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農業アイドル自殺訴訟 大本萌景さんの学費貸付撤回を巡る原告・被告の主張〜主張対比表より〜



 現在、大本事件では二つの裁判が同時進行しています。

 愛媛県松山市で農業アイドルとして活躍していた大本萌景さん(おおもと・ほのかさん 当時16歳)がH30.3.21日早朝、自宅で命を絶ちました。萌景さんのご遺族は萌景さんが所属していた農業法人・ Hプロジェクトにその責任があるとして、約9200万円の損害賠償を請求する民事裁判を起こしました。事件番号は「平成30年(ワ)37265」 

 これを第一訴訟とします。

 第一訴訟で被告にされた愛媛県のイベント会社がご遺族とご遺族の弁護団のうち三名を訴えた裁判がありましたが、これは当該会社が第一訴訟の被告から外れたために、取り下げが決まり、8月4日に原告側代理人とともに記者会見が行われ、取り下げが発表されました。事件番号「平成31年(ワ)1450」

 これを第二訴訟とします。

 今月16日日開かれる裁判は萌景さんのご遺族が農業法人・ Hプロジェクトに対して生前の萌景さんへの賃金未払いがあるとして、その支払いを求める訴訟です。事件番号「令和一年(ワ)23219」
裁判期日・令和一年10月16日13:30分 東京地裁517号法廷で開廷予定。


 これを第三訴訟とします。


 今日は第一訴訟における、萌景さんへの学費を貸付撤回したのが自殺の原因だとする原告の主張と、被告側の反論を検証して見ましょう。4月22日、第二回口頭弁論後の記者会見で原告側が配った「主張対比表」より書き出します。原告側はHプロが約束していた学費貸付撤回を翻意したのは萌景さんの自殺の原因であるとしていて、これは第一訴訟において、大きな争点の一つになっています。(以下、 HプロジェクトをHプロと表記します)


 萌景さんはH29.8月頃に通信制の松山東高校から全日制の松山城南高等学校に進学したいと考えるようになり、学費をHプロの佐々木社長と相談のうえ、借り受ける事になりました。
H30.2月、松山城南高等学校に見事合格した萌景さんはHプロから入学金三万円を借り受け、高校に支払いを済ませた。

 さらに H30.3.20日に萌景さんはお母さんの幸栄さんとともに施設充実費などを借りるためにHプロを訪れた。そこで萌景さんは学費の借り受けをHプロから保留にされる事になります。今回の書き出しは、そのことが萌景さんにどう影響したか、またその内容の真実性を原告被告がどう争っているか、の論点整理と、ひこうき雲が調べた事実関係についても再掲します。



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 4月22日記者会見配布「主張対比表」2(1)ウ より転載


「被告T(スタッフ)による学費を貸さない発言があった事」

 ここから書き出し〜

  H30.3.21は松山城南高等学校に翌年から在籍する事になる生徒が集まる日であり、萌景は翌日までに現金12万を持参できなければ進学をすることができない状態にもかかわらず、被告Tは、H30.3.20、萌景に対し、貸付の意思を翻意し、「お金をお貸しする事はできません!」と強く述べて、貸付を撤回した。これは平成31年8月末日を持って契約を更新せずに本件グループから脱退したいという意向を持ち始めた萌景に対する意趣返しである。

 萌景は、被告H社から借り入れできない事により、松山城南高等学校に進学を断念せざるを得ない状況になり、松山城南高等学校への進学の希望を失った。

 被告Tを通じた被告H社の貸付の撤回は、未成年者である萌景の将来に対する希望を弄ぶものである。
すなわち、被告Sは、「萌景に対し、高校のお金心配せんでえぇ」などど述べて金銭的な支援貸付を提案して全日制高等学校への進学を勧め、原告茂との相談も十分にさせないままに萌景と話を進め、両親が学費を払わなくても被告H社から学費を借りれば大丈夫という期待及び信頼を熟成しておきながら、進学費用の支払い期限の前日になって貸付を撤回し、上記の信頼関係を裏切ったものである。



  ___被告側反論___同じく対比表より〜


 H30.3.20日、被告Tが萌景に対し、手元には現金12万円を用意しているが、原告幸栄を困らせて今の萌景にはこれを貸すことができない旨を告げた事は認め、被告Tが萌景に対する同金銭の申し出を撤回した事は否認する。被告Tは、上記金銭を萌景に貸し付ける石を一貫して有していた。被告Tが上記のような態度を取ったのは、同日朝、原告幸栄から萌景への生活態度の指導を依頼されていたからである。被告Tの上記言動が、萌景が被告 H社とのH29.10.15付けマネジメント契約を更新しないとしていた事に対する意趣返しである事は否認する。


 被告H社と萌景は、平成29年12月頃までに、 H2910.15付けマネジメント契約を平成31年8月31日限りで終了させ、本件グループを脱退することを合意していたのであるから、萌景の本件グループ脱退の意向は、貸付の申し出を撤回する要因になり得ない。萌景が、被告H社から学費を借りられなくなったこと、これによって、松山城南高校への入学を断念せざるを得なかったかとは否認する。

