傍聴記録倉庫

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2019年04月

ご当地アイドル自殺訴訟 この事件の本質〜平成最後の日に 


 4月22日愛媛ご当地アイドル自殺訴訟の第二回口頭弁論後に開かれた記者会見で、被告側から配られた資料をもとに「この事件の本質」を考えてみたいと思います。

 被告側配布資料ではこの事案の本質・訴えの目的を原告らの主張として、
・本件は地方アイドルの権利擁護問題を象徴する事件である。
・本件訴訟には、原告ら代理人らが行なっている芸能人の権利擁護活動の一環としての側面があることは認める。
(準備書面(1)141~142頁)

 であるが、被告側は「本件は、家庭内のコミュニケーション不全により全日制全日制高校への再入学を断念させられたことに起因して自殺した年少者が、たまたまアイドル活動を行なっていたという事案であり、所属していたプロダクションに責任追及をするような話ではない。ましてや、芸能人一般の権利保障問題とは関係がない。




(中略)

 「原告ら代理人は、本件訴訟と萌景さんの自殺を、ERAの政治的な主張、芸能法務業界における存在感の強化の為に利用しようとしてることが強くうかがわれる。」(答弁書115~116)と厳しく本件原告代理人を切って捨てています。

 萌景さんの自殺の政治的利用_証拠、証言、時系列が合わないわけですね。事実ではないことを作り上げているからです。これを人は「創作」と呼びます。

 当日の配布資料ではご遺族、というよりも、代理人に対しての厳しい指摘を感じました。

 

 

 

 

中立性について #大本萌景


 このブログに中立性がないと毎日のようにクレームをつけている人がいるらしいので一言 


 「中立性」というのは、双方同量の取材結果があってこそ、始めて公平な視点が保てます。
しかし、原告は訴状は隠す、甲号証は隠す、一度もこちらから話しかけてないのに、当事者からブロック。
これで原告・被告を公平に見る事ができる記者はまずいないです。


 どうしてもこの裁判の当事者を公平に見ろというのであれば、去年の5月から被告側が受けたメディアスクラムと同量の仕打ちを原告が被っていなくてはなりません。しかし、それはない。
この場合、「社会的弱者」は被告の方なので、双方を同等に見ることはすでに「中立」ではなくなります。


 私が記者会見で配られた資料を持っている、という事は、あの時、会見に出た記者全員が同じものを持ってるということです。いずれ表に出る情報ですが、私はその地下情報を出したに過ぎない。それを「誹謗中傷」というのは筋違いです。甲号証は原告が隠してもこうやって「ふわっ」と手に入る。これも萌景さんの「本当のことを知ってほしい」というご遺志の表れではないかと感じました。

 そもそも、甲号証を作ったのは原告代理人なので、甲号証が「ご遺族を誹謗中傷してる」 と思うのなら、原告代理人に問い合わせてください。


2016年8月21日のイベントで微笑む萌景さん。

@ido_nikonさん提供



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#大本萌景 さんは学費を消費者金融から借りようとしていた




 甲第45号証







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農業アイドル自殺訴訟 #大本萌景 さん最後のLINEは「制服はキャンセルでいいんやろ?」「うん」


「萌景さん自殺当日の最後のLINE」

萌景さんは幸栄さんからの「制服キャンセルでいいんやろ?」のLINEの後、「うん」8:49分で音信が途絶えています。(その後の母親の呼びかけには応じていない)※(この日、萌景さんはイベントに参加予定があり、イベント会場の「かいそうかふぇ」まで向かわなければならなかった。その距離は自宅から11キロ、当日は雨が降っていた。実母が車で向かったゲームセンターは自宅から4キロ先)

4月22日愛媛ご当地アイドル自殺訴訟 被告側記者会見 配布資料 甲第105号証の6

萌景 既読8:42【かいそうかふぇ】
幸栄 8:47【事務所にチャリで行くんやからチャリで行き】 
幸栄 8:48【○○ちゃんは?】 
幸栄 8:48【仕事?】
萌景 既読8:48【まってー】 
幸栄 8:48【制服キャンセルでいいんやろ?】 
萌景 既読8:49【うん】 
幸栄 9:58【高校には必ず電話】
幸栄 9:58【まためんどうなことになるよ!やる事やらな】
幸栄 11:54【不在着信】
※LINE画像は<いつも読ませていただいています>さんからいただきました。
私の記事を元に再現していただきました。
ありがとうございます。


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農業アイドル自殺訴訟 フィールド愛の和への債務継承についての争い


 今回はなぜ、愛の葉Girlsを引き受けただけのイベント企画・広告代理店の「フィールド愛の和」が農業アイドル自殺訴訟の被告に入れられたか、原告の主張を見て理解してみようと思います。


 4月22日で配られました、被告側(事務所)記者会見の配布資料から書き出します。(難しい会社法です)

 本当は全部転載した方が正しいソースとして安心して読めると思うのですが、「引用可、複製、配布、転載不可」の注意書きがあるので、引用しながらの書き出しになります。引用部分を色分けします。原告側被告側出典です。

 イベント広告代理業の「フィールド愛の和」(以下「愛の和」と表記)は大本萌景さんの自殺後、「農業法人Hプロジェクト」(以下「Hプロ」と表記)に所属していたアイドルグループ「愛の葉Girls」を数百万で譲り受けました。大本萌景さんのご遺族と弁護団は萌景さんの自殺の原因はパワハラや過重労働だとして「Hプロ」を提訴しましたが、被告の中にこの愛の和が入っています。被告側は愛の和への提訴を不当だとして「直ちに棄却して欲しい!」と原告側に求めています。

 原告側の訴状での主張では、「愛の和」が被告になった理由として、「愛の和」は、事業譲渡に伴い、「Hプロ」が本件グループ(愛の葉Girlsのこと)に関する事業の一環として本件グループのメンバーとして活動する者との間で締結された各種契約上の義務やそれに付随して発生した不法責任行為、安全配慮義務違反により生じた損害賠償義務も「当然に継承」したとあります(訴状24〜25項)

 これに対して被告側の主張は「事業譲渡により債務を「当然に継承」するとはあり得ない」(答弁書112項)と反論しています。


 それに対して、新たに出された準備書面(1)において原告は下記のように変遷しています。

①事業譲渡の際に「個別の債務引受合意」が存在したはずである。
②会社法の規定(22条1項、23条1項、23条の2第1項)の適用により、弁済責任を負う

 これに対して、被告側は①の主張に対して「Hプロと愛の和の移籍契約には、個別の債務引き受け合意書など存在しない」と契約書面の存在をきっぱり否定しています。

 さらに②の会社法22条1項に対しては、被告側は「愛の葉Girls」は 「Hプロ」の商号ではない。「愛の葉Girls」はアイドルグのループ名であり、営業主体である「 Hプロ」を表していないことは明らかであるとして「会社法22条1項の類推適用が認められるのは、ゴルフクラブやホテル名等の屋号を続用した場合に限られたのみだとしており、「愛の葉Girls」というアイドルグループ名は屋号ですらなく、本件には到底当てはまらない」と原告側の求める弁済責任を否定しています。

