傍聴記録倉庫

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2019年05月

「フィールド愛の和」が原告の裁判「第二訴訟」第二回口頭弁論傍聴記

 
 ※この裁判、フィールド愛の和が原告になり、大本萌景さんのご遺族とその弁護団ら三人を相手取り、損害賠償請求と謝罪広告を求めた第二提訴は(平成31年(ワ)1450)取り下げが決まりました。
「フィールド愛の和の訴訟取り下げ記者会見のお知らせ」http://cloudqq.livedoor.blog/archives/18656384.html


 この第二提訴は取り下げという形で終わりましたが、大本事件に於いてこのような裁判が起こっていたと言う記録は重要だと判断しましたので残します。

 2019年5月29日東京地裁703号法廷にて、午前11時からフィールド愛の和が第一訴訟の原告大本家と原告代理人三名を提訴した第二訴訟の第二回口頭弁論が開かれました。(原告・被告の関係図については下記を参照の事) 


 管理人より。ここから、弁論、答弁を主に書き出します。
甲乙号証のやり取りは管理人はその内容を見ていないので、説明もできないし、なおさら傍聴していない人には意味不明のやり取りになってしまいますのでその部分は省いて、まずは原告・被告双方の弁論の流れ、雰囲気を感じ取っていただければ幸いです。

 大きな流れとしては原告から被告へ乙号証への修正、証拠説明書への疑問、それらの修正と回答を求め、被告は書面の差し替えを申請し、原告が「事業譲渡が当然に債務承継された」という主張を被告が行なっていることを争点と捉える事を裁判長に主張、さらに、終盤で被告でもある望月弁護士が原告(フィールド愛の和)を「別件訴訟(第一訴訟)で被告として適示したことが名誉毀損に当たるのか」という最大の争点について、疑問点を被告と裁判官に向かって弁論しました。


 甲・乙号証についてのやり取りがあり、ここは傍聴していても意味がわかりませんので省きます。
(原告側から出される訴状、被告側から出される答弁書の他、甲号証が原告側、乙号証が被告側から出された証拠が記載された書面になります。それに対する反論や証明を双方が書いたものが準備書面です。)

 当日は渥美弁護士が被告側から出された乙号証について、修正を求める訴えから始まりました。

渥美弁護士「証拠案件のことなんですが乙8が不鮮明ですので、もう少し鮮明なものを...Hプロジェクトと愛の葉Girlsのロゴが使われている事が、立証趣旨になっているようなのですけれども、愛の葉Girlsのロゴのところが全く読めないので、もう少し鮮明なものがあれば頂きたいと思います。」

 渥美弁護士「乙号証の証拠説明書なのですけど、おそらく別件訴訟のものを使われていると思うのですが、被告Hプロジェクトとか被告佐々木とかそういった記載がかなり多く散見されますので、そちらについては一緒に修正して頂きたいと思います。」

望月弁護士「そうですね」
裁判長「そうですね」

 【オレンジジュースのラベルの女の子は萌景さんなのか】

 渥美弁護士「立証趣旨の点で確認させて頂きたいのですが乙6と7です。こちらについて、Hプロジェクトのネットショップサイトで販売している「道後美人」というオレンジジュースのラベルにおいて本件グループ(愛の葉Girls)の写真が使用していた事実」となっていますが乙6と7を確認すると本件グループの写真らしきものが見当たらないのですが、それがそういう絵が使われているという事実という事ですか」(下記参考資料のコメントを確認してください。)

佐藤弁護士「はい」
松永弁護士「(オレンジジュースのラベルの)イラストが愛の葉Girlsのメンバーという趣旨ですか」

佐藤弁護士「仰る通り、萌景さんを表しているという趣旨です」


    *第一訴訟の被告であるHプロジェクトが製造販売しているオレンジジュースを フィールド愛の和が販売しているので、事業承継であると、いうのがERAの主張であるようです。


 【被告側乙号証差し替え】

裁判長「細かい字が潰れているので...乙8号証は鮮明なものを出していただいて、(聞き取れず)修正したものを出して...」
望月弁護士「全面的な差し替えということでよろしいですか」
裁判長「書面を取り調べしてないので(聞き取れず)新しいものを使用するという事にします。」
 

松永弁護士「乙のイラストが萌景さんであると、言うのはどこを見たらわかるのでしょうか」
佐藤弁護士「萌景さんのお母さんの証言陳述書なり... 今の所、幸栄さんの証言のみです。」