 被告H社は、萌景に対する学費の貸付を撤回しておらず、ましてや、同人の信頼を裏切ったと評される事実は存在しない。


 書き出し終わり〜


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 ◼️原告側の主張

・平成30年3月20日に高校へ支払う学費を Hプロに借りに行ったが断られた(できません!)
・平成3月21日は高校の生徒集合日。この日に現金12万円を用意しなければ進学できない状態。
・Hプロが貸付を翻意したのは20日にH31.8月を持って脱退したいとした萌景への意趣返しである。
・支払日前日(20日)に学費を借りれなくなった萌景は進学の希望を失った。(21日自殺)
・学費の貸付撤回は萌景の将来に対する希望を弄ぶものである。
・被告Sは原告のご両親との相談もせずに萌景と二人で話し合いを進めた。
・進学費用の支払い期限前日になって貸付を撤回し、萌景の信頼を裏切った。



 ◼️被告側の主張

・貸付の撤回はしておらず、保留の原因は同日朝、原告幸栄から萌景への生活指導を依頼されたから。
・萌景はH29.12月頃、H.31.8.31日にマネジメント契約を終了(脱退)することを合意した。



 以上が主張対比表のまとめになります。
被告側は学費の貸付を撤回したことと、29年の12月に31年の8月末で萌景さんがHプロを脱退することに対して合意が成立していたのであるのだから、平成30年3月20日に高校へ支払う学費を Hプロに借りに行った日に脱退を申し出たので、意趣返しに学費の貸付を翻意された、という原告の主張を否認しています。

「雲の調査報告」再掲します。

松山城南高校の入試課に問い合わせをして、入学手続き書のコピーを送付してもらいました。
学校集合日は平成30年3月21日ですが、納めなくてはならない施設充実費期限は3月22日です。
また3月22日までに納めなくてはならない金額も5万円となっています。
原告側の主張する「萌景は翌日(学校集合日3月21日)までに現金12万円を持参できなければ進学することはなできない」の根拠は何でしょうか?
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 ですので、原告側の「学費を納める前日にHプロが学費の貸付を撤回した」ために、萌景さんが希望を失ったという主張には誤りがあります。「学費を納める前々日に学費の貸付を保留にされた」が正しい表現であると思います。学校集合日(9時集合)に金品を持参しろとは書いていません。また、萌景さんが希望していた調理科の実習費は月額4,000円でした。


 訴状に記載ある争点の論拠が、このように実際の日付や金額からかけ離れているのは一体どいうことなのでしょうか?原告側代理人らは何も調べずに訴状を作ったのでしょうか?

 通常の裁判でそのようなことは考えられないので、何かの間違いだと思いたいのですが...








 

愛媛農業アイドル自殺訴訟 大本萌景さんの学費問題 原告側の主張対比表より〜




 どうして萌景さんのご両親が学費を出さなかったか?について原告側の主張

(2019年4月22日原告側が配布した記者会見資料・主張対比表)より〜
「主張対比表6の4 松山城南高等学校への進学希望」から書き出し。

 ①萌景は、定時制の高校から全日制である松山城南高等学校に進学することを希望するようになった。
萌景は、松山城南高等学校に関して平成29年6月に被告 Sから全日制の高等学校への進学費用は Sらが工面する旨の話があったため、被告 Sに金銭的な相談をするようになった。

 萌景は、H30.2.6、松山城南高等学校の調理科を受験し、H30.2.13に合格した。
萌景は、松山城南高等学校への進学費用として約21万6000円が必要であったところ、進学費用については、被告Sから、平成29年6月に被告Sが工面するという発言があったことから、被告H社から借受けることにより通達しようと考えた。萌景は、H 30.2.22、被告H社から入学金として3万円を借受けた。


 ②原告茂及び原告幸栄は、松山城南高等学校の学費の額を理由に反対していたのではない。学業よりも本件グループの活動を優先させる被告H社の運営方針に鑑みたとき、本件グループの仕事を続けながら全日制過程に通学することが不可能だと思ったから反対したのである。

 萌景のようなアイドル活動だったり、就労しながら通学したいと希望する生徒にとって、通信制過程や定時制過程は、通学の自由度が高く、修業年限が定められていないなど、多様なライフスタイルやワークスタイルに合わせて就学することができるという点で、大きな利点がある。また単位をコツコツと着実に集めるという点において、努力した結果が見えやすいという利点もある。原告幸栄は、不登校だった中学生活やアイドル活動との両立を考えた時に、萌景にとっては松山東高等学校通信制がもっとも適していると考えていた。もっとも、萌景はすでに、松山東高等学校通信制過程であっても希望通りにスクーリング(授業)に出席することができず、結果として三科目の単位を落とし、三年間で同校を卒業することは不可能だったのである。


 ③原告幸栄は、萌景が松山城南高等学校全日制過程に進学したとしても、同校全日制過程は当然に松山東高等学校よりも出席等の要件が厳しいのであって萌景が通常の生徒と同様に通学し続けることができるとは到底思えなかった。特に、被告H社は萌景から生じる売り上げに依存している割合が高く、またリーダーでもあったため、萌景は他のメンバーよりも休みが取り辛い立場にあった。原告幸栄は、被告 H社の運営方針が変わらない限り、萌景が全日制過程に通学するとことは不可能と思う一方、被告Sを含む被告H社の言動を見る限り、萌景の学業・通学を優先させてくれるようには思えなかった。実際、被告Sは萌景に対して「萌景、(テレビ番組の)レギュラーを持て。週一回くらい学校を休んでも大丈夫だから」と述べており、全日制過程に進学してもなお、学業よりも仕事を優先させようとする被告Sに対し、幸栄は強い不信感を持っていた。