 続けて「愛の和はイベント会社であり、Hプロの取引先。イベント会社がイベントの現場でタレントに対して指示をしたり、挨拶をしたりするのは当然のこと。これで愛の和が愛の葉Girlsを運営していたと言われるのであれば、愛の和は、イベントに呼んだ他のタレントやアイドルグループ全ての運営をしていたことになるが、あり得ない」と被告二社の関連性を否定しています。愛の葉GirlsはHプロが運営している「愛の葉農園」のPRのために結成したグループで、愛の和は何の関係もない」と区別をつけています。


 ②会社法23条1項「受会社が譲渡会社の商号を引き続き使用しない場合においても、譲渡会社の事業によって生じた債務を引き受ける旨の広告をしたときは、譲渡会社の債権者は、その譲受会社に対して弁済の請求をすることができる。」

 つまり、原告側(ご遺族側)が出した準備書面(1)では
会社法23条1項が本件裁判で適用され、愛の和は弁済責任を負う立場なので損害賠償請求を求めるとしています。

 それに対して被告側の反論は「愛の和」のホームページ(甲2)の記載は「『愛の葉Girls』は2018年6月1日より弊社所属になり活動いたします。今まで以上の応援をよろしくお願いいたします。」のみであり、取引通念上債務を引き受ける趣旨とみられる文言は何も記載されていない。



  ②第23条の2 譲渡会社が譲受会社に承継されない債務の債権者(以下この条において「残存債権者」という。)を害することを知って事業を譲渡した場合には、残存債権者は、その譲受会社に対して、承継した財産の価額を限度として、当該債務の履行を請求することができる。ただし、その譲受会社が事業の譲渡の効力が生じた時において残存債権者を害すべき事実を知らなかったときは、この限りでない。


 これについての被告側(事務所側)は愛の葉Girlsの移籍が「Hプロ」の債権者を害するという事実は無い。またアイドルを移籍させた平成30年6月1日の時点では、「 Hプロ」に対しても、愛の和に対しても、原告らから何ら金銭的請求もされていなかったのだから、両者において、かかる事業譲渡が債権者を害するかどうかの判断のしようもなく、債権者を害する意図などあるはずもない。」と否定しています。

  

農業アイドル自殺訴訟 #望月宣武 弁護士へのインタビュー 〜 司法記者クラブ 記者会見質疑応答〜

 
 【はじめに】

 このブログは裁判関係に特化したブログで、個人的な事は勤めて書かないようにしています。しかし今回、管理人に、ある「事件」が起きましたので、しかもそれは萌景さんの裁判を担当している弁護士さんとのトラブルでしたので、一応記録しておきたいと思います。

 トラブルは今月22日に司法記者クラブで起きました。私は裁判が始まる前に司法記者クラブで幹事社に名刺を渡し、会見に入る手続きを済ませていました。

ここから本文〜

 【質疑応答】

 4月22日、午後4時から都内の司法記者クラブで「愛媛ご当地アイドル自殺訴訟」の第二回口頭弁論後の記者会見が開かれました。

午後4時から 被告側代理人により、開催。 会見資料が配られました。
(会見詳報はまたの機会に)

 出席者 渥美陽子 松永成高 宮西啓介 

会見資料をもとに、渥美弁護士らの裁判の報告と資料の説明があり、その後質疑応答〜
※被告側記者会見の後半に望月弁護士が現れ、少しトラブルがありました。下に書き出してあります。

 私の質問は以下の通り

 私「萌景さんがHプロにこんな目に会うんだったらもう死にます、とか、直接的なもの、自殺の方法をスマホで検索したとかではなくて、誰の、どこに対して萌景さんが死にたいと思ったのかが、わかるものは存在するんですか」

被告側代理人「こちらでは把握しておりません」

他、読売新聞の記者の方が次回期日と法廷番号を聞いて、私の最後の質問

私「原告のお父様のご職業は」
被告側代理人「分かりません」
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右から松永成高弁護士、渥美陽子弁護士、宮西啓介弁護士 宮本祥平弁護士(都内の司法記者クラブで)


【原告側ERA弁護士たちによる記者会見】


午後4時半から 原告側記者会見 原告代理人から主張対比表が配れ、説明が行われました。

 出席者 望月宣武 佐藤大和 河西邦剛 向原栄大朗(全員がお顔をあげているいい写真が取れませんでしたので、いずれまたの機会に)

質疑応答

私「差し支えない範囲でよろしいのですが、筆頭原告の大本茂さんのご職業を教えてください、会社員であるとか、自営業であるとか、プライバシーに踏み込まない程度で結構ですが、お仕事を教えていただきたいのですが。報道ではほとんど出てこないので、明らかにしていただきたい」

望月弁護士「質問の趣旨はわかりますが、様々な原告ご家族に対する誹謗中傷とか、いろいろな事がネットで書かれたりして、私生活に重大な影響を及ぼしかねない状況でございますので、プライバシーに関わることに関しては積極的に回答する事はございません」

私「ありがとうございます」

私「それから、萌景さんがhプロの扱いが酷くて辛いというような、今時の子供なら「事務所しね」みたいな事を書いて亡くなっているんじゃないかな、というのがあるんですが、ラインとかでお友達に「事務所がひどいので死ぬます」とか親御さんにでもそうですが、”最後の一言”、のようなものは確認はされておりますでしょうか」 

望月弁護士「少なくともこちら側が把握する限り、誰か第三者を積極的に攻撃するような発言は、最後までなかった」
私「ありがとうございます」

私「あともう一点だけ。リーガルファンディングに関してです。今、この裁判は募金によって運営されていると聞いています。リーガルファンディングの立ち上げた第一号案件だとも書いてありました。手数料を10%引いて原告に渡す、というふうに書いてありましたが、どいういう概算で渡されているんでしょうか?会計というのは、どうなっているんですか」

望月弁護士「それはリーガルファンデングに伺っていただいたら、いいんじゃないかと思います。我々は原告代理人としての会見ですので・・・」

私「役員なさってますよね、望月先生は」

望月弁護士「こちら原告代理人としての会見ですのでリーガルファンデングについては・・・」

私「この裁判の運営ですよね、資本ですよね、それについて聞いてはいけませんか?」 

望月弁護士「聞いても構いませんが、原告代理人としてはお答えする立場にございません」

私「わかりました、ありがとうございます」
  
河西弁護士「さっきのですね、やめる事に当たって第三者に開示する事はなかったかという話ですが、公式的な発言としてはメンバー同士で足を引っ張り合うところもあったりするわけなんですね。なのでメンバー間において事務所の社長がひどいとかそういう発言してる事はなかったですが、他方で、LINEでも証拠提出さしていただいてるところで「愛の葉リーダーしんどい、辞めたい」というLINEは残っています」

