である佐々木貴浩氏が名誉を毀損されたとして、ご遺族と弁護団を提訴することにした記者会見です。(以下HプロジェクトをHプロと表記)



       **********************ここから資料書き出し**********************



 訴状の内容について 事件番号「令和元年(ワ)27521」民事部48

 事件名 損害賠償請求事件

 原告 Hプロジェクト Hプロジェクト代表取締役 佐々木貴浩氏

 被告 大本萌景さん(以下萌景さん) のご両親 

芸能人の権利を守る 日本エンターテイナーライツ協会
(以下「ERA」※)

佐藤大和、望月宣武、河西邦剛、安井飛鳥、向原栄大朗の各弁護士 

一般社団法人リーガルファンディング(以下 LFと表記※)

 以上。

※ERAは佐藤大和、望月宣武、河西邦剛、安井飛鳥、向原栄大朗の各被告が代表理事。

※LFは望月宣武被告が代表理事を勤めています。


 ◼️請求金額

 Hプロから被告に対する請求金額   3300万円
 佐々木氏個人から被告に対する請求   330万円
 佐々木氏個人から望月弁護士に対する請求 33万円


 ◼️これまでの経緯
 
〔平成30年3月21日〕

 Hプロに所属して愛媛県松山市でタレント活動を行う萌景さんが自殺した。

〔平成30年10月12日〕

 萌景さんの家族らは、自殺はHプロの佐々木氏や社員A,Bに責任があるとして、Hプロらに対して、 Hプロらに対し、第一訴訟を起こした。


〔平成30年1月23日〕

 萌景さんの自殺後にHプロからタレントの移籍を受けたに過ぎないフィールド愛の和が、不当な本件訴訟を提起されたこと、記者会見によ理、名誉を毀損された等で損害を被ったとして、萌景さんの遺族、代理人弁護士らに対し、謝罪広告の掲載、損害の賠償等を求める第二提訴を起こした。

〔令和1年7月1日〕

  萌景さんの両親が、Hプロに対し、未払い賃金として8万8096円を請求する訴訟を松山地方裁判所に対して起こした。(第三訴訟、東京地裁に移送済み)

〔令和1年7月17日〕

 第二訴訟の第三回口頭弁論の直後に、佐藤弁護士及び、望月弁護士より、第一訴訟のうち、愛の和に対する部分を一方的に取り下げたい旨の申し入れが行われ、愛の和がこれを受け入れた。

〔令和1年7月22日〕


 第一訴訟を遺族が取り下げた事を受け、係争状態を早期終了し、業務の平常化を図るため、愛の和が、萌景さんの遺族、代理人弁護士らに対する第二訴訟を取り下げた。


 
〔令和1年10月11日〕


 Hプロ及び佐々木氏が、萌景さんの両親、遺族側弁護団及びその関係団体を被告として、名誉毀損による損害賠償訴訟(第四訴訟)を提起予定。



 【第一訴訟】とは?

 東京地方裁判所平成30年(ワ)第37265号 損害賠償請求事件 民事7部合議1係係属

 
 原告:萌景さんの養父、実母、姉、弟

 被告:Hプロ、佐々木氏、社員A、B フィールド愛の和(取り下げ済み)

 請求:9268万9584円の支払(遺族4人の合計)




 

 【1名誉毀損として指摘している表現行為】

 (1)ご遺族及び原告弁護団による第一訴訟の提起会見による発言

 (2 )ERAのウェブサイトに掲載された内容

 (3 )LFのウェブサイトに掲載された内容

 (4)萌景さんのお母様が公表した内容

 (5)望月弁護士が佐々木氏に言及したツィート

1から4は、第一訴訟に係る広報活動に関するものであり、被告らの共同不正行為と捉えられるもの
5は望月弁護士が個人的に行ったツイート行為


 【2名誉毀損に当たると主張してる内容】

 (1)過重労働に関するもの

 🔵一訴訟原告団らの主張

 Hプロらが、違法な労働環境で萌景さんを労働させ、平日、土日を問わず休みをほぼ取らせなかった上に、1日平均10時間以上、時には午前4時30分から翌日の午前2時までにわたるような長時間の過剰な労働を強要した結果、萌景さんは高校にも思うように通学できず、精神的に追いつめられて、過労自殺に至ったとの印象を受けるものと考えられる表現方法が行われた。


 🔴訴訟原告側の主張 

 ⇨遠方でのイベントの際に、集合時間が午前4時30分となったことや、解散時間が午前2時になったことは一回ずつあったが、午前4時30分から午前2時まで連続して拘束したという事実は存在しない。休みをほぼ取らせなかったという事実もなく、平成30年1月以降の萌景さんの活動日数は、月に10日未満である。

 萌景さんが通っていた通信制高校のスクーリングについても萌景さんはイベントとの関係で出席が可能であった日についても相当数欠席しており、その結果出席数不足となっていた事が、高校に保管されていた記録から判明しており、Hプロらが過重労働を強いいたために萌景さんの学習権が侵害されたとする主張は当たらない。

 (2)パワハラに関するもの

 🔵第一訴訟原告団らの主張

 Hプロにおいては、日常的にスタッフが萌景さんに対して、パワハラを行っており、高圧的なlineメッセージを大量に送信した上に、時には「ぶん殴ぐる」資料1)などと暴力をちらつかせることもあり、このようなハラスメントにより萌景さんが精神的に追いつめられ、自殺に至ったとの印象を受けるものと考え
る表現行為が行われた。

 🔴第四訴訟原告弁護団らの主張

 ⇨実際には、スタッフが萌景さんに送信したメッセージは「次また寝ぼけた事言い出したらマジでブン殴る(*゚ー゚)=○)゚O゚)パンチ!」 という顔文字のものであり、勘違いにより、愛の葉Girlsからの脱退を考えていた萌景さんが今後も活動を続ける事を決意したために、これに対する激励の意味を込めて送信したものである。

萌景さんとスタッフは親しい関係にあり、このスタッフは、萌景さんの受験直前には「何が何でも受かるようにガッツリ勉強しろよ!」「とにかく今は高校受かることだけを考えろ!」とメッセージ(資料3、4)を送るなど、萌景さんの学業を応援し、積極的に後押ししていた。