 原告幸栄は、萌景が全日制過程に進学した後、松山東高等学校の時と同様に、本件グループの活動によって学校を休まされ、単位を落とし、進級できなくなり、萌景が激しく落胆するような事態になることを最も恐れた。この全日制高校への進学は、学費をだす、出さない以前の問題だったのである。


④原告茂及び原告幸栄は、仮に、萌景が松山高等学校に進学し、きちんと毎日通学できるのであれば、萌景に奨学金を受給させるつもりだったのであり、奨学金制度を利用することによって、月額三万円の学費等の納付にはなんら問題はなかった。

 萌景は当初、毎月の学費も被告H社から借りるつもりだったが、原告幸栄はH30.2.21に松山城南高等学校と教育委員会に電話して奨学金について問い合わせ、原告幸栄及び萌景は、被告S被告Tに対し、奨学金を借りる事ができたら、奨学金が実際に受給開始となる平成30年9月に、被告H社に対して借入金を全額返済する予定である事を伝えた。借用書においても「奨学金制度が受けられた場合は、初回入金予定2018.9月に全額返済に充てる」と記載された。

 原告幸栄がこのように奨学金を借りるように動いたのは、萌景が借入金があることによって、被告H社から縛られないようにするためであった。原告幸栄は、被告Sが萌景の就学費用を貸さない時は原告茂の収入から充てれば良いと考えていたし、足りなければ原告幸栄が働けば良いと考えていた。最も、上記の通り、原告幸栄にとっては、就学費用の建て替え以前に、全日制過程と本件グループの活動を両立させることは不可能ではないかと考えていたため、松山城南高校学校の就学費用を積極的に出そうとはしなかった。原告幸栄は、萌景が自分の心配や懸念をよそに、被告 Sと話して全日制過程への進学をどんどん進めてしまうことに、忸怩たる思いでいた。  

書き出し終わり〜


 被告側反論(同じく主張対比表・同頁より)

 全文書き出し

 被告Sが萌景に対し、全日制高校への再入学に必要な費用は被告 H社の資金から貸し付ける旨を申し出ていたこと、この申し出を受けて、萌景が学費を借り入れしたい旨を被告 Sに申し入れしたことは認めるが、これは、平成29年7月頃のことである。萌景は、同年6月頃から松山東高校では入学前に期待・想像していたような勉強ができない、早くも単位を落としそうであるなどの愚痴を被告 Sに言うようになった。こうした愚痴が一ヶ月で4、5回繰り返された後、被告 Sは全日制高校への再入学を萌景に提案した。

 萌景が松山東高校を辞めて全日制高校に再入学した場合、日曜日のスクーリングに参加する必要がなくなるため、結果として日曜日に行われる本件グループのイベントに参加できるようにはなる。しかし被告Sは、日曜日のイベントに萌景を参加させる事を意図して再入学を勧めた訳ではないし、松山東高校に在学中に萌景に対して日曜日のイベントを休まれるのを困ると述べたこともない。


 被告Sが萌景から金銭面での相談を受けたのは、さらにその一、二週間後のことである。
被告Sは娘である萌景のために学費を出そうともしない原告幸栄及び原告茂の態度を不審に思いながらも、萌景が本件グループを卒業(脱退)するまで今の調子で活動に励むのであれば、その将来のために再入学に要する費用を被告H社の資金から貸し付ける事を提案した。


 被告H社から松山城南高校への入学金として萌景に三万円を貸し付けたのはH30.2.21である。
松山城南高校での学習に要する費用に着目すると、同高校への再入学を希望していた萌景に対し、これを行わせる意志を原告幸栄及び原告茂が真に有していたものであるかどうか、疑わしいと言わざるを得ない。   


書き出し終わり〜



 高校の入学金について
以前にも書きましたが萌景さんの入学金については報道によってバラバラで「支払った」とする記事もあれば、「入学金の貸付を支払いの前日になって拒否」と言うのもあります。


 上記の主張対比表を見れば原告被告とともに、入学金においてはその貸し出し、と借り受けを認めています。しかしながらこのブログで何度も指摘しております通りに、報道では「入学金」を貸付されなかった。と書かれているところもあるのです。

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 ※考察

 原告側(ほのかさんのご遺族側)主張のまとめ

 ・萌景さんは全日制高校への進学を希望してH社に進学費用を相談していた。
 ・萌景さんの全日制高校の進学費用は総額約21万6000円かかる。
 ・原告はH 30.2.22、被告H社から入学金として3万円を借受けした。
 ・萌景さんがアイドル活動を続けながら全日制高校の通学は不可能だと懸念した。
 ・奨学金制度が受けられた場合は、初回入学金予定2018.9月に全額返済に充てると借用書に書いた

 結論として原告が萌景さんに進学費用を用意しなかったのは、アイドル活動と全日制高校の通学は両立できないと考えたから。

 この主張対比表から見えてくる事実は萌景さんが全日制高校への進学を自ら希望していた事、学費の工面をH社に相談していた事、原告はアイドルと全日制の両立は無理で単位を落とし、萌景さんが落胆するのを心配していた事、などです。