私「ありがとうございます」

 他、記者からの質問はなし

 【司法記者クラブで「壁ドン」事件】

 これでこの日の記者会見は終わり、地裁で待ち合わせをしてる人がいたので、資料をまとめて会見室のドアから飛び出そうとした私の目の前で、いきなり男性の手が出てきてダン!とドアが閉められました。

 「!?」呆然とすると望月弁護士が片手でドアを押さえたまま私の前に回り込み、至近距離で「ひこうき雲さんですよね?」と言い「お名刺を、交換させてください」と詰め寄ってきました。

私「あの、急いでいますので、また・・・」とドアを開けようとすると、望月弁護士はまたすごい勢いでドアを押さえました。今日もらった資料を無くさないように脇でカバンを挟みながら両手でドアノブを掴んでドアを手前に引き開けようとすると、また押さえられ、所謂、押し問答になりました。私は何度もドアを開けようとしますが、流石、ヨットマンの腕力はものすごく、ドアはびくともしませんでした。(ヨットは最後、腕力が勝負)仕方なく、幹事社(テレビ東京)の人に「今、拘束されました!」と助けを求めましたが、無反応でした。(幹事社については下記1を参照のこと)
(よりにもよって、テレビ東京・・・)



 「なんで弁護士がこんなことをするの?」と怒りがこみ上げて来て、ドアの前に立ちふさがる望月弁護士に「今、私を私人逮捕しましたね?」と非難しました。かなり違いますが、今から思うと「不当に自由を奪われた」ということを言いたかったんだと思います。高齢の女性記者らしき人が割って入り、ようやく外に出れました。

 望月弁護士が記者会見で私を「ひこうき雲」と特定したのは、私が自分のTwitterで原告側弁護団にする「質問箱」のようなものを作り、裁判で原告団に接触できたら聞いてみよう〜と呟いていたのを見たからでしょう。その「質問箱」から質問しましたので。(リーガルファンデングの手数料と会計について)


 望月弁護士の私への追及行為はそれだけでは済みませんでした。


 【名刺を渡せ、渡さないで怒鳴り合い】

 地方裁判所の一階ロビーで休んでいると、17:11分に携帯へ非通知から電話がかかって来ました。出ると幹事社からでした。「望月先生があなたの名刺を見たいと言ってる」というようなことを言っていて、怒りが収まらない私は「保留にしてください」と頼み、誰かに相談しようと考えていると、望月弁護士が通りがかりましたので「酷くないですか?壁ドンして、私を出さないようにしましたよね?どうして他の記者にはやらないんですか」と非難しました。

 すると望月弁護士は「媒体とお名前も名乗らずに、あそこのクラブというのは身分を明らかにしないとそもそも入れません」と仰るので、私は「私はちゃんと手続きしました!」と、どなり返しました。望月弁護士は「そして質問を受ける私としても、どこの媒体のどの記者さんか知る権利がございます」と、お互いの話は全くかみ合いません。

 私「それで、どうして、ドアを閉めるんですか?」望月弁護士「ちなみにテレビ東京さんはあなたが身分を明らかにしない場合はテレビ東京さんから私に・・・」私「良いですよ、私、記者会見の手続き出してるんですから!」望月弁護士「名刺いただけませんか」私「何でそんなに私の名刺を要求するんですか」

 望月弁護士「取材される記者の方の媒体を・・・名刺を出す出さないか決めてください」私「出しません」望月弁護士「じゃ、テレ東さんからもらいます」と望月弁護士は都内の司法記者クラブの方へ向かいました。その後幹事社から電話がかかり、私の名刺のコピーを渡すというので、仕方なく了承しました。

それで、望月弁護士は私の身分を知ったという訳です。

 望月弁護士はご自身のTwitterで私には何の断りもなく、「ひこうき雲」がライターの身分であることを明かしたので私は読者の「これ、プロが書いてるんかい!」という査読プレッシャーを感じてブログを書かなくてはいけなくなりました。もちろん、意地でもクオリティはあげようと思っています。

 最大の懸念はこれで司法記者クラブの「出禁」になったかな、ということです。まあ主催者側からしたら弁護士さんと揉める胡散臭いトラブルメイカーですよね、ガックリ。

 今から考えると、どうしてそんなに名刺を渡す事に意固地になったのか、よくわかりません。
取材対象者には身分を明かし、名刺を渡すのは基本ですから、今度お会いする機会があれば、名刺はお渡しします。

 その話とは別に、性差による圧倒的な力で行動を制限される恐怖、驚き・・・ごく短い時間でしたが、強いショックを受けました。記者会見で対峙する相手が弁護士さんなので、そのような暴挙に出るとは予想だにしていませんでした。そして、望月弁護士はそのことについて斟酌がなかったようで、後日、私のTwitterアカウントまで挨拶に来ました。


 ぐったりしてロビーで休んでいると、再び目の前を望月弁護士が通りかかったので、何か文句をいうかとも思ったのですが、高潔なる裁判所でそれもどうかと思い、この場合どうすべきか、尊敬する記者さんの顔を思い浮かべると(もう亡くなった方ですが)「取材しなさい、チャンスですよ!」と囁くので、追いかけて取材を試みました。




 【望月宣武弁護士へのインタビュー】

私:今日の裁判の感想をお願いします。


望月弁護士:感想、まあ、どの点についての感想聞きます?特に?

私:先生の主張は通りそうですか?

望月弁護士:通る通らないっていうのは別に今日の裁判の裁判長の対応でわかるもんだと思いますけどね


私:結構、原告に冷たい感じのような

望月弁護士:原告にっていうより双方に、あんまり、あの場でやり合うよく思ってなさそうですよね。
話を双方遮られていましたよね。

私:こんなに書類を出されたらやってらんねぇよみたいなこと言ってましたが。  

望月弁護士:まあそこはね最後ね、私からも一言言いましたけど、人が一人亡くなってることについて 原告ご本人も来ていらっしゃるわけですから、まあ、ああいう発言はないんじゃないかな、と思いますけど。

(個人的な会話をしましたので割愛)

望月弁護士:リーガルファンディング・クラウドファンデングでも活動報告でも主張対比表はできれば掲載して、今、双方からこういう主張ができていて、ここが争点ですと、わかりやすい形で皆さんに提示できた方が良いかなと思っているんですよ。

双方閲覧制限かかったりして閲覧したって手で一生懸命書きとった内容だと、もどっちが何言ってんねんみたいなことになるじゃないですか、あまりにも量が多いから一部抜粋したって所詮、都合のいいことしか書かないわけで、この主張対比表っていうのは全て書面の要約、なるべくエッセンス盛り込んで漏れがないように書かれているので双方の主張がフェアに全部出た方がいいのかと思ってます。

私:またお話伺うことがあるかもしれません。私も被告の方にしか聞いてないので。

望月弁護士:双方の主張が尽くされてこそ初めて...片方の言い分のだけってのは片方偏っちゃうと思うので裁判官にとっても双方の主張が見えた方が良いと思いますけどね。

私:今日のことは(壁ドン)書いても良いですか?