萌景さんも、このスタッフの次また寝ぼけた事言い出したらマジでブン殴る(*゚ー゚)=○)゚O゚)パンチ!」のメッセージに対し、いわゆる「あっかんべー」(資料2)をした顔写真を送信している。  Hプロらはこのやり取りを含む、当該スタッフと萌景さんとの間のLINEのやり取り全ての履歴を、スタッフが萌景さんに対してパワハラを行っていなかった事の証拠として、裁判所に提出している。



 (3)学費の貸付撤回に関するもの

 🔵第一訴訟原告団らの主張

 佐々木氏らは、萌景さんに対して、松山城南高校への入学のための資金を貸し付けると約束していたにも関わらず、萌景さんが契約を更新しない事を申し入れた意趣返しとして、 学費等の支払い期限である召集日の前日に、突如として貸付を撤回して、萌景さんの城南高校への進学を不可能にし、進学を断念させる事により萌景を絶望させ、自殺に追い込んだとの印象を受ける表現行為が行われた。

 
 🔴第四訴訟原告弁護団らの主張

 ⇨平成30年3月20日、Hプロの社員が、学費を貸付ないまま萌景さんをHプロの事務所から帰したのは、直前に、萌景さんの母親から、生活態度に関する萌景さんへの指導を依頼されていたからである。
社員は、母親から上記のような依頼を受けたために、風邪を引いて自宅で寝込んでいた佐々木氏に特段相談することもなく、萌景さんに対し、佐々木氏は生活態度のよくない萌景に学費を貸そうとしてる訳ではないとして、よく考えて、佐々木氏に直接連絡するように告げた上で、萌景を帰したものである。


 その後、社長は、佐々木氏に対して、萌景さんに説教した旨を伝え、翌日の召集日までに松山城南高校に12万円を持参しなくてはならないので、用意していた現金を交付している。当該社員はその上で、平成30年3月20日の夜、 萌景さんの状況を確認するメッセージを母親に送信し(資料5)、電話で、お金は用意しているので、佐々木氏への連絡を萌景さんにさせるように母親に促している。母親も、(注釈・当日の夜に)佐々木氏が12万円を用意して待っている事を、当該社員から告げられた事については、メディアの取材などで述べている。したがって、客観的にみて、佐々木氏は学費12万円を萌景さんに渡す事ができるように用意していたのであり、母親もその事を認識していたのであるから、Hプロらが萌景さんの学費を不可能にしたという事実は存在しない。そもそも、最終的に子の学費を負担するべきなのは親である事はいうまでもない。


 🔵第一訴訟原告団らの主張

 (4)一億円発言に関するもの
 佐々木氏が、本件グループを辞めると言った萌景さんに対し、「違約金一億を払え」などと、明らかに法律的根拠のない不当に高額な金銭の要求を行い、萌景さんを脅迫した事の印象を与える表現行為が行われた。

 🔴第四訴訟原告弁護団らの主張

 ⇨一億円を払えという発言自体が存在しない。一億円という金額自体が突拍子もないものであり、12万円を萌景さんに渡すために待機していた佐々木氏の発言として、いかにも不自然なものである。萌景さんからの発言を聞いたとする萌景さんの交際相手及び母親の証言が存在するものの、何故そのような発言が行われたのか具体的な理由は述べられておらず、萌景さんが交際相手と同じ高校に行く事ができなくなった衝撃から衝動的に嘘をついた可能性も十分に考えられるところであり、佐々木氏が実際に発言をしたという証拠にはならない。


 (5)望月弁護士のツイート

 望月弁護士が、自らのアカウントに置いて、佐々木氏が意図的に週刊誌の取材に対して虚偽の回答を行ったとの事実を指摘して、佐々木氏を非難したもの。(記事)

  
 3 Hプロらが被った損害

 被告らによる広報活動の結果、不特定多数のものが、佐々木らのハラスメント行為により、萌景さんが自殺に至ったと信じ、Hプロらに対し、多数の業務妨害、脅迫、名誉毀損等の攻撃が行われた。

 SNSには、佐々木氏を人殺しと避難する大量の書き込みが発生し、佐々木氏の家族の写真を晒す者も発生した。SNSに留まらず、Hプロに対しては、大量の迷惑メールやいたずら電話が行われ、もっとも過激な者は刃物を送付し、脅迫の罪により」懲役刑(実刑)に処せられた。

 被告らが行った表現行為の内容からすれば、Hプロや佐々木氏に対して、嫌悪感を示すものが多数現れ、攻撃を行うであろう事は、容易に予見できることであったと考えられる。


  ************************* 引用終わり〜

 管理人雲より、大本事件:裁判の説明

 現在、大本事件では三つの裁判が同時進行しています。

 愛媛県松山市で農業アイドルとして活躍していた大本萌景さん(おおもと・ほのかさん 当時16歳)がH30.3.21日早朝、自宅で命を絶ちました。萌景さんのご遺族は萌景さんが所属していた農業法人・ Hプロジェクトにその責任があるとして、約9200万円の損害賠償を請求する民事裁判を起こしました。事件番号は東京地裁「平成30年(ワ)37265」 

 これを第一訴訟とします。

 第一訴訟で被告にされた愛媛県のイベント会社がご遺族とご遺族の弁護団のうち三名を訴えた裁判がありましたが、これは当該会社が第一訴訟の被告から外れたために、取り下げが決まり、8月4日に原告側代理人とともに記者会見が行われ、取り下げが発表されました。
事件番号東京地裁「平成31年(ワ)1450」

 これを第二訴訟とします。

 今月16日日開かれる裁判は萌景さんのご遺族が農業法人・ Hプロジェクトに対して生前の萌景さんへの賃金未払いがあるとして、その支払いを求める訴訟です。
裁判期日・令和一年10月16日13:30分 東京地裁517号法廷で開廷予定。
事件番号「令和一年(ワ)23219」