 これに対して、被告側の反論(H社、S氏)

 ・松山東高校は入学前に期待・想像していたような勉強ができない、単位を落としそうだとSに愚痴。
 ・それを聞いてSは将来のために全日制高校への学費を貸し付ける事を提案
 ・H 30.2.22、萌景さんに入学金として3万円を貸し付けした。
 ・萌景さんは全日制高校の進学を希望していたがそれに対応する意志が原告にあったのかは疑わしい。




 萌景さんの「松山東高校は入学前に期待・想像していたような勉強ができない、単位を落としそうだとSに愚痴」についての詳しい内容は4月22日の被告側記者会見で配られたプレスリリースに書いてあります。一部を要約して引用します。


 「愛媛ご当地アイドル自殺訴訟 被告側記者会見配布資料」 の7Pスライド14からです。
(答弁書49〜54頁)から書き出し〜

 ・萌景は中学時代に不登校だったこともあり、学力が同年代のものと比べて著しく低かった。
(乙36の6頁)

 ・萌景は読み書き計算といった基礎的な学力を身につけるために通信制高校に通い始めたが、スクーリングの内容がスケッチやワークショップなどだったために意欲を失っていった。

 ・そのため、萌景は基礎学力を身につけるために、松山城南高校に再入学する事を決意した。

 ・萌景が両親から再入学の費用を出してもらえないと佐々木に相談したため、止むを得ず学費を貸付、萌景の進学に協力しょうとした。


 以上引用終わり〜

 つまり、萌景さんが全日制高校を希望したのは通信制高校では不登校であった自分の基礎学力を補充することができないと思った、と言う事であると推察されます。これからの長い人生を考え、しっかりとした基礎学力を身に付けたい、というのは誰かからの考えの押し付けでもなく、萌景さん自身から出た切なる思い、願望であったことと思われます。


「入学金は借り受けしたはずなのに、報道では H社は直前になって入学金の貸付を拒否?」


「FNN PRIME」のWebサイトニュース「アイドル自殺の原因はパワハラと遺族が涙の訴え!」によると
「入学金を収める前日になって事務所側は、貸付けを拒否。」とあります。

 ところが上記の裁判資料には原告被告とも「入学金」の貸付け、と借り入れは認めています。
裁判資料は厳正なものでしょうから、どう見てもこの「FNN PRIME」は誤報か、さもなくばHプロに対して悪意のある印象操作を狙う意図を感じます。裁判前に何が何でも被告を極悪人に仕立てなければならない事情でもあったのでしょうか?

 原告弁護団は「誤報である」とFNNに申し入れした方がいいのではないでしょうか? それとも?....

 「16歳農業アイドル自殺で遺族が提訴」 

 では「しかし3月末になり、母親が「8月末をもって脱退したい」と申し出たところ、事務所側は高校の集合日の前日になって納付金12万円の貸し付けを拒否。萌景さんは進学を諦めざるを得なくなったという。」となっています。

 記事に書かれている集合日(学校説明会)(萌景さんの自殺の当日)は納付金の納付期限日ではなく、その翌日であった事はすでにお伝えした通りです。

 萌景さんが自殺したのは3月21日、納付期限日は22日でした。
また、城南高校に問い合わせたところ、納付期限までに入金がなくとも、入学希望者の意思を尊重し、柔軟に対応する用意があるとの事でした。(問い合わせに出た城南高校の方は「一人でも多くの生徒さんをうちで育てたい!」という熱意と愛情を持って事務をこなされているのが、電話口からひしひしと伝わってきました。納付金の一日や二日の遅れなど、どうでもいい!とでも言いたげでありました。)


 もう一度書きますが、入学金が支払われているのであれば、萌景さんは松山城南高校に入学資格を持ったまま命を絶った事になります。










 


農業アイドル自殺訴訟・第一訴訟・第四回口頭弁論を傍聴しました。遺産分割協議成立証明書(甲132〜134)の原本は未だ提出されず


 2019年9月24日(火)午後四時より、東京地裁501号法廷にて、大本事件
「愛媛ご当地アイドル自殺訴訟」損害賠償請求事件の第四回口頭弁論が開かれました。傍聴席は9席。
 

 民事7部合議1係(平成30年(ワ)37265)

 裁判長 小川理津子
 裁判官 木村匡彦
 裁判官 山田裕貴
 書記官 大門孝至

 原告 大本茂 大本幸栄 大本可穂 弟(未成年)

 被告 Hプロジェクト 佐々木貴浩(社長) 社員A 社員B 

(被告であった「株式会社フィールド愛の和」は原告の意向で被告から外れました。これにより、原告を被告とした「株式会社フィールド愛の和」が原告の第二訴訟も取り下げられました。)

 損害賠償請求金額  9268万9584円(ーフィールド愛の和の請求金額分300万円)


 

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◼️関係者の紹介


 この裁判は愛媛県松山市で「ご当地農業アイドル」として活躍していた大本萌景さん(当時16歳)の自殺を巡り、その責任を問う為に、ご遺族が運営会社とその関係者を訴えている裁判です。