望月弁護士:全然、全然「私はそういうつもりじゃありませんよ」とは書きますよ、もちろん、こういうことがあったんで私は「名を名乗れ」と言ったんです。というふうに書くことになるかと思いますけど、容赦無く書きますけど。

ちなみにですけど、別に私ね、被告の代理人に対しても別に、裁判官に対しても取材される方々に対しても、5ちゃんねるに色々書かれていることに対しても何の恨みもないので、そういう意味では話すべきことは話しますし、いうべき事は言いますし。

非常にフラットに考えていますので。
  
元々、ひこうき雲さんが僕にアタックして来ることは予期していたので、そこは そういう意味では、今日は私はいつ来んのかな、と思ったら、あ、会見で来たんだ、と会見場で来たので、あの驚いたのですけど、全然予期してたので、大丈夫です。 〜終わり〜

 望月弁護士の「被告の代理人、裁判官、5ちゃんねるに恨みがない」という言葉は望月弁護士の今のお立場を象徴しているな、と思いました。望月弁護士は誰かにある種の被害を受けていて、それは誰にも言えない事なのではないか、と思いました。

インタビュー終わり〜



 この日、私は帰りの電車の中でも緊張が解けず、帰宅すると、床に座り込んでしまいました。
裁判資料もぐちゃぐちゃになっていて、整理していくうちに、大変な事に気がつきました。

 壁ドンのショックで「裁判の傍聴の”記憶が飛んだ”」ということです。

 傍聴メモと照らし合わせて詳細な傍聴録を書くことは不可能だということで、当日配布された資料をつなぎわせて何とか完成させました。ところが「当日の資料では」という引用の仕方がまずかったのか、たくさんの苦情が寄せられ、「当日配布された説明資料では」というように修正しました。

 それも気に入らないらしく、一部の方が「出典を明らかにしろ」「事務所(被告)が出した資料で記事を書いた」というようなことをおっしゃっていて、訴状を書き出せば「ご遺族を攻撃している」という方々なので、それではどのようなスタイルなら満足なのか?と発信内容についてお手上げになりました。

 普通、裁判の報道では膨大な資料や記録を限られた文字数で記事を納めなくてはいけないので、引用元を簡略化する事がほとんどです。訴状によると〜とか被告・原告の訴えによると〜などと表記されます。そこが学術論文や研究発表資料とは異なるところです、ご理解ください。

 しかし、思い返すとあの日、私は望月弁護士にコテンパンにやられた、という事は確かです。
ある種の"損害"は確実にありました。ざっくりいうと精神的苦痛を受けたということだと思います。

 それから取材対象者と揉め事を起こしたというのは、記者としての資質を問われるところで、記者クラブの記者がやったら始末書ものです。

 「記者が事件の当事者になってはいけない」というのは記者教育で言われるところで、つまりは当事者になると「取材(記録・録音)」ができなくなるからです。

 情けない気分に浸りながら、その日は眠れなくて、思春期に影響を受けたジャーナリストやお世話になった方、意地悪だったけど、私を記者として一から叩き上げてくれた元ボスのことなどを思い出し、長い夜を過ごしました。(了)

  

①(幹事社とは、記者クラブ制度の一つで共同で記者会見の開催を運営します。記者会見を開いてもらう立場の人も、会見に参加を希望するのも、幹事社に名刺を渡して申し込みます。月代わりで社が変わり、新聞社とテレビ局がペアになっているケースが多いです。会見出席の申し込みはフリーでも出来ますが、開催前に「フリーの誰々が参加しますが、異議ある方は申し出てください」となり、異議があれば出られません。フリー記者は日常的に幹事社と記者会見で「会見に入れろ、入れない」で衝突しています) 


 【番外編〜望月宣武弁護士が被告側を取材?】

 被告側の記者会見で後半に渥美陽子弁護士が会見場の出入り口を気にし始めました。
振り向くと入り口に望月弁護士が会見資料を持って立っていました。

渥美弁護士:すみません、原告代理人の先生、外していただけますか?
そちらで記者会見を聞いていらっしゃるようなんですけど。

望月弁護士:なんか聞かれちゃまずいんですか?

渥美弁護士:別に、こちら記者の方に説明してるんですけど

松永弁護士:取材目的ですか?

望月弁護士:四時半からここでスタートなので待ってるんですけど

(周囲で数名が)幹事社の方対応してください!

松永弁護士:取材ですか?そういう場ではありませんので、はい、出て行ってください

幹事社(テレビ東京)がドアを閉める〜それで、何事もなく会見は続きました。

 ※記者会見中の写真であるので、大丈夫かと思い、望月弁護士の画像を無断で掲載していましました。
当事者である望月宣武氏及び関係者に深くおわびします。


こちらの記事のお問い合わせは https://twitter.com/QNews24 まで。

  

#大本萌景 さんの入学金について



 大本事件で第一訴訟の原告弁護団が記者会見で主張した争点の一つとして、「萌景さんが自殺したのは、入学金の貸付を事務所が前日になって拒否したからだ」というのがあります。そのために萌景さんは進学の夢を断たれて自殺したと弁護団らは主張しています。他にもパワハラ、「一億払え」と脅された等あります。その中でも、学費貸付撤回は裁判の大きな争点の一つとなっています。

 萌景さんの入学金について調べましたところ、報道する機関によって入学金納付期限が異なり、また入学金ではなく「学費」などとなっており、の貸付金の内容そのものの表現が曖昧です。

 引用される記事に出てくる「事務所」というのは訴えられた農業法人で萌景さんが所属していた農業アイドルグループ「愛の葉Girls」を運営している「Hプロジェクト」です。ここの事務所の社長が佐々木貴浩氏で、地消地産を目的とした農業アイドルグループ「愛の葉Girls」を誕生させました。

 「愛の葉Girls」のメンバーだった萌景さんが2018年3月21日に自死した後に、メンバー達は活動を自粛、その後愛媛県の広告代理店、兼イベント会社の「フィールド愛の和」に移籍しました。

 するとなぜかご遺族と弁護団は「フィールド愛の和」も萌景さんを自死に追い込んだ「債務」が継承されたとして、訴状に被告として名前が記載され、提訴されました。「フィールド愛の和」はそれを不服として名誉毀損でご遺族と弁護団を名誉毀損、営業毀損、リーガルファンディングのHPに謝罪広告掲載を求め、東京地裁に提訴、現在は原告被告が入れ替わって二つの裁判が進行しております。(原告代理人三名も被告となっております)