 これを第三訴訟とします。

 今回、10月11日に提起された佐々木貴浩氏と Hプロによる大本萌景さんのご遺族と弁護団に対する損害賠償裁判。

これが第四訴訟です。

事件番号「令和元年(ワ)27521」民事部48

 裁判期日は、追ってまた詳報します。


 ※原告・被告を含む、関係者からこの書き出しについて、苦情が出た場合は予告なく削除する場合があります。また、本文の流出を防ぐために微妙にスペースを開けたり、句読点を変えたりしている場合がございます。ご了承ください。

 写真は2019年10月11日、午前11時から霞が関の司法記者クラブで開かれた記者会見に臨む
渥美陽子弁護士。(あつみ法律事務所)


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農業アイドル自殺訴訟 10月11日/愛媛ご当地アイドル自殺訴訟の第四訴訟・記者会見資料書き出し



 2019年10月11日、霞が関の司法記者クラブで午前11時からあつみ法律事務所の弁護士らによる記者会見が開かれました。

 愛媛県松山市で農業アイドルだった大本萌景さん(当時16歳)が平成30年3月21日に自殺しました。

 これは、萌景さんが所属していたアイドルグループ「愛の葉Girls」の運営元である愛媛県松山市の農業法人「 Hプロジェクト株式会社」が大本萌景さんへのパワハラ・加重労働させた事によるものだとして、大本萌景さんのご両親がHプロジェクトに損害賠償を求める訴訟を起こしました。

 その事を巡り、 HプロジェクトとHプロジェクトの代表取締役である佐々木貴浩氏が事実に基づかない告知で名誉を毀損されたとして、ご遺族と弁護団を提訴することにした記者会見です。(以下HプロジェクトをHプロと表記)



       **********************ここから資料書き出し**********************



 訴状の内容について 事件番号「令和元年(ワ)27521」民事部48

 事件名 損害賠償請求事件

 原告 大本萌景さん(以下萌景さん) のご両親

    芸能人の権利を守る 日本エンターテイナーライツ協会(以下「ERA」※)
    佐藤大和、望月宣武、河西邦剛、安井飛鳥、向原栄大朗の各弁護士 

   一般社団法人リーガルファンディング(以下 LFと表記※)

 ※ERAは佐藤大和、望月宣武、河西邦剛、安井飛鳥、向原栄大朗の各被告が代表理事。

 ※LFは望月宣武被告が代表理事を勤めています。


 ◼️請求金額

 Hプロから被告に対する請求金額   3300万円
 佐々木氏個人から被告に対する請求   330万円
 佐々木氏個人から望月弁護士に対する請求 33万円


 ◼️これまでの経緯
 
〔平成30年3月21日〕

 Hプロに所属して愛媛県松山市でタレント活動を行う大本萌景さんが自殺した。

〔平成30年10月12日〕

 萌景さんの家族らは、自殺はHプロの佐々木氏や社員A,Bに責任があるとして、 Hプロらに対し、第一訴訟を起こした。


〔平成30年1月23日〕

 萌景さんの自殺後にHプロからタレントの移籍を受けたに過ぎないフィールド愛の和が、不当な本件訴訟を提起されたこと、記者会見によ理、名誉を毀損された等で損害を被ったとして、萌景さんの遺族、代理人弁護士らに対し、謝罪広告の掲載、損害の賠償等を求める第二提訴を起こした。

〔令和1年7月1日〕

  萌景さんの両親が、Hプロに対し、未払い賃金として8万8096円を請求する訴訟を松山地方裁判所に対して起こした。(第三訴訟、東京地裁に移送済み)

〔令和1年7月17日〕

 第二訴訟の第三回口頭弁論の直後に、佐藤弁護士及び、望月弁護士より、第一訴訟のうち、愛の和に対する部分を一方的に取り下げたい旨の申し入れが行われ、愛の和がこれを受け入れた。

〔令和1年7月22日〕


 第一訴訟を遺族が取り下げた事を受け、係争状態を早期終了し、業務の平常化を図るため、愛の和が、萌景さんの遺族、代理人弁護士らに対する第二訴訟を取り下げた。


 
〔令和1年10月11日〕


 Hプロ及び佐々木氏が、萌景さんの両親、遺族側弁護団及びその関係団体を被告として、第一訴訟で名誉を毀損された事による損害賠償訴訟(第四訴訟)を提起予定。



 第一訴訟とは?

 東京地方裁判所平成30年(ワ)第37265号 損害賠償請求事件 民事7部合議1係係属

 
 原告:萌景さんの養父、実母、姉、弟

 被告:Hプロ、佐々木氏、社員A、B フィールド愛の和(取り下げ済み)

 請求:9268万9584円の支払(遺族4人の合計)

という内容。




 
  【名誉毀損だとする表現行為】

 (1)ご遺族及び原告弁護団による第一訴訟の提起会見による発言

 (2 )ERAのウェブサイトに掲載された内容

 (3 )LFのウェブサイトに掲載された内容

 (4)萌景さんのお母様が公表した内容

 (5)望月弁護士が佐々木氏に言及したツィート

 1から4は、第一訴訟に係る広報活動に関するものであり、被告らの共同不正行為と捉えられるもの
 5は望月弁護士が個人的に行ったツイート行為


 【名誉毀損に当たると主張してる内容】

 (1)過重労働に関するもの
 🔵第一訴訟原告団(遺族側)の主張

 Hプロらが、違法な労働環境で萌景さんを労働させ、平日、土日を問わず休みをほぼ取らせなかった上に、1日平均10時間以上、時には午前4時30分から翌日の午前2時までにわたるような長時間の過剰な労働を強要した結果、萌景さんは高校にも思うように通学できず、精神的に追いつめられて、過労自殺に至ったとの印象を受けるものと考えられる表現方法が行われた。


 🔴第四訴訟原告側の主張 ⇨遠方でのイベントの際に、集合時間が午前4時30分となったことや、解散時間が午前2時になったことは一回ずつあったが、午前4時30分から午前2時まで連続して拘束したという事実は存在しない。休みをほぼ取らせなかったという事実もなく、平成30年1月以降の萌景さんの活動日数は、月に10日未満である。