 原告弁護団はアイドルの権利を守り、芸能事務所との契約書を確立させる事などを目的とした任意団体「日本エンターテイメントライツ協会」( 以下、ERA)の代表理事たちで構成されています。

 そのうちの一人である望月宣武弁護士は有志の弁護士らと共に「社会的意義ある裁判の支援」を求めて裁判費用を一般から募る「リーガルファンディング」を立ち上げました。この裁判はその支援者たちの募金で運営されています。


 被告のHプロジェクトは農業法人。愛媛県の衰退する農業について若い人にも関心を持ってもらいたいと農業アイドルユニット「愛の葉Girls」(えのはがーるず)をプロデュース。
歌って踊って畑を耕す、という農業アイドルグループを運営していました。
被告の佐々木貴浩氏はERAの弁護団から記者会見で萌景さんの自殺について責任者であるような指摘をされた事に対して「事実ではない」と反論しています。

 被告側の弁護団は渥美陽子弁護士が代表を務める「あつみ法律事務所」

 この日は約20分くらいで閉廷しました。

 ◼️遺産分割協議成立証明書の原本は今回も提出されず。

 原告と萌景さんの実父との間で行われた(はず)の遺産分割協議成立証明書について、その作成日付と共に原本を出す、出さないで第一回口頭弁論から被告側の攻撃材料になっていましたが、この日の口頭弁論でも提出はされませんでした。(第一回口頭弁論傍聴記)

 裁判長「甲132〜134の原本持ってきていただいて...証拠上はすでに出てるけど中身(原本)を(被告側が)確認すると言うことでしたが...」
(※甲132〜134は遺産分割協議成立証明書とご実父の委任状です)
 
 望月弁護士「うっかり(しっかり?)失念しちゃいまして...」

(傍聴席どよめき)

裁判長「証拠上は写しでいいですけれど....(聞き取れず)」

望月弁護士「お求めであれば、次回お持ちします。」

 「第三回口頭弁論の傍聴記」では遺産分割協議成立証明書の真正を争う、原本を確認したいと被告側が裁判長に求めました。以下、第三回より書き出します。

望月弁護士「次回原本持ってきましょうか?それは構わないですよ」

望月弁護士「(書面の)偽造を(被告側が)争った、偽造である(と主張した)ということは調書にとどめておいてください 。」

裁判長「どうしましょうか。それ自体を(偽造であるという主張を)検討する...132〜4の確認を留保して被告代理人で確認をして取り調べをしてご意見いただくということでよろしいですか?」

渥美弁護士「はい」

 となっていますから、今回は必ず遺産分割協議成立証明書の原本が出されるかと思いましたが、次回に持ち越されるようです。

 望月弁護士は前回で遺産分割協議成立証明書について「真正を争う」と被告側弁護団から言われて「偽造を争ったと言う事は記録してください!」と声を荒げていましたから、今回は偽造の疑いを晴らすためにも、遺産分割協議成立証明書の原本が被告側に示される事になるだろう、と思っていましたが、出ませんでした。

 望月弁護士の「失念した」のところで満席の傍聴席から大きなどよめきが起こりました。

なぜなら原告側が提出した遺産分割協議成立証明書は、その真贋を被告側が第一回口頭弁論から何度も指摘していましたから、原告側が適正に処理すべきであるのに、原告側弁護団の悠長な答弁に傍聴者は驚いたようです。

 第一回目の裁判長が異動で外れ、途中から新しい裁判長になったのも、被告側にとっては不運といえば不運でした。

 裁判長が第一回目からの遺産分割協議成立証明書について、双方の激しいやり取りをご存知であれば、第四回目まで原告側が遺産分割協議成立証明書の真贋をはっきりさせないことに対して、必ず厳しい意見が出たはずです。



 ◼️Hプロ元従業員の証言
 原告側は元従業員の証言を用意しているようです。
ただし、準備書面での主張に留まり、法廷で証言するかどうか、決めてはいない様子でした。
これに対して、渥美弁護士は「陳述書を出される予定がないのであれば、こういった主張を準備書面に書かれる事自体どうなのかという事になりますけど」とやや厳しい口調で原告側に趣旨を問い、原告側は証言者が積極的に法廷で証言を行いたい人物なのかどうかを、この日は最後まで明確にする事はありませんでした。


 ◼️精神科医による意見書

 精神科の医師による「青少年が自殺する因果関係」のような内容の意見書が原告側の意見の補強材料として出されるようです。その準備に二ヶ月かかるという事でした。

 その医師が海外に行くかもしれないという事で、「意見書の提出は年明けになるかもしれない」と望月弁護士が答えると、傍聴席からはため息が広がりました。

 それに対して裁判長が二ヶ月後と期日を指定。
裁判長は「そちらが原告なので、準備書面がいついつまでに出来ます、なので期日をいつにしてくだい、というのがマストです」と苦言というほどではありませんが、(はっきり予定を決めて欲しい)と指摘されていました。


 ◼️原告側は争点を(萌景さんの自殺に至る原因を)平成30年一月から三月の間に主眼を移している。


 以上で次回期日が決まり閉廷しました。証人として原告がでる、とか原告が反対尋問したいという話も出て、もう少しでこの裁判も山場を迎えるのかな、という感じですが、それは年明けになるようです。