 それでは萌景さんの「入学金」の扱いについて、報道を見てみましょう。

 ①「プライムニュース」より「入学金を納める前日 事務所貸付を拒否」
 ここから引用「遺族側弁護士:3月20日にお金を借りに行ったところ、その日になってお金は貸さないというやりとりがあった。前日になってお金を貸して渡さないと言われ、萌景さんとしては、これは後からわかったことなんですが「家で簡単に死ぬ方法」や「頭をぶつけると死ぬ」と言ったことをご自分のスマートホンで検索しております。」引用終わり〜(画像は同ニュースサイトより引用)

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「大本萌景さんの自死、「真実」求め遺族が裁判へなぜ16歳のアイドルは追い込まれたのか」

ここから引用〜「学費問題:そして、萌景さんが自殺する前日に起きたのが、「学費貸さない問題」だった。訴状によると、萌景さんは2017年6月、きちんと高校に通うため、グループを脱退したいと社長に相談した。このとき社長に言われたのが、「全日の高校に行った方が日曜日もイベント出られる」「高校の金は心配せんでえぇ」という話だった。萌景さんは翌春からの高校生活に期待をふくらませ、学費も事務所が貸してくれるので両親に負担をかけなくて済むと考えた。

 そして、社長に「来年全日受験するのに行く意味なかろう」と言われ、それまで通っていた通信制の高校にも行かなくなった。2017年12月に親に黙って退学届を出したという。全日制高校への進学は、ほとんど実現しそうなところまで来ていた。

 萌景は念願が叶って合格し、2018年2月22日に
入学金3万円を、さらに3月1日に制服代など6万6000円を事務所側から借り受け、学校側に支払った。しかし、支払期限が翌日に迫った3月20日、萌景さんは、事務所スタッフに「お金をお貸しする事はできません!」と貸付を撤回されることになった。萌景さんの母・幸栄さんが3月17日、事務所に対して「娘は2019年8月末で契約更新をせず、グループを脱退させてもらう」と伝えたことの意趣返しだろうと、原告側は主張している。母・幸栄さんは陳述書で、このことについて、次のように表現している。

 「佐々木社長は、不登校だった子どもの親の気持ちも知らず、どこまでも土足で入ってきた上に、事務所を辞めたがっていた萌景を契約で縛り続けました。佐々木社長は、『全日高校に行く』という夢の種を萌景に手渡し、その種を萌景が育てて、日に日に花の芽が期待によって膨らみ、ようやく花が開き始めたところで、理不尽に花を切り落としたように感じます。佐々木社長は、萌景を裏切ったのです。」突然、当てにしていたお金が手に入らなかったため、萌景さんは結局、全日制高校への進学を断念することになった。お金を貸してもらえないことがわかった後、萌景さんはスマートフォンで「簡単に死ぬ方法」をネット検索していたことが、亡くなった後、家族の調査で判明したという。」
引用終わり〜


 今までこのブログで検証してきましたが、①の報道では「入学金を納める前日事務所側が貸付を拒否」
とあります。つまり①は「事務所は萌景さんの入学金の貸付を前日に拒否した」 となります。 

 しかし、②では 「
2018年2月22日に入学金3万円を」支払っています。「支払期限が翌日に迫った3月20日」とは何の「支払期限」なのでしょうか。その主語が何も書かれていません。しかも、萌景さんが進学を希望していた松山市立城南高等学校の最終的な学費納付日は3月22日です。支払い期限が正確ではありません。正確な日付は管理人が 松山市立城南高等学校から取り寄せた入学案内のパンフレットにそ3月22日と明記してあります。

 弁護団がご遺族が事務所から借りた入学金を学校側に支払ったか、とTwitter上で質問すると、回答を拒否するか、ブロックしてくるので「入学金は消えた疑惑」というのがあります。本当は入学金を親御さんが使い込んで支払ってないのでないか。と。

 しかし管理人は 支払われていると考えます。なぜなら、萌景さんの死の当日、萌景さんのお母様幸栄さんが「制服はキャンセルでいいんやろ?」「学校には辞退の連絡を入れるように」と萌景さんに高校の辞退を決めさせているからです。入学金、制服代を支払ってなければこのような会話は成り立たないので、入学金と制服代は支払われ、萌景さんは自殺当日も、翌日も高校入学の資格があったことになります。

 なぜ、弁護団とご遺族は「入学金」の支払いを認めないのか。
それは上記しましたように、昨年10月11日の記者会見で「萌景さんは入学金の貸付をその前日になって拒否された」という事実ではないことを発表してしまったために、今更「入学金は実は事務所から借りて支払っていました」とは口が裂けても言えないのです。「入学金の貸付を納付期限の前日に撤回された」という非道なやり方を世間に発表するその目的は寄付集めでしょう。

 この裁判はリーガルファンディングで運営されている(建前上は、ですが)ので、その寄付を集めるためには大々的に記者会見をし、耳目を惹きつけるセンセーショナルな内容でなくてはなりません。
市民感情を煽り、投資意識に火をつけるにはどうしても事務所を悪人にする必要があった。
だからエビデンスと異なる報道がされているのではないか、というのが管理人の推論です。




 管理人が取り寄せた萌景さんが進学を希望していた愛媛県松山城南高等学校の平成30年の入学手続き案内より〜


【大本家が納付しないと萌景さんの入学が取り消される学費の期限は二つ】
図表①を参照してください。

 入学金の納付期限は 平成30年2月23日(金)
 施設充実費は    平成30年3月22日(木)
 萌景さんのご命日は平成30年の3月21日(水)なので「入学金を納める前日に事務所が貸付を拒否」という報道は全くの間違いです。入学金が支払らわれいているのですから、親御さんは事務所が貸付てくれなくても22日までに学費を用意すれば萌景さんは絶望しなかった。その期限付きの金額は5万円です。21日の萌景さん自殺当日、原告の大本幸栄さんはLINEで萌景さんに「制服のキャンセル」を伝え、萌景さん自身に学校へ入学の辞退をするよう指示しています。(図表②を参照してください)萌景さんは高校入学の資格を持ったまま、自宅で縊死しました。

 

図表①
 愛媛県松山城南高等学校入学案内パンフレット
28723419-s
 ※学費のところに調理科は実習費が月額4000円とあります。萌景さんは合格後、「経済的理由」から調理科から普通科に変更を申し入れており、松山城南高校はそれに応じています。
(訴状 甲24の14頁)

訴状と供述調書を見ると「萌景さんが一億円払え」と社長から言われたと証言する親子は10時に学校説明会(合格者召集日)に参加するために9時頃には車で家を出たとあります。


 しかし、城南高校の学校説明会は9時集合です。(パンフレットを参照のこと)
管理人はこの供述調書は誰かの「創作」である可能性が強いと考えています。

 21日萌景さんが自殺する当日の親子でのLINEのやりとり
図表②
スクリーンショット 2019-04-30 10.46.52

 
 また、事務所が入学金/学費を支払わなかったのは「愛の葉Girls」を辞めると伝えたのでその意趣返しであるとの報道がありますが、4月22日の記者会見で配られた被告側配布資料によりますと、事務所側の人間は最後まで萌景さんが松山城南高等学校に入学するもの、21日に開催される高校の学校説明会に参加するもの、と信じていたLINEのやりとりが残っています。
 