 萌景さんが通っていた通信制高校のスクーリングについても萌景さんはイベントとの関係で高校出席が可能であった日についても相当数授業を欠席しており、その結果、出席数不足となっていた事が高校に保管されていた記録から判明しており、Hプロらが過重労働を強いいたために萌景さんの学習権が侵害されたとする主張は当たらない。

 (2)パワハラに関するもの
 🔵第一訴訟原告団らの主張

 Hプロにおいては、日常的にスタッフが萌景さんに対して、パワハラを行っており、高圧的なlineメッセージを大量に送信した上に、時には「ぶん殴る」(資料1)などと暴力をちらつかせることもあり、このようなハラスメントにより萌景さんが精神的に追いつめられ、自殺に至ったとの印象を受けるものと考え
る表現行為が行われた。

 🔴第四訴訟原告弁護団らの主張

 ⇨実際には、スタッフが萌景さんに送信したメッセージは「次また寝ぼけた事言い出したらマジでブン殴る(*゚ー゚)=○)゚O゚)パンチ!」 という顔文字のものであり、勘違いにより、愛の葉Girlsからの脱退を考えていた萌景さんが今後も活動を続ける事を決意したために、これに対する激励の意味を込めて送信したものである。萌景さんとスタッフは親しい関係にあり、このスタッフは、萌景さんの受験直前には「何が何でも受かるようにガッツリ勉強しろよ!」「とにかく今は高校受かることだけを考えろ!」とメッセージ(資料3、4)を送るなど、萌景さんの学業を応援し、積極的に後押ししていた。萌景さんも、このスタッフの「次また寝ぼけた事言い出したらマジでブン殴る(*゚ー゚)=○)゚O゚)パンチ!」のメッセージに対し、いわゆる「あっかんべー」(資料2)をした顔写真を送信している。  Hプロらはこのやり取りを含む、当該スタッフと萌景さんとの間のLINEのやり取り全ての履歴を、スタッフが萌景さんに対してパワハラを行っていなかった事の証拠として、裁判所に提出している。



 (3)学費の貸付撤回に関するもの

 🔵第一訴訟原告団(ご遺族側)の主張

 佐々木氏らは、萌景さんに対して、松山城南高校への入学のための資金を貸し付けると約束していたにも関わらず、萌景さんが契約を更新しない事を申し入れた意趣返しとして、学費等の支払い期限である召集日の前日に、突如として貸付を撤回して、萌景さんの城南高校への進学を不可能にし、進学を断念させる事により萌景を絶望させ、自殺に追い込んだとの印象を受ける公表行為が行われた。

 
 🔴第四訴訟原告弁護団(事務所)の主張

 ⇨平成30年3月20日、Hプロの社員が、学費を貸付ないまま萌景さんをHプロの事務所から帰したのは、直前に、萌景さんの母親から、生活態度に関する萌景さんへの指導を依頼されていたからである。
社員は、母親から上記のような依頼を受けたために、風邪を引いて自宅で寝込んでいた佐々木氏に特段相談することもなく、萌景さんに対し、佐々木氏は生活態度のよくない萌景に学費を貸そうとしてる訳ではないとして、よく考えて、佐々木氏に直接連絡するように告げた上で、萌景を帰したものである。


 その後、社長は、佐々木氏に対して、萌景さんに説教した旨を伝え、翌日の召集日までに松山城南高校に12万円を持参しなくてはならないので、用意していた現金を交付している。当該社員はその上で、平成30年3月20日の夜、 萌景さんの状況を確認するメッセージを母親に送信し(資料5)、電話で、お金は用意しているので、佐々木氏への連絡を萌景さんにさせるように母親に促している。母親も、(注釈・当日の夜に)佐々木氏が12万円を用意して待っている事を、当該社員から告げられた事については、メディアの取材などで述べている。したがって、客観的にみて、佐々木氏は学費12万円を萌景さんに渡す事ができるように用意していたのであり、母親もその事を認識していたのであるから、Hプロらが萌景さんの学費を不可能にしたという事実は存在しない。そもそも、最終的に子の学費を負担するべきなのは親である事はいうまでもない。


 🔵第一訴訟原告団(遺族側)の主張

 (4)一億円発言に関するもの
 佐々木氏が、本件グループ(愛の葉Girls)を辞めると言った萌景さんに対し、「違約金一億を払え」などと、明らかに法律的根拠のない不当に高額な金銭の要求を行い、萌景さんを脅迫した事の印象を与える表現行為が行われた。

 🔴第四訴訟原告弁護団(事務所)の主張

 一億円を払えという発言自体が存在しない。一億円という金額自体が突拍子もないものであり、12万円を萌景さんに渡すために待機していた佐々木氏の発言として、いかにも不自然なものである。萌景さんからの発言を聞いたとする萌景さんの交際相手及び母親の証言が存在するものの、何故そのような発言が行われたのか具体的な理由は述べられておらず、萌景さんが交際相手と同じ高校に行く事ができなくなった衝撃から衝動的に嘘をついた可能性も十分に考えられるところであり、佐々木氏が実際に発言をしたという証拠にはならない。


 (5)望月弁護士のツイート

 望月弁護士が、自らのアカウントに置いて、佐々木氏が意図的に週刊誌の取材に対して虚偽の回答を行ったとの事実を指摘して、佐々木氏を非難したもの。(記事)

  
 【Hプロらが被った損害】

 被告らによる広報活動の結果、不特定多数のものが、佐々木らのハラスメント行為により、萌景さんが自殺に至ったと信じ、Hプロらに対し、多数の業務妨害、脅迫、名誉毀損等の攻撃が行われた。

 SNSには、佐々木氏を人殺しと避難する大量の書き込みが発生し、佐々木氏の家族の写真を晒す者も発生した。SNSに留まらず、Hプロに対しては、大量の迷惑メールやいたずら電話が行われ、もっとも過激な者は刃物を送付し、脅迫の罪により」懲役刑(実刑)に処せられた。