渥美弁護士「次回準備の関係で何点かお伺いしたい。別件訴訟の訴状の甲6ー24〜26では事業譲渡に伴い、債務を当然に承継したたということで採用されているんですけど、準備書面の1ー7Pでは「事業譲渡が当然に債務承継を伴うものではないことにつては争わない」というように記載されていて、この記載が記載として矛盾しているのではないか、とこちらでは考えていて。主張を補充したということで主張されているんですけど、(聞き取れず)説明していただきたい。どのように読めば整合性が...(聞き取れず)」 

望月弁護士「訴外のHプロジェクトという会社から、原告フィールド愛の和に対する事業譲渡ないし債務承継について、こちらとしては別件訴訟の提訴前にどのような承継があったかという事については、必ずしも全容を把握しないまま提訴しておりますので、一旦は当然承継の主張をしていますけど、当然それに対して否認がされるのであれば、会社法等によって法律上承継する事があるでしょう。という形で抗弁事実ではありませんけど、反論をされる事によってさらに予備的な主張として...(聞き取れず)」

裁判長「(望月弁護士の主張をフォロー)(聞き取れず)」

裁判長「本件訴訟の争点になるかどうか、こちらの事件の方で争点にならないことに関しては釈明を求めることはありません。ただ、原告側で求めることは原告側のご判断になりますよね」

渥美弁護士「事業譲渡において債務が当然に承継されたという主張を立てたられたということ自体が法律上の根拠を欠く訴えであると考えておりますので、そこは争点になってると認識しております」

裁判長「そういうとでご主張されるということでよろしいですね」

【望月弁護士の"民事訴訟で被告になった事は名誉毀損が成立するか"の弁論】

望月弁護士「請求原因の関係で次回原告側の方で再反論提出されるにあたって、ぜひ主張を明らかにしていただきたい請求原因の箇所がありましたので。原告の請求によると、被告を別件訴訟の被告(フィールド愛の和)に加えた事を世の中に対して発信したこと自体が、名誉毀損であるという主張をしているように見えるのですが、そうすると、あらゆる民事訴訟において「提訴しました、当事者はこの人です」と発表することが全て名誉毀損になりうるという趣旨になると思うのですが、そうではなくて、なんらかの限定が加わるというか、要件というか、どういう場合であれば許され、どいういう場合であれば許されない、ということについて明らかにしていただきたいですし、およそすべからく被告に加えて世の中に発表した事が名誉毀損当たるというのであれば、その点を明らかにしていただきたい」

渥美弁護士「およそすべからく被告に加えた事が名誉毀損に当たるという主張は行なっておりませんので、次回書面で明らかにさせて頂きたい」

 さらに、ここから望月弁護士が「原告を被告としたことが名誉毀損になるか、被告として公表するのは名誉毀損になるのか」という懐疑点を主張。

望月弁護士「今の点は前回の期日において訴状の22Pに〜総論の部分なので詳しく伺いますけど、」(この部分については下記に訴状の書き出し①を参照の事)」この弁論中に出てくるバズフィードジャパンの記事https://www.buzzfeed.com/jp/takumiharimaya/20181011 )
(この記事では入学金が支払い済みとなっています)



望月弁護士「これを読むと、ここだけを読むと、被告として加えたことを、それを発信したことが、名誉毀損に当たるのですかと、そういうことですか、とお尋ねしたところ、そういうことですとお答えがあったように受け取ったので、そういう趣旨ではなくて、なんらかの限定が加わるのか、または原告を特定することで適示したことが、それ自体が社会的評価を低下させ、それが名誉毀損に当たるという趣旨というのではないのならば、事実を明らかにして頂きたい」

渥美弁護士「前回でも申し上げましたが、ここだけの記載ではなくて、どういう名誉毀損にたるそのあと具体的に主張しておりますので、そこを読んで頂きたい」

望月弁護士「どこを読めばいいんでしょうか」
 
渥美弁護士「訴状22〜23〜27 Pあたり、なぜ別件訴訟の当事者になったのかという事について十分な説明を行わないまま記者会見を行い、被告「フィールド愛の和」という会社が16才の女の子が自殺したという事件において被告とされたということについて、公表されたということが名誉毀損に当たるということを言っており、およそすべからく民事訴訟されたものが名誉毀損が成立するという話はしておりません。その点については、次回書面で明らかにしますので、これ以上お伝えすることはありません」
(これに対しての参照資料は下記②)

 望月弁護士「今のご趣旨は書面でいただければ結構ですけど、少なくとも被告に加えた理由を明らかにしなくてはいけない、そうしないと名誉毀損に当たるというご趣旨に受け取りますので、思いますので、書面で受け取れればと思います」(代理人の共同不法行為への原告の指摘は訴状書き出しの資料③を参照してください)

裁判長「次回書面で明らかにしてください 請求言論の補充、被告側の書面に対する反論(聞き取れず)」


 
次回期日が決定
2019年7月17日水曜日 午前10時30分。
703号法廷で開廷予定です。

第一訴訟は次回期日7月4日
大本事件は7月に二回裁判があります。

各代理人は忙しいですね。

この頃には第三訴訟の日取りも決まっているのでしょうか?