3/19((月)

ほの【お疲れ様です!私の個人グッズどうなっていますか...】8:27
ほの【黄色のつなぎをつくってほしいです!】8:27
ほの【背中に大きくほのか!とデザインしてほしいです!】8:28

 H社社員【ならまず自分用を作らないとな。社長に相談しとく】9:22

ほの【お願いいたします✨ありがとうございます】 13:05

 3/21(水)

H社社員📞キャンセル 9:23
H社社員【学校終わったら電話くれ】9:23

ほの【学校にいかないことになりました】9:32

H社員📞 9:34
H社員📞キャンセル
 ご遺族による、萌景さんの死亡推定時刻は10時。
このやりとりから約30分後でした。

                  了 


 

農業アイドル自殺訴訟 第一訴訟 第二回口頭弁論傍聴記 現れ始めた大本家の家庭事情


 速報しなかったのは、色々とトラブルがあり、管理人自身、筆舌に尽くし難い混乱があったからです。
当日は傍聴券が配られ、38席に対して44名が並びました。(誤字脱字を修正し、配布資料の部分を色分けしました)(記者会見で)が抜けてる部分を修正しました。(弁論の部分も修正しました、誤解を与える表現になってしまい、原告、被告の方にご迷惑をおかけしました)(週刊誌女性セブンの養父が萌景さんを盗撮や覗き行為をしていたという記事への原告側の反論もこの色で修正しました)

 【大本萌景さんのご遺族が元所属事務所と、その関係者を訴えた裁判の第二回口頭弁論、傍聴記】

 平成31年、4月22日東京地裁606号法廷で3時30分に開廷。
 裁判長は民事7部・小川理津子氏(新任)

 簡単に概要をまとめますと、原告側は訴状にある争点、論点を変えてきました。
この裁判の特徴は原告側の主張について、被告側が反論するとまた別の争点を加えてくることで、それに対して、これは新しい女性裁判長から書面が増えていくのは「裁判所としても敵わんな、 というところです」と苦言が呈せられました。

 原告側は何を裁判長から求められているのかを、あまり理解できていない様子で望月弁護士と河西弁護士は度々傍聴席に向かって「演説」を始め、裁判長から「それはもう何度も聞きました」と制止されることが数回ありました。

 裁判というものは訴状に書かれている訴え(まさに訴であるところです)を元に原告被告が弁論を尽くし、証拠と証言で争い、裁判官に審理を仰ぎ、判決を頂くというものです。

 【争点はアイドルの搾取問題か?】

 今回の裁判の”異質”さ、というものは「訴状」から争点や訴求する対象がずれていっていることです。
当初、訴えの記者会見を開いた原告側の主張は以下の通り。(①を参照の事)
しかし今回、原告側は記者会見で「謎のアボガト搾取」という作戦に打って出ました。「hプロのアボガドオーナー企画で原価数千円程度のアボガドの苗を萌景さんの3名のファンに売り、オーナーになってもらった、hプロは利益の大半を独占した、多くの報酬比率は5:5なのでhプロの搾取の構造があるという事でした。


 しかし「搾取」の問題は萌景さんの自殺の原因についてなんの関係性もない、どころか、萌景さんの死後、hプロから「愛の葉Girls」の使用権を数百万で買い取った「フィールド愛の和」は「アイドルの搾取問題」から全く関係が無い。

 愛の和を債務継承のみで訴状に入れたのであれば、これは別訴にするべきだったのではと思いました。

 【訴状から方向転換したフィールド愛の和への訴え】

 これについて、訴状には「フィールド愛の和は」事業譲渡に伴い、萌景さんの自殺に対する責任として不法行為責任、安全配慮義務違反により生じた損害賠償義務も当然に継承したとあります。(訴状24〜25P)しかし、原告側は今回、事業譲渡の際に、「個別の債務引受同意」が存在したはずである。また「会社法の規定の適用により返済責任がある」との主張を加えてきたということで、被告側の渥美弁護士はその主張について「方向は大きく変わっている」と指摘、原告側による訴状作成段階での争点整理不足が露見しました。


  【遺産分割協議書についての現状】

 今回の注目すべき大きな争点としては、前回の裁判で被告側弁護士が釈明を求めた「遺産分割協議書」の日付についてです。(初めて渥美弁護士の口から実父の名前が出ました)

 この日配られた被告側の資料によると、「萌景の死亡により、〔義父と実母が、法定相続分として〕それぞれを二分の一ずつを相続した」(訴状26P)とあり、訴状では、法定相続人が二人になっています。しかし、本来なら、萌景さんには実父が生存しておりますから、三人で遺産相続協議をしなくてはなりません。では、それは、いつなされたのか?

 【遺産分割協議書について】

 こちら

 望月弁護士が「遺産協議書については萌景さんの裁判には関係がない」とするも松永弁護士から「損害賠償請求の基本です!」と突っ込まれ、裁判長も「三分割のものを二分割にしたのであるから、関係ないことはないでしょう」と、原告側の「遺産協議書」を出さない、という主張を退けました。

 裁判長は原告側にマスキングしたものを提出するよう要請、萌景さんの遺産を協議した日付の確認は次回に持ち込まれました。(今回も原告の大本幸栄さんが出廷されていましたが、日付については、この日も明らかになりませんでした)(これらご遺族の交通費はどこから出ているんでしょうか?)

 ■情報の補足としては準備書面で、平成30年8月3日に原告代理人の勧めにより(氏名不明)遺産分割協議が成立し、平成31年2月15日〜平成31年4月8日にかけて、実父を望月弁護士が代理して遺産分割協議が成立した旨を通知した(準備書面(1)138〜139P)と資料にあります。

 被告側の配布資料の説明としては「訴状の段階では法定相続分を前提としていた、しかし、新たに作られた準備書面では遺産相続分割協議が成立しているとした主張に変更した」とあります。遺産分割協議書が成立したことを示す証拠が出されていない。原告らの主張の事実関係が法的に遺産協議と評価できるものであるか判明しない。弁護士である原告代理人らの勧めに従ったのであれば、遺産分割協議書が作成されていてしかるべきだ」とあります。

 また遺産分割協議の通知について、「委任状等、望月弁護士が萌景さんの実父から委任を受けたことを示す証拠が提出されてない。とのことでした。訴状段階で法定相続人が実父を含めて3名存在するのにもかかわらず「法定相続人」として実母と義父が2分の1を相続したという主張がされていたことからすると、遺産分割協議が三者間で本当に成立してるのかについても疑義がある、原告は証拠を出すべきである。」と宣言しています。