※ 双方の代理人が大きな法廷でやれればという話が出ましたが、裁判長からは「弁論準備なので...」という事で次回も501号法廷に決まりました。


 ◼️次回期日

 第五回口頭弁論

 12月2日午後2時から501号法廷です。


 ※聞き取り出来た一部分です。あくまでも個人の聞き取りなので、正しい弁論内容、証拠関係に関する答弁は裁判所で訴状と共にご確認ください。一月から二ヶ月くらいで裁判所で記録として閲覧できるようです。

◯従業員の証言についてのやり取り

渥美弁護士「今回の準備書面の中で元従業員の方がこう証言してるみたいな事がかなり出ていて...これって陳述書を取られること予定という事ですよね?」
望月弁護士「陳述書なり、法廷で証言なり」
渥美弁護士「次回出していただける?」
望月弁護士「お約束できませんが」
渥美弁護士「陳述書を出される予定がないのであれば、こういった主張を準備書面に書かれる事自体どうなのかという事になりますけど」
望月弁護士「法廷で証言予定の内容ですが」
渥美弁護士「法廷で証言予定の内容?」



裁判長「(準備書面の証言者は)陳述書の作成の協力は得られない?かもしれないという事ですかね?
それならそれの信用性の問題という事になりますので」


◯萌景さんの自殺に関する因果関係について専門家からの意見書がいつまでに出るかのやり取り

望月弁護士「二ヶ月くらいはかかるのかな、と」(傍聴席微かにどよめき)
望月弁護士「一回、反論が入ってから次次回くらいかなと考えていたんですがそれが次回になると少し先生に急いでもらってお願いする」
河西弁護士「海外にいく」
望月弁護士「先生が海外に行く?それまで待つのに年明けくらいになる」(傍聴席ため息)
裁判長「そちらが原告なので(苦笑い)」
裁判長「その間にもうやることも...」(ないので)
望月弁護士「うーん」
裁判長「その間に立証の他の準備をするのか、別の方の陳述書を用意されるのか」
望月弁護士「被告側の第三準備書面の反論とか、陳述書であれば陳述書で進めておいてその辺の準備を」
裁判長「原告が主張されてるような、こういう事実から、15歳、青少年であれば、自殺に至るような事があり得ると、心理学的社会学的見地からの意見書を予定されてると思っているので」
裁判長「原告側の主張の裏付けになるような意見書...主張の準備をある程度進めていただいて...」
被告側「意見書っていうのはあれですか?先生は何名かいて?」
原告側「一名ですかね」
望月弁護士「精神科医です」
裁判長「二ヶ月くらい先の期日を決めます...」

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虹コン裁判傍聴記・永田氏代理人が苦言「ルールにしたがって裁判をやっていただきたい、プロなんだからお互いに」



 2019年9月9日午後3時から615法廷にて「虹のコンキスタドール」の総合プロデューサーであった永田寛哲氏と「虹のコンキスタドール」のメンバーであったS女史が双方が原告・被告になった裁判が開かれました。 

 本来であれば、この日が最終弁論期日だったのですが、9月30日に伸びました。
その理由は被告のS女史と向原弁護士の最終準備書面が指定期日までに提出されず、原告側に届いたのが当日になったからです。弁論は20分くらいで終わりました。傍聴人数は10人ほど。

 ※この裁判は双方が原告被告になって訴え合っていますが、永田氏側が原告席、永田氏に訴えられたS女史とS女史の代理人である向原弁護士、河西弁護士が被告席に座っていましたので、永田氏を原告、原告側とし、S女史と被告代理人二人を被告、被告側とします。

 [雲の傍聴感想]

 永田氏の代理人である平岩弁護士は最終準備書面を当日に提出という被告側の不手際に対して、静かにではありますが、時々言葉を強くして抗議していました。未確認の準備書面が依頼人の不利な記録にならないようにと、言葉の端々に怒りを滲ませながら、裁判長に陳述書の中身を確認するために堂々と最終弁論期日の延期を主張しました。そして、それを裁判長に認めさせ、この日の裁判進行は平岩弁護士がしっかりと主導権を握っていたように見えました。

 裁判長は終始、明朗で丁寧な言葉使いで、この最終的な陳述書が当日になったことの問題をどう解決しようかと双方の考えをすり合わせ、最終弁論期日を一回増やすという原告側の主張を受け入れました。

 被告側は弁護士会の手続きが発生したという事で、被告となった代理人らは懲戒請求事案が発生してるようです。

 ※あくまでも個人の聞き取った傍聴の記録です。不完全で聞き逃したところや、聞き間違いが多々あるかと思われます。完全な記録は裁判所で訴状と共にご確認ください。

 次回期日2019年9月30日午前11時から615法廷です。



______________________________________


事件番号 平成30年(ワ)8872  
      原告 永田寛哲 代理人 平岩利文 亀山由紀(ネクスト) 
 
      被告 虹コンメンバーS女史(以下S女史と表記)
      河西邦剛、向原栄大朗

 事件番号 平成30年(ワ)13414 
      原告 S女史  代理人 望月宣武(羅針盤法律事務所)
      被告 永田寛哲、㈱ディアステージ、ピクシブ㈱、ピクシブプロダクション

      
      ディアステージ代理人 平岩利文(ネクスト)ピクシブ㈱代理人 勝又祐一

 民事18部 合議2係

 裁判長 品川幸男
 裁判官 長谷川秀治
 裁判官 上野瑞穂
 書記官 久保田浩


 ◾️告原告双方の準備書面の確認から〜

裁判長:ピクシブ・ピクシブプロダクション9月9日付けの準備書面永田さん及びディアステージ準備書面いただいています。

裁判長:被告向原弁護士の関係で9月6日付けの、準備書面(4)の陳述でよろしいですね?   