 被告らが行った表現行為の内容からすれば、Hプロや佐々木氏に対して、嫌悪感を示すものが多数現れ、攻撃を行うであろう事は、容易に予見できることであったと考えられる。


  ********************************** 引用終わり〜

 大本事件:裁判の説明

現在、大本事件では二つの裁判が同時進行しています。

 愛媛県松山市で農業アイドルとして活躍していた大本萌景さん(おおもと・ほのかさん 当時16歳)がH30.3.21日早朝、自宅で命を絶ちました。萌景さんのご遺族は萌景さんが所属していた農業法人・ Hプロジェクトにその責任があるとして、約9200万円の損害賠償を請求する民事裁判を起こしました。事件番号は東京地裁「平成30年(ワ)37265」 

 これを第一訴訟とします。

 第一訴訟で被告にされた愛媛県のイベント会社がご遺族とご遺族の弁護団のうち三名を訴えた裁判がありましたが、これは当該会社が第一訴訟の被告から外れたために、取り下げが決まり、8月4日に原告側代理人とともに記者会見が行われ、取り下げが発表されました。
事件番号東京地裁「平成31年(ワ)1450」

 これを第二訴訟とします。

 今月16日日開かれる裁判は萌景さんのご遺族が農業法人・ Hプロジェクトに対して生前の萌景さんへの賃金未払いがあるとして、その支払いを求める訴訟です。
裁判期日・令和一年10月16日13:30分 東京地裁517号法廷で開廷予定。
事件番号「令和一年(ワ)23219」


 これを第三訴訟とします。

 今回、10月11日に提起された佐々木貴浩氏と Hプロによる損害賠償裁判。
これがこれから始まる第四訴訟です。
事件番号「令和元年(ワ)27521」民事部48

 裁判期日は、追ってまた詳報します。


 ※原告・被告を含む、関係者からこの書き出しについて、苦情が出た場合は予告なく削除する場合があります。また、本文の流出を防ぐために微妙にスペースを開けたり、句読点を変えたりしている場合がございます。ご了承ください。






 

農業アイドル自殺訴訟 佐々木貴浩氏が望月宣武弁護士に請求した名誉毀損33万円の内容



 2019年10月11日、 ERAの提訴発表からちょうど一年目の今日、愛媛県松山市の農業法人・Hプロジェクトと同会社の取締役である佐々木貴浩氏は大本萌景さん(当時16歳)の自殺の責任者にされたとして、名誉毀損で大本萌景さんのご遺族とERAの弁護団五名に3663万円の損害を求める裁判を起こしました。

 事件番号 令和元年(ワ)27521

 このうち佐々木氏から望月弁護士に対する請求金額は33万円ですが、これは Twitterでの発言で名誉を毀損されたとするものです。

 【記者に嘘の説明するの、ずるいなぁ】

 原告弁護団から提供された記者会見資料より転載。

 愛媛 ご当地アイドル自殺訴訟 旧事務所側提訴の記者会見配布資料より4Pから〜引用

 (5)望月弁護士のツィート

 望月弁護士が、自らのアカウントにおいて、佐々木氏が意図的に週刊誌の取材に対し虚偽の回答を行なったとの事実を指摘して佐々木氏を非難したもの(資料6)

 引用終わり〜


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農業アイドル自殺訴訟【速報】 Hプロジェクトと佐々木貴浩氏が萌景さんのご遺族と弁護団を提訴



 令和元年10月11日、午前11時30分より、東京霞が関の司法記者クラブにおいて、あつみ法律事務所の渥美陽子弁護士らによる、Hプロジェクトと佐々木貴浩氏が大本萌景さん(16歳 当時)のご遺族と弁護団を提訴することを発表する記者会見が行われました。

 事件名は第一訴訟で提訴されたことによって被った損害賠償請求事件です。

 事件番号は 民事部48 令和元年(ワ)27521

 ◼️原告は

 Hプロジェクトと佐々木貴浩氏

 (以下 Hプロ、佐々木氏と表記します)

 ◼️被告は

 大本萌景さんのご両親
 
 日本エンターテイメントライツ協会
 (以下ERAと表記します)

 佐藤大和、望月宣武、河西邦剛、安井飛鳥、向原栄大朗 の各弁護士


 一般社団法人リーガルファンディング(以下 LFと表記)

 ERAは佐藤大和、望月宣武、河西邦剛、安井飛鳥、向原栄大朗の各被告が代表理事。

 LFは望月宣武被告が代表理事を勤めています。


 ◼️請求金額

 Hプロから被告に対する請求金額  3300万円
 佐々木氏個人から被告に対する請求 330万円
 佐々木氏個人から望月弁護士に対する請求 33万円


 訴額は計3663万円です。

 追って詳報します。

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左から松永成高弁護士、渥美陽子弁護士、宮西啓介弁護士、宮本祥平弁護士、司法記者クラブにて
いずれもあつみ法律事務所所属。

農業アイドル自殺訴訟 大本萌景さんの学費貸付撤回を巡る原告・被告の主張〜主張対比表より〜



 現在、大本事件では二つの裁判が同時進行しています。

 愛媛県松山市で農業アイドルとして活躍していた大本萌景さん(おおもと・ほのかさん 当時16歳)がH30.3.21日早朝、自宅で命を絶ちました。萌景さんのご遺族は萌景さんが所属していた農業法人・ Hプロジェクトにその責任があるとして、約9200万円の損害賠償を請求する民事裁判を起こしました。事件番号は「平成30年(ワ)37265」 

 これを第一訴訟とします。

 第一訴訟で被告にされた愛媛県のイベント会社がご遺族とご遺族の弁護団のうち三名を訴えた裁判がありましたが、これは当該会社が第一訴訟の被告から外れたために、取り下げが決まり、8月4日に原告側代理人とともに記者会見が行われ、取り下げが発表されました。事件番号「平成31年(ワ)1450」

 これを第二訴訟とします。

 今月16日日開かれる裁判は萌景さんのご遺族が農業法人・ Hプロジェクトに対して生前の萌景さんへの賃金未払いがあるとして、その支払いを求める訴訟です。事件番号「令和一年(ワ)23219」
裁判期日・令和一年10月16日13:30分 東京地裁517号法廷で開廷予定。