 つまり、訴状には義父と実母と二人だけで昨年遺産分割協議して法定相続分を決めてたのに、後から作った準備書面では実父含めて遺産協議をしたことになっている。それならば、その証拠を出せ、ということなのです。三者入れての遺産分割協議は、本来なら訴状を作る前に、提訴前に済ましておかなければならない法的手続きです。
(弁護士職務基本規程・第37条〜法令等の調査〜)


 いずれにせよ、2月18日の第一回口頭弁論の時の裁判長から出された原告側への宿題は一つも形にはなっていませんでした。これは確かな事です。

 前回の口頭弁論の時に出された宿題の内容は以下の通り。「萌景さんの遺産協議を二分割にした根拠とその日付、被告側に萌景さんの自殺を予見することが可能だったとする根拠の他、被告フィールド愛の和が 
Hプロジェクトの債務を継承した根拠を立証するように」でした。

 【被告側の反撃、始まる】

 
 当日記者会見で配られた配布資料では
「義父とのトラブル、実母も全日制高校に行きたいという萌景さんの望みに真摯に向き合っておらず、家計から学費を支出しようとせず、萌景さんの報酬によってこれを賄わせようとしている。萌景さんが消費者金融から学費を借りようか、実母に相談しているLINEの証拠もある。

 萌景さんの将来に直結する全日制高校への再入学についても、本人がこれを希望しているにもかかわらず、僅か数時間の間にこれを断念させており、家計から学費を支出するという選択を検討すらしていない。」「原告らの主張を前提としても、実母から全日制高校への入学を辞めるよう促し、自殺当日の朝に、即座に制服をキャンセルし、全日高校へ行かなくなったことの連絡を萌景さんからするよう指示している。

 萌景さんがイベントに行きたくなく、自転車がパンクしてると嘘をついた時にも雨が降ってる中、自転車でイベントに行くようにと指示をし、(自宅からイベント会場の距離は11キロ)自らは車で自宅から4キロ先のゲームセンターに向かっている。

 全日制高校への入学辞退の連絡をするように萌景さんに指示したのはゲームセンターに向かう車の中である。萌景さんは、佐々木氏の家で夕食を取ることもあった。また、萌景さんは、本件グループの活動終了後に自宅まで送ってもらった際も、なかなか家に入ろうとせず、何時間も佐々木氏やスタッフと話していることがあった。実母自身も、萌景さんの生活態度について注意をするようにスタッフに頼んでいる。萌景さんにとって、自宅は安心して過ごせる場所ではなかったのではないか。」
とあります。

 被告側が原告側の主張を「否認」するだけだった第一回口頭弁論から二回目、記者会見や配布資料、原告側が出した準備書面への反論として、とうとう原告側の家庭事情が姿を表し始めました。

 また、女性セブンに掲載された義父とのトラブルについて、原告側の反論も出され、被告側の配布した資料にも、その旨、記載がありました。(女性セブンの記事は下記リンクを参照のこと)

 ①「コタツで義父に脚を盗撮された」というのは、義父の携帯電話のカメラが誤作動してシャッター音が鳴った為に、萌景さんが誤解をした、というもの

 ②「入浴時に脱衣所に入って来られた」というのは、義父が、脱衣所を挟んで浴室のトイレに入る為に脱衣所を通り抜けたというもの。

 ③「部屋の鍵を壊された」というのは、萌景さんが電灯や冷房を付けたまま部屋の鍵をかけて寝ていたので、施錠をすることができないよう、ドアノブに細工をしたというもの。(準備書面(1)83P)より


いずれのエピソードも萌景さんにとって深刻に悩むような事象ではなかった、とその報道そのものを否定しています。

 『週刊女性セブン』 「16才自殺した地方アイドルが苦悩していた家庭でのトラブル」

 次回弁論期日は7月4日501号法廷
これはラウンド法廷と言って楕円形のテーブルに関係者が座り、リラックスして話せるようにしつらえた法廷で、傍聴席は僅かに10席。

 次回こそ、萌景さんの死の真相が明らかになって欲しいものです。






 ■原告側主張、争点のまとめ

①違法・不適切な労働環境で労働をさせていたこと

②被告会社の社員からのパワーハラスメントによって精神的に追い詰めていたこと

③学校と芸能活動の両立を阻害したこと

④高校進学費用を貸し付けると言いながら直前で撤回して期待と信頼を裏切ったこと

⑤そして被告会社のS社長による「愛の葉を続けないのであれば違約金1億円支払え」と発言したこと

  

  






農業アイドル自殺訴訟 リーガルファンディングについてK氏とのやり取り


 ある日の夕方、リーガルファンデングについて、とても面白いお話をしてくださる方が現れたので記録します。本当に面白いので、ぜひ。(わたくしの不適切な表現は一部削除してあります)



この会話は4月18日PM6:12から始まりました。

登場人物

管理人

k氏


管理人:ややこういう弁護士さんは散見されるかなぁ。


>弁護士自治を治外法権かのごとく履き違え、批判を許さぬ、批判を受け付けぬという特権意識の発露として 


~ 【謎の紳士登場】~




k氏:同感です。






管理人:有難うございます。今追ってる「農業アイドル自殺事件」の弁護団もこのような感じですね。CFで裁判資金を集めてるのですが、裁判内容に重大な被疑があり、支援者が質問するとブロックします。これを「弁護士至上主義」と呼んでいます。 



k氏:まだ事務所が黒と決まったわけでもないのに、クラウドファンディングの過程で悪評が広がり、事業に大ダメージを受けたと聞いています。さらにM&Aの譲受会社は無関係なのに巻き込まれたと聞いています。




管理人:>M&Aの譲受会社は無関係なのに巻き込まれたと聞いています。


はい訴状を読みました。会社法としても、時系列としても当該は全く関係ないのにも拘らず、訴状に名前を入れられ、国民的関心を呼んだアイドル自殺事件の「関係者」とされ数多くの取引先から打ち切りにあったそうです。「訴訟被害者」です。


k氏:もし裁判の結果、このM&Aの譲受会社が白ということになったら、これはとんでもない話だと思います。弁護団はどう落とし前をつけるつもりなのでしょうか。


管理人:まず、CF(募金)で裁判をしてしまったこと、その内容を報告しない、明細を出さない。裁判そのものに重大な被疑があること(証拠、証言の捏造)当該が濫訴の疑いが濃いこと。いくつもの弁護士職務基本法に違反しています。


被告側は渥美陽子氏を立てています。裁判は原告劣勢です。


k氏:そうなんですね。


k氏:M&Aの譲受会社の方が白となった場合、特に問題は大きいと考えます。全くの無関係なのに、巻き込まれたわけですから。訴える前に契約内容を確認しなかったのでしょうか。



k氏:ロースクール卒業の方は、その時点で旧司法試験の択一レベルというのは私の周りでは一般論です。あとはその後、旧司法試験組に追いつくために、どれだけ研鑽したかによって大きく差がついていると思います。


わたしの周りの弁護士はロースクールでも、研鑽を積み旧司法試験組とも渡り合っていますが、何もしないでビジネスや営業のことばかり考えている弁護士もいると聞いています。