____参考資料___

【参考資料①弁論中に望月弁護士が原告に説明を求めていた訴状22Pの内容について】

「平成31年(ワ)1450 フィールド愛の和が原告(第一訴訟・被告)の訴状書き出し。」

訴状22P の2 被告らの上記行為が原告の社会的評価を低下させた事(総論)より〜

  (1) 被告らによる上記①本件記者会見、②バスフィードへの情報提供及び③本件クラウドファンディングの説明は、原告が、本件自殺を特定することのできる形で適示し、または他者に適示させるものであるところ、当事者事実自体が、原告の社会的評価を低下させる。

(2)加えて、上記③本件クラウドファンディングの説明は、原告が、本件自殺の原因として、別件訴訟原告ら代理人らが主張する事実(違法・不適切な労働環境、従業員からのパワーハラスメント等)に関係するとの事実を適示したものと自然に読めるところ、当該事実は、原告の社会的評価等をより大きく低下させる。


 【参考資料②訴状27Pより、弁論中に渥美弁護士が被告側の求める釈明に対して示した訴状の部分】

 (イ)原告が別件訴訟の当事者となった理由が記載されていないこと

 本件説明文には「Hプロジェクトから本件グループに関する事業を譲り受けるとともに債務を承継した」という、原告が別件訴訟の当事者となった理由として別件訴訟代理人らの主張する事実(甲6)に関する記載がない。

 (ウ) 小括
 そうすると、上記のような読者は「H社らが、当時わずか16歳だった大本萌景さんに対して、①違法・不適切な労働環境で労働をさせていた」」、「被告会社の社員からのパワーハラスメントによって精神的に追い詰めていた」等の本件説明文の記載を目にした場合、その主体にはHプロジェクト(又はその関係者)のみならず、原告(又はその関係者)をも含むと解釈するのが自然である。

 したがって、本件説明文には、少なくとも、「F社」が原告を指す事を知る事ができる読者に対しては、当該読者の普通の注意と読み方を基準とした場合、原告又はその関係者が、違法、不適切な労働環境で萌景さんを働かせる、パワーハラスメントによって同人んを精神的に追い詰めるなどして、同人を自殺させたとの事実を適示するものである。

 そして本件記者会見及びこれに基づく報道等により、(別件訴訟原告ら代理人の思惑通り)本件自殺及び、別件訴訟は社会の大きな関心ごととなっていたのであるから、そのような読者が相当数存在した。

 すぐ後に述べるとおり、、原告が本件記者会見の直後より、連日、嫌がらせの電話や、メールを多数受けるようになり、業務の正常な遂行を妨げられた事はその証左である。書き出し終わり〜

 

【参考資料③第一訴訟の原告と原告代理人らの共同不法行為の成立についての第二訴訟の原告の主張】

「なお、被告リーガルファンデングの代表者である被告望月は、本件クラウドファンディングによる原告及びhプロジェクトの名誉毀損等に関する取材に対し「名誉毀損等についてはプロジェクトのオーナー(大本茂)に第一次責任がある」と述べている。(甲44)これが仮に第一提訴原告らについてのみ上記不法行為が成立し、被告リーガルファンデング及び別件訴訟原告ら代理人はその責任を負わない旨の主張であるとするならば、根拠のない、独自の見解であるという他ない。」(訴状30P)書き出し終わり〜

【オレンジジュースのラベルの女の子は萌景さんなのか】そうならば「Hプロジェクト」から「フィールド愛の和」への事業譲渡の証拠なのか

望月弁護士の勝利宣言、これでファンになったという声が管理人に届きました!