 これを第三訴訟とします。


 今日は第一訴訟における、萌景さんへの学費を貸付撤回したのが自殺の原因だとする原告の主張と、被告側の反論を検証して見ましょう。4月22日、第二回口頭弁論後の記者会見で原告側が配った「主張対比表」より書き出します。原告側はHプロが約束していた学費貸付撤回を翻意したのは萌景さんの自殺の原因であるとしていて、これは第一訴訟において、大きな争点の一つになっています。(以下、 HプロジェクトをHプロと表記します)


 萌景さんはH29.8月頃に通信制の松山東高校から全日制の松山城南高等学校に進学したいと考えるようになり、学費をHプロの佐々木社長と相談のうえ、借り受ける事になりました。
H30.2月、松山城南高等学校に見事合格した萌景さんはHプロから入学金三万円を借り受け、高校に支払いを済ませた。

 さらに H30.3.20日に萌景さんはお母さんの幸栄さんとともに施設充実費などを借りるためにHプロを訪れた。そこで萌景さんは学費の借り受けをHプロから保留にされる事になります。今回の書き出しは、そのことが萌景さんにどう影響したか、またその内容の真実性を原告被告がどう争っているか、の論点整理と、ひこうき雲が調べた事実関係についても再掲します。



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 4月22日記者会見配布「主張対比表」2(1)ウ より転載


「被告T(スタッフ)による学費を貸さない発言があった事」

 ここから書き出し〜

  H30.3.21は松山城南高等学校に翌年から在籍する事になる生徒が集まる日であり、萌景は翌日までに現金12万を持参できなければ進学をすることができない状態にもかかわらず、被告Tは、H30.3.20、萌景に対し、貸付の意思を翻意し、「お金をお貸しする事はできません!」と強く述べて、貸付を撤回した。これは平成31年8月末日を持って契約を更新せずに本件グループから脱退したいという意向を持ち始めた萌景に対する意趣返しである。

 萌景は、被告H社から借り入れできない事により、松山城南高等学校に進学を断念せざるを得ない状況になり、松山城南高等学校への進学の希望を失った。

 被告Tを通じた被告H社の貸付の撤回は、未成年者である萌景の将来に対する希望を弄ぶものである。
すなわち、被告Sは、「萌景に対し、高校のお金心配せんでえぇ」などど述べて金銭的な支援貸付を提案して全日制高等学校への進学を勧め、原告茂との相談も十分にさせないままに萌景と話を進め、両親が学費を払わなくても被告H社から学費を借りれば大丈夫という期待及び信頼を熟成しておきながら、進学費用の支払い期限の前日になって貸付を撤回し、上記の信頼関係を裏切ったものである。



  ___被告側反論___同じく対比表より〜


 H30.3.20日、被告Tが萌景に対し、手元には現金12万円を用意しているが、原告幸栄を困らせて今の萌景にはこれを貸すことができない旨を告げた事は認め、被告Tが萌景に対する同金銭の申し出を撤回した事は否認する。被告Tは、上記金銭を萌景に貸し付ける石を一貫して有していた。被告Tが上記のような態度を取ったのは、同日朝、原告幸栄から萌景への生活態度の指導を依頼されていたからである。被告Tの上記言動が、萌景が被告 H社とのH29.10.15付けマネジメント契約を更新しないとしていた事に対する意趣返しである事は否認する。


 被告H社と萌景は、平成29年12月頃までに、 H2910.15付けマネジメント契約を平成31年8月31日限りで終了させ、本件グループを脱退することを合意していたのであるから、萌景の本件グループ脱退の意向は、貸付の申し出を撤回する要因になり得ない。萌景が、被告H社から学費を借りられなくなったこと、これによって、松山城南高校への入学を断念せざるを得なかったかとは否認する。

 被告H社は、萌景に対する学費の貸付を撤回しておらず、ましてや、同人の信頼を裏切ったと評される事実は存在しない。


 書き出し終わり〜


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 ◼️原告側の主張

・平成30年3月20日に高校へ支払う学費を Hプロに借りに行ったが断られた(できません!)
・平成3月21日は高校の生徒集合日。この日に現金12万円を用意しなければ進学できない状態。
・Hプロが貸付を翻意したのは20日にH31.8月を持って脱退したいとした萌景への意趣返しである。
・支払日前日(20日)に学費を借りれなくなった萌景は進学の希望を失った。(21日自殺)
・学費の貸付撤回は萌景の将来に対する希望を弄ぶものである。
・被告Sは原告のご両親との相談もせずに萌景と二人で話し合いを進めた。
・進学費用の支払い期限前日になって貸付を撤回し、萌景の信頼を裏切った。



 ◼️被告側の主張

・貸付の撤回はしておらず、保留の原因は同日朝、原告幸栄から萌景への生活指導を依頼されたから。
・萌景はH29.12月頃、H.31.8.31日にマネジメント契約を終了(脱退)することを合意した。



 以上が主張対比表のまとめになります。
被告側は学費の貸付を撤回したことと、29年の12月に31年の8月末で萌景さんがHプロを脱退することに対して合意が成立していたのであるのだから、平成30年3月20日に高校へ支払う学費を Hプロに借りに行った日に脱退を申し出たので、意趣返しに学費の貸付を翻意された、という原告の主張を否認しています。

「雲の調査報告」再掲します。

松山城南高校の入試課に問い合わせをして、入学手続き書のコピーを送付してもらいました。
学校集合日は平成30年3月21日ですが、納めなくてはならない施設充実費期限は3月22日です。
また3月22日までに納めなくてはならない金額も5万円となっています。
原告側の主張する「萌景は翌日(学校集合日3月21日)までに現金12万円を持参できなければ進学することはなできない」の根拠は何でしょうか?
28723419-s



 ですので、原告側の「学費を納める前日にHプロが学費の貸付を撤回した」ために、萌景さんが希望を失ったという主張には誤りがあります。「学費を納める前々日に学費の貸付を保留にされた」が正しい表現であると思います。学校集合日(9時集合)に金品を持参しろとは書いていません。また、萌景さんが希望していた調理科の実習費は月額4,000円でした。


 訴状に記載ある争点の論拠が、このように実際の日付や金額からかけ離れているのは一体どいうことなのでしょうか?原告側代理人らは何も調べずに訴状を作ったのでしょうか?