平岩弁護士:ごめんなさい、これ、期限かなりすぎて出されてるんですが、今日当日届いてるんですが、これで陳述になるんですか?そうすると、我々が締め切り守ってる意味無くなります。

裁判長:それはそうですね

平岩弁護士:当日は、幾ら何でも...いろんなルールはあるとは思うんですけども、それは、まずくないですか?30日と明確に指示されていたわけですから。

裁判長:向原弁護士もそうですよね。6日という事になってるからね、先週の金曜日ですよね。


向原弁護士:遅れたことは申し訳ないですけども、最終準備書面という位置付けで双方の反論を予定したものではないので問題は(聞き取れず)

平岩弁護士:であれば、期日を指定したことは無意味だったという理解でよろしいですか?
なんのために期日を指定されたんですかね?

向原弁護士:そういう主張するつもりは...反論の必要性という観点では特に成立に問題はなかった

平岩弁護士:なんの為に締め切りがあるんですかね?

裁判長:準備書面についてもこれは本日いただいてもであるという事で... 

望月弁護士:9月6日付けになってるんですが、6日にFAXのエラーで出てなかったことに気がついて今日の朝、送り直したということで...


裁判長:やろうとしたことについては向原さんと同じ...永田さん側からのご指摘については... 

望月弁護士:それは「お詫び申し上げますと」

裁判長:それで、期限が定めてあるところ間違いなくって、出てる事はどうするかに関してはそれはまだ定めた期限より後にでたものなので留保をして、もう一期日を設けるその時にという事もありうると思いますし、それよりも、今日、陳述扱いするということはありうるかなとは思ったのでが永田さんの側、ピクシブの側から特段なければ進めましたが、それについて、いやいやそれは、ということであれば、また考えなければならない。どうしましょうかと、いうところですが...

平岩弁護士:勝又先生は自宅から出てこられたので望月先生の書面を読んでもおられないのでは...

勝又弁護士:事務局も今日行けてないので...出てるという事は今聞きました...

 省略〜

裁判長:きちんと陳述という言葉で持って主張したと、いうことができるのは、はみんなが読んでるからやれるということなのでまだです、という事であれば、少なくとも S女史の扱い、向原弁護士のものについてもどうしようかな、ということは有りえるのかな、とは思いますが、どうしたものかかな、というその辺はどうしたものかね、というところなんですが...

裁判長:実はきちんと締め切りまでに出ていれば、 何もなかったのですが、今日、弁論を終結した上で判決期日を指定し、一度和解期日も指定し、遠くない期日に入れて、集結しその日に準備書面の陳述とその流れで和解もありかなと思っていたところであります。


望月弁護士:あるいは、最終準備書面については証拠の評価のみなので陳述に拘ってはいないので、結審後に出すという扱いをしている裁判回もあるかと思いますが、陳述する事が問題であれば、まあ、後最終準備書面は参考書面扱い提出ということでも構いません。(聞き取れず)



平岩弁護士:望月弁護士がおっしゃったことが一番道理にあっていると...(聞き取れず)

裁判長:あの、記録の場所としては陳述した準備書面の同じところに入るのですが、未陳述という印をつけていれておくということになるかな、と思っていて...S女史の準備書面(5)について陳述せずともよし、ということであれば...それはそれで(聞き取れず)間違い無いからね?

裁判長:向原弁護士の方の関係は今日では(聞き取れず)

平岩弁護士:色々と訴訟外でもあるみたいですが、ルールにしたがって裁判をやっていただきたい。それだけです。私の方からは...プロなんだから...お互いに。


裁判長:そうすると陳述せずともよしともいう事で?

不明:先ほどの裁判所のお考えあればそういう風にしていただければありがたい。

裁判長:えーと、和解期日の前に弁論をもう一回入れて、ということですか?原告側はあれなんですか今回近い時期に出された準備書面について、その、それについて、再度の反論は予定してるという事になりますか?


平岩弁護士:最終準備書面にそういう主張が書かれていても、これ、完全にルール違反なので、それ、できないわけですよね。だから、中、検討して無いですけど、そこは信用してますから、(強い口調で)おそらく、私たちが書面出した後でそれに対する反論書いてきているとは、絶対ない、と思ってますけど。陳述の機会を与えるかどうか、それだけだと思います。ちなみに陳述するのであれば、弁論終結を伸ばさないといけない公開法廷で...


裁判長:そこはそうなりますよね。次回弁論集結を公開法廷で、行った上で、それにくっつける形で和解の時間が取れれば、という事であって、仮にそういう席を設けるのであれば、その時にやってもいいかなという気もしておるところではあります...

平岩弁護士:和解...?ディアステージはそもそも和解は考えてないので...ピクシブさんたちですかね?
和解がそもそもできないのであれば、期日入れても時間無駄になってしまうので...