管理人:そうなんですね!!謎が吹っ飛びました!ありがとうございます。


k氏:はい。ロースクール出身でも、専門分野を決めて高いレベルの先生もたくさんいます。僕の知っている先生は、企業再生を専門にして大活躍しています。相続専門の先生もいます。ただ話を聞いていると、旧司法試験組の人の何倍も勉強してきていると思います。何もやっていなければ、旧司法試験組との知識差はいつまでたっても埋まらないと思います。本件についてですが、弁護士がからんでいるのに金の流れが不透明というのは大問題と考えますね。




管理人:支援者が質問したら「手数料を引いただけで1円も使っていない」とのこと、集める人、運営する人が同一人物。監査も同じです。まず一般社会なら認められないこと。(この辺りは私の勘違いの部分が多いので、内容を確かめて修正します)

さらに新しく #破産者マップ 事件でもCFを始めました。まだ誰も提訴してないのに。これも内容はお答えできないとのことでした。


k氏:なるほど。一種の寄付金詐欺ではないかとの疑いをお持ちということですね。会計報告もしないのでは、一般の人が疑念を持つのは仕方ないように思えます。弁護士と言う専門家の立場から、皆が納得するように正面から答える義務があると思います。


管理人:はい、多くの支援者たちが怒りや疑問を感じ始めています。「手数料を引いただけで1円も使っていない」のであれば、その手数料は誰が受け取り、誰が管理してるのか?


 #破産者MAP 事件では原告は数名確保していて現在募集してないのは何故か?裁判で名前を明かせるのか?疑わしいことばかりです。



k氏:破産者マップは訴訟に持っていくのは最初から難しいと思います。運営者が外国在住だったり、外国人だったら特定が至難だからです。また仮に訴訟に勝ったとして、預金口座を差し押さえて金をとるのはさらに難しいと思います。そもそも破産者情報などと言うのは、近所の図書館に行けば、誰でも何十年前のものまで全て検索できるのですから、あんなサイトに何の付加価値があるのか未だにさっぱりわかりません。



管理人:「弁護士至上主義」の弁護団のターゲットにされたら、一般人はとんでもないことになります。いくら裁判後に懲戒をかけられても、会社そのものが倒産したり、当該から自殺者が出たらとんでもないことです。

訴訟によって、です。こういう団体の監視システムが必要です。司法資格者が神になってしまう。



k氏:確かに白黒が出る前にクラウドファンディングで名前が広がるのは大問題ですね。


k氏:良くわかりませんが、問題の根は深そうに思えます。金の流れが不透明なことと、黒と決まる前にクラウドファンディングで悪評が広まり、事業に大ダメージを受ける会社が出ていることです。仮に黒だったとして、それは裁判官の決めた損害賠償金を払えば解決するのであって、それ以上にクラウドファンディングによる悪評拡散と言う制裁を受ける理由はないと思います。


管理人:そうですね、敵対企業が有名弁護士(国会議員並の権力ありますから)を雇ってCFでタダで相手企業を虚偽の内容で訴えて株価を壊滅させるなんてできてしまいますから、社会秩序を乱しかねないです。


k氏:このCFって弁護士に凄まじいリスクが伴いますから、普通の弁護士はやらないと思います。私の知っている弁護士は食うに困っていませんから、驚くほど危ない橋を避けます。中には痴漢に間違われるのが嫌だから、満員電車に乗らないという人もいます。そこまで行くと、ちょっと被害妄想気味なのではないかと思ってしまいますが、優秀な弁護士ほど極端なくらいリスクを嫌う傾向があるように思えます。


管理人:なるほど、わたくしの心配は少し的外れですね。とにかくこの事件は異質で異様なので、もう少し注目しますね。専門的ご意見、とてもありがたく、安心しました。ありがとうございます!!


k氏:とにかく遺族の人が少しでも納得できるような結果になることを望みます。 私は裁判の実務のことは良く知りませんが、芸能事務所には一定の管理責任・道義的責任があるという印象を持っています。




    ~了~





2017年6月1日の大本萌景さん。



いどちゃん

@ido_nikon さんより提供。有難うございます。


スクリーンショット 2022-11-29 14.56.45






 


 








 



 


萌景さんと幸栄さんの最後のLINEは「高校には辞退の連絡を入れる様に」

 
 今日は萌景さんと萌景さんのお母さんが最後にやりとりしたLINE甲第18号証を書き出します。

 自殺当日、萌景さんは訴状によると、泊まったお友達の家から帰宅、その日は愛の葉Girlsのライブイベントがあったために、萌景さんは出かける事に。

 ここから〜萌景は行きたくなさそうに「自転車パンクしとるし。」と言いました。なおその後、萌景が亡くなったあと自転車を確認したところ、パンクはしていませんでした。その後、私たちは主人が運転する車で自宅を出発しましたが、私はほのかに対して9時58分頃「高校には辞退の連絡を入れる様に。」
とラインしました。この時点で萌景のラインに既読はつきませんでした。

 (2)萌景が亡くなるまで 

 私は、11時21分、11時40分と萌景に対して、電話をしましたが、萌景が電話にでることはありませんでした。また私が萌景に対して電話した直後、田原さんから私に対して電話があり「萌景と連絡が取れない」と言われたため、私も連絡がとれないことを田原さんに対して伝えました。

 そして12時頃、佐々木社長からも私に対して電話があり「萌景がイベントに来ていない!萌景がイベントに参加しないのは『愛の葉』の信用問題に関わるんですよ。お母さん、今日はお客さんが60人程入るんですよ」とこちらを焦らす感じで一方的に言われました。私は佐々木社長に対して「今出先なんです。」と伝えたところ、佐々木社長が私に対して「お母さん見に行ってもらえます?」と言われたため、「私がですか?」と確認しました。

 すると、佐々木社長は私に対して「じゃあ、スタッフ向かわせます」と一方的に言い、電話を切りました。私が萌景を確認しに自宅に戻ろうと考えたたため、私は私の父に連絡をして、私たちがいるゲームセンターまで迎えに来てもらう事にしました。そしてその旨を佐々木社長に連絡したところ、佐々木社長から「もし萌景が動かないようなら連絡を下さい。スタッフを向かわせます。」と言われました。

 私の父が13時20分頃、私がいるゲームセンターに到着しました。自宅に到着したのは13時40分頃だったと思います。自宅に到着後、私は車に自分の鞄を置いたまま、急いで萌景の自転車があることを確認し、また一階のリビングにもいないことを確認しました。そして私は萌景を探すために2階 への階段を登ったところ、すぐ目の前に萌景の紫色に変色した足が見えて、紫に白い模様が転々と沢山ある足を見て私は〜以下略

 萌景さんのお母さんが最後に送ったメッセージは「高校には辞退の連絡を入れる様に」になる。ただし、ライン画像の添付はなし。訴状に記載あるのみである。(了)

 
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