 通常の裁判でそのようなことは考えられないので、何かの間違いだと思いたいのですが...








 

愛媛農業アイドル自殺訴訟 大本萌景さんの学費問題 原告側の主張対比表より〜




 どうして萌景さんのご両親が学費を出さなかったか?について原告側の主張

(2019年4月22日原告側が配布した記者会見資料・主張対比表)より〜
「主張対比表6の4 松山城南高等学校への進学希望」から書き出し。

 ①萌景は、定時制の高校から全日制である松山城南高等学校に進学することを希望するようになった。
萌景は、松山城南高等学校に関して平成29年6月に被告 Sから全日制の高等学校への進学費用は Sらが工面する旨の話があったため、被告 Sに金銭的な相談をするようになった。

 萌景は、H30.2.6、松山城南高等学校の調理科を受験し、H30.2.13に合格した。
萌景は、松山城南高等学校への進学費用として約21万6000円が必要であったところ、進学費用については、被告Sから、平成29年6月に被告Sが工面するという発言があったことから、被告H社から借受けることにより通達しようと考えた。萌景は、H 30.2.22、被告H社から入学金として3万円を借受けた。


 ②原告茂及び原告幸栄は、松山城南高等学校の学費の額を理由に反対していたのではない。学業よりも本件グループの活動を優先させる被告H社の運営方針に鑑みたとき、本件グループの仕事を続けながら全日制過程に通学することが不可能だと思ったから反対したのである。

 萌景のようなアイドル活動だったり、就労しながら通学したいと希望する生徒にとって、通信制過程や定時制過程は、通学の自由度が高く、修業年限が定められていないなど、多様なライフスタイルやワークスタイルに合わせて就学することができるという点で、大きな利点がある。また単位をコツコツと着実に集めるという点において、努力した結果が見えやすいという利点もある。原告幸栄は、不登校だった中学生活やアイドル活動との両立を考えた時に、萌景にとっては松山東高等学校通信制がもっとも適していると考えていた。もっとも、萌景はすでに、松山東高等学校通信制過程であっても希望通りにスクーリング(授業)に出席することができず、結果として三科目の単位を落とし、三年間で同校を卒業することは不可能だったのである。


 ③原告幸栄は、萌景が松山城南高等学校全日制過程に進学したとしても、同校全日制過程は当然に松山東高等学校よりも出席等の要件が厳しいのであって萌景が通常の生徒と同様に通学し続けることができるとは到底思えなかった。特に、被告H社は萌景から生じる売り上げに依存している割合が高く、またリーダーでもあったため、萌景は他のメンバーよりも休みが取り辛い立場にあった。原告幸栄は、被告 H社の運営方針が変わらない限り、萌景が全日制過程に通学するとことは不可能と思う一方、被告Sを含む被告H社の言動を見る限り、萌景の学業・通学を優先させてくれるようには思えなかった。実際、被告Sは萌景に対して「萌景、(テレビ番組の)レギュラーを持て。週一回くらい学校を休んでも大丈夫だから」と述べており、全日制過程に進学してもなお、学業よりも仕事を優先させようとする被告Sに対し、幸栄は強い不信感を持っていた。

 原告幸栄は、萌景が全日制過程に進学した後、松山東高等学校の時と同様に、本件グループの活動によって学校を休まされ、単位を落とし、進級できなくなり、萌景が激しく落胆するような事態になることを最も恐れた。この全日制高校への進学は、学費をだす、出さない以前の問題だったのである。


④原告茂及び原告幸栄は、仮に、萌景が松山高等学校に進学し、きちんと毎日通学できるのであれば、萌景に奨学金を受給させるつもりだったのであり、奨学金制度を利用することによって、月額三万円の学費等の納付にはなんら問題はなかった。

 萌景は当初、毎月の学費も被告H社から借りるつもりだったが、原告幸栄はH30.2.21に松山城南高等学校と教育委員会に電話して奨学金について問い合わせ、原告幸栄及び萌景は、被告S被告Tに対し、奨学金を借りる事ができたら、奨学金が実際に受給開始となる平成30年9月に、被告H社に対して借入金を全額返済する予定である事を伝えた。借用書においても「奨学金制度が受けられた場合は、初回入金予定2018.9月に全額返済に充てる」と記載された。

 原告幸栄がこのように奨学金を借りるように動いたのは、萌景が借入金があることによって、被告H社から縛られないようにするためであった。原告幸栄は、被告Sが萌景の就学費用を貸さない時は原告茂の収入から充てれば良いと考えていたし、足りなければ原告幸栄が働けば良いと考えていた。最も、上記の通り、原告幸栄にとっては、就学費用の建て替え以前に、全日制過程と本件グループの活動を両立させることは不可能ではないかと考えていたため、松山城南高校学校の就学費用を積極的に出そうとはしなかった。原告幸栄は、萌景が自分の心配や懸念をよそに、被告 Sと話して全日制過程への進学をどんどん進めてしまうことに、忸怩たる思いでいた。  

書き出し終わり〜


 被告側反論(同じく主張対比表・同頁より)

 全文書き出し

 被告Sが萌景に対し、全日制高校への再入学に必要な費用は被告 H社の資金から貸し付ける旨を申し出ていたこと、この申し出を受けて、萌景が学費を借り入れしたい旨を被告 Sに申し入れしたことは認めるが、これは、平成29年7月頃のことである。萌景は、同年6月頃から松山東高校では入学前に期待・想像していたような勉強ができない、早くも単位を落としそうであるなどの愚痴を被告 Sに言うようになった。こうした愚痴が一ヶ月で4、5回繰り返された後、被告 Sは全日制高校への再入学を萌景に提案した。

 萌景が松山東高校を辞めて全日制高校に再入学した場合、日曜日のスクーリングに参加する必要がなくなるため、結果として日曜日に行われる本件グループのイベントに参加できるようにはなる。しかし被告Sは、日曜日のイベントに萌景を参加させる事を意図して再入学を勧めた訳ではないし、松山東高校に在学中に萌景に対して日曜日のイベントを休まれるのを困ると述べたこともない。