 水面下で交渉が進んでいるのでしょうか?
早期和解なら(第一訴訟での被告から取り下げ)フィールド愛の和は自由の身で融資も受けられます。
裁判がこのまま突き進めば第一第二第三訴訟で各代理人は大忙しですね。

秋あたりに何か動きがあるのでしょうか


※あくまでも個人の傍聴記録だということを前提にしてください。
答弁のやり取りや訴状の句読点などは実際のやり取りや原本と異なる場合がございます。(無断引用先を特定するためにも敢えてそうしています) 



2018年11月5日イベント会場で弾ける萌景さん。
@ido_nikon より提供、ありがとうございます。


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______________________________________________
あくまでも訴状の写し、一部です。

平成31年(ワ)1450


平成31年1月23日 東京地方裁判所 御中

原告 株式会社フィールド愛の和 代表取締役 大井光雄

原告代理人弁護士 渥美陽子 松永成高 宮西啓介 

復代理人         宮田信太郎 宮本祥平


被告(第一提訴原告) 

被告 大本幸栄 
被告 大本茂 

被告弁護士

被告 佐藤大和 
被告 望月宣武 
被告 河西邦剛 

被告 一般社団法人リーガルファンディング 
同代表理事 
望月宣武 


訴訟物の価格 1420万

貼用印紙額  6万5000円

請求の趣旨
 

1 被告らは、原告に対して連帯して1100万円及びこれに対する平成30年10月12日から支払済まで5分の割合による金員を支払え

2 被告一般社団法人リーガルファンデングは、原告に対し、別紙目録記載1のWebページから同目録記載2の文言を削除せよ

3 被告一般社団法人リーガルファンデングは、原告に対し、別紙謝罪広告目録記載11の謝罪文を、同目録記載2のウェブサイトに、同目録3の条件により掲載せよ

4 訴訟費用は被告らの負担とする、との判決及び1項につき仮執行の宣言を求める。

原告は上記のほかに、取引の打ち切り等による収益の機会の減少のため、財産的損害も被ってもいるところ、立証の準備が整い次第、同損害の発生を請求の原因に追加する予定である。(損害賠償額は日数の損害額を加算して、増額される見込み)


謝罪広告目録

1 謝罪文(リーガルファンデングHPに掲載するように要請した文言)

当法人は、平成30年10月11日、大本萌景さんの自殺を原因とする訴訟についてのクラウドファンディングを開始するにあたり、株式会社フィールド愛の和様並びにその代表者及び従業員の方々が大本萌景さんの自殺と関係してるとの誤解を招く説明文を当ウェブサイトに掲載し、株式会社フィールド愛の和様の名誉及び信用を毀損いたしました。当法人は、株式会社フィールド愛の和様並びにその代表者及び従業員の方々が大本萌景さんの自殺とは無関係であることを表明すると共に、株式会社フィールド愛の和様の名誉及び信用を毀損したことを謝罪いたします。

 


以上、一部訴状の書き出し終わり〜 


 

農業アイドル自殺訴訟 アイドル訴訟・Hプロ(被告)の反撃、原告と原告代理人を提訴予定



 ついに、Hプロジェクトの反撃が始まりました。(告知)

 第一提訴の被告の一人である「フィールド愛の和」は原告の大本萌景さんのご両親と原告代理人の三人を提訴して今月29日に第二回口頭弁論が始まりますが、Hプロジェクトも逆提訴を決意。(第三提訴または第三訴訟と呼びます)代理人はあつみ法律事務所の弁護団。

 第三提訴の被告は第一提訴の原告、大本萌景さんのご両親大本茂・幸栄氏の二人と原告代理人を
含む数名。(提訴期日・代理人氏名・人数は不明)専門家のご意見では「原告(Hプロジェクト)の請求が認められる可能性が十分にある」とのこと。
 第一提訴平成(ワ)37265 (原告・大本茂氏、幸栄氏、実姉、義弟)
  第二提訴平成  (ワ)1450   (原告・フィールド愛の和)(愛の葉Girlsの現事務所)

   いずれも東京地方裁判所に提起。

   これに第三提訴が加わり、第一提訴の原告は二重に被告になることになります。


大本家が経済的困窮者だということでクラウドファンディング、リーガルファンデングをして裁判費用を公募しているわけですから、敗訴して損害賠償金を被告側で分担するときに、大本家に求めることが代理人らはできるのか?その時の混乱を思うと、やはりリーガルファンディングというのは多くの問題があると思います。また何か情報が入り次第、速報いたします。双方代理人に取材予定。

 ※今週末の「フィールド愛の和」イベントについて、お問い合わせいただいていますが、当方は困惑しております。フィールド愛の和はよほどの決意を持ってイベントの主催に踏み切ったのでしょうから、何も言わず、事態を静観いたします。
 
  
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