 被告Sが萌景から金銭面での相談を受けたのは、さらにその一、二週間後のことである。
被告Sは娘である萌景のために学費を出そうともしない原告幸栄及び原告茂の態度を不審に思いながらも、萌景が本件グループを卒業(脱退)するまで今の調子で活動に励むのであれば、その将来のために再入学に要する費用を被告H社の資金から貸し付ける事を提案した。


 被告H社から松山城南高校への入学金として萌景に三万円を貸し付けたのはH30.2.21である。
松山城南高校での学習に要する費用に着目すると、同高校への再入学を希望していた萌景に対し、これを行わせる意志を原告幸栄及び原告茂が真に有していたものであるかどうか、疑わしいと言わざるを得ない。   


書き出し終わり〜



 高校の入学金について
以前にも書きましたが萌景さんの入学金については報道によってバラバラで「支払った」とする記事もあれば、「入学金の貸付を支払いの前日になって拒否」と言うのもあります。


 上記の主張対比表を見れば原告被告とともに、入学金においてはその貸し出し、と借り受けを認めています。しかしながらこのブログで何度も指摘しております通りに、報道では「入学金」を貸付されなかった。と書かれているところもあるのです。

___________________________________________


 ※考察

 原告側(ほのかさんのご遺族側)主張のまとめ

 ・萌景さんは全日制高校への進学を希望してH社に進学費用を相談していた。
 ・萌景さんの全日制高校の進学費用は総額約21万6000円かかる。
 ・原告はH 30.2.22、被告H社から入学金として3万円を借受けした。
 ・萌景さんがアイドル活動を続けながら全日制高校の通学は不可能だと懸念した。
 ・奨学金制度が受けられた場合は、初回入学金予定2018.9月に全額返済に充てると借用書に書いた

 結論として原告が萌景さんに進学費用を用意しなかったのは、アイドル活動と全日制高校の通学は両立できないと考えたから。

 この主張対比表から見えてくる事実は萌景さんが全日制高校への進学を自ら希望していた事、学費の工面をH社に相談していた事、原告はアイドルと全日制の両立は無理で単位を落とし、萌景さんが落胆するのを心配していた事、などです。


 これに対して、被告側の反論(H社、S氏)

 ・松山東高校は入学前に期待・想像していたような勉強ができない、単位を落としそうだとSに愚痴。
 ・それを聞いてSは将来のために全日制高校への学費を貸し付ける事を提案
 ・H 30.2.22、萌景さんに入学金として3万円を貸し付けした。
 ・萌景さんは全日制高校の進学を希望していたがそれに対応する意志が原告にあったのかは疑わしい。




 萌景さんの「松山東高校は入学前に期待・想像していたような勉強ができない、単位を落としそうだとSに愚痴」についての詳しい内容は4月22日の被告側記者会見で配られたプレスリリースに書いてあります。一部を要約して引用します。


 「愛媛ご当地アイドル自殺訴訟 被告側記者会見配布資料」 の7Pスライド14からです。
(答弁書49〜54頁)から書き出し〜

 ・萌景は中学時代に不登校だったこともあり、学力が同年代のものと比べて著しく低かった。
(乙36の6頁)

 ・萌景は読み書き計算といった基礎的な学力を身につけるために通信制高校に通い始めたが、スクーリングの内容がスケッチやワークショップなどだったために意欲を失っていった。

 ・そのため、萌景は基礎学力を身につけるために、松山城南高校に再入学する事を決意した。

 ・萌景が両親から再入学の費用を出してもらえないと佐々木に相談したため、止むを得ず学費を貸付、萌景の進学に協力しょうとした。


 以上引用終わり〜

 つまり、萌景さんが全日制高校を希望したのは通信制高校では不登校であった自分の基礎学力を補充することができないと思った、と言う事であると推察されます。これからの長い人生を考え、しっかりとした基礎学力を身に付けたい、というのは誰かからの考えの押し付けでもなく、萌景さん自身から出た切なる思い、願望であったことと思われます。


「入学金は借り受けしたはずなのに、報道では H社は直前になって入学金の貸付を拒否?」


「FNN PRIME」のWebサイトニュース「アイドル自殺の原因はパワハラと遺族が涙の訴え!」によると
「入学金を収める前日になって事務所側は、貸付けを拒否。」とあります。

 ところが上記の裁判資料には原告被告とも「入学金」の貸付け、と借り入れは認めています。
裁判資料は厳正なものでしょうから、どう見てもこの「FNN PRIME」は誤報か、さもなくばHプロに対して悪意のある印象操作を狙う意図を感じます。裁判前に何が何でも被告を極悪人に仕立てなければならない事情でもあったのでしょうか?

 原告弁護団は「誤報である」とFNNに申し入れした方がいいのではないでしょうか? それとも?....

 「16歳農業アイドル自殺で遺族が提訴」 

 では「しかし3月末になり、母親が「8月末をもって脱退したい」と申し出たところ、事務所側は高校の集合日の前日になって納付金12万円の貸し付けを拒否。萌景さんは進学を諦めざるを得なくなったという。」となっています。

 記事に書かれている集合日(学校説明会)(萌景さんの自殺の当日)は納付金の納付期限日ではなく、その翌日であった事はすでにお伝えした通りです。

 萌景さんが自殺したのは3月21日、納付期限日は22日でした。
また、城南高校に問い合わせたところ、納付期限までに入金がなくとも、入学希望者の意思を尊重し、柔軟に対応する用意があるとの事でした。(問い合わせに出た城南高校の方は「一人でも多くの生徒さんをうちで育てたい!」という熱意と愛情を持って事務をこなされているのが、電話口からひしひしと伝わってきました。納付金の一日や二日の遅れなど、どうでもいい!とでも言いたげでありました。)


 もう一度書きますが、入学金が支払われているのであれば、萌景さんは松山城南高校に入学資格を持ったまま命を絶った事になります。










 


ギャラリー
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