勝又弁護士:会社の方は...聞き取れず

裁判長:永田さんの方は証拠調べに入る前に試みようとしたけども、まあうまくいかなかった当然知ってるわけですけども、弁論終結後の、和解の席を申し上げても、そこにつく価値なしということであれば、そこまで仰るのであればこちらも無理やり何かできるものではないからね...?どんな結論であれ、裁判所の考えることを示される形について、和解の場で述べるということにつて(聞き取れず)可能性がないのであれば、これ以上進めても仕方ないな、という話になってしまいます。

平岩弁護士:ディアステージには責任がないので、和解して譲歩してなんらかを払うというスタンスにならないと思うので。永田さんは和解はなんらか有りうる...証人尋問前の和解に関しては、私の記憶ではS女史側の代理人、兼被告にもなっていらっしゃる先生方への弁護士会の手続きが発生しているので和解はできません、というので先方から断れているので、まず、そちらのご意見を聞きたい。

望月弁護士:S女史の代理人兼被告はいないと思うので...S女史の代理人は...

平岩弁護士:S女史の代理人及び被告...

望月弁護士:S女史の代理人に関しては弁護士会の手続きは発生してないので、私は懲戒されてないので... 

笑い声

裁判長:そう言ったあったはあった
そういうことがあったので、できないという話ですけど、今になって変わっているとは認識してませんが、再度できませんか?っていう話ですけど。

平岩弁護士:向田先生と河西先生のご意思がまず、大事かな、と。和解の話であれば。事情が変わって無いのであれば向原先生と河西先生の何もできないという結論もあるかもしれない。

河西弁護士:向原先生には向原先生のご意見あると思いますけど、(聞き取れず)私も元代理人ですし、気になりますし。和解期日を開いてもらうことは全く問題ないです。検討できるかというと、そこは難しいです。正直言って...はい。
向原:基本的には同様です。和解のお話を伺うことは当然してみたいと...

裁判長:テーブル自体は設けることはできそうですが、わかりませんけども...

裁判長:先ほどの、永田さんの代理人のご指摘はごもっともで、(聞き取れず)直前にまあ、弁論の期日をいれられるか考えられるかな、とは思ってはいたんですが、これだけ言われると期日合わないかな、どうしようかなぁ...ちょっと、期日調整を先行させてもらって、今まだ、向原さんとS女子の準備書面の陳述になっておりませんが...

 〜細かい話なので割愛します〜

 〜期日のすり合わせで9月30日が次回弁論期日と決まる〜


裁判長:永田さんとピクシブ側の準備書面の陳述とし、提出されている準備書面の陳述としたいと思います。この日に弁論の終結を予定したいと思います。続けてその後、和解期日としたいと思います。
場所を移動していただく。9月の30日月曜日午前11時は法廷です。615号法廷でお願いいたします!

 ◾️乙号証の証拠確認〜

被告側からでた証拠の写真について永田さん側は作成の経緯を争っているという事でのやり取りがあり、
この日の法廷は閉廷しました。








農業アイドル自殺訴訟 第三訴訟の論点整理【原告敗訴確定】


 現在、大本事件では三つの裁判が起こり、一つ取り下げになりました。
一つは大本萌景さんのご遺族が元所属事務所「Hプロジェクト」とアイドルグープの移籍先「株式会社フィールド愛の和」を訴えた裁判で第一訴訟。

 事件番号は(平成30年(ワ)37265)次回の裁判は2019年の9月24日(火曜日)
 午後四時から501ラウンド法廷にて開廷します。

 二つ目は第一訴訟の被告側であった「株式会社フィールド愛の和」が第一訴訟の原告と弁護団を訴えた第二訴訟。7月下旬に取り下げが決まり、8月4日に愛媛県で原告が第一訴訟の原告側、第二訴訟では被告側の弁護団と取り下げを発表する記者会見しました。(これでフィールド愛の和は第一訴訟の被告から外れました)
事件番号は(平成31年(ワ)1450) 

 三つ目は大本萌景さんのご遺族が元所属事務所「Hプロジェクト」(第一提訴被告)を賃金未払いで訴えた第三訴訟。
事件番号は(令和一年 (ワ)23219 民事33部(ろ)


 これについて、論点の整理を行ってきたいと思います。原告の主な訴えを見ていきましょう。


 愛媛県松山市の松山地裁に原告側から第三訴訟の訴状が7月2日に出されたために一度松山地裁で事件番号がつけられましたが、今は東京地裁に訴状が送られ、新しい事件番号がつきました。訴状の閲覧を希望される方は東京地裁の番号でお問い合わせください。


     __________________


 〜新しい訴訟、第三訴訟についての情報〜


 松山地裁「令和一年(ワ)第276号」から訴状は、東京へ移送になりました。
 東京地裁「令和元年(ワ)23219」民事33部(ろ)係へ変更になりました。
 内容 未払い賃金請求事件 

 訴額  8万8096円
 印紙代 1000円 

 (仮執行宣言付き)

 原告  愛媛県松山市 大本茂 大本幸栄
 
 代理人 河西邦剛 同 佐藤大和 同 向原栄太朗 
     同 望月宣武 同 安井飛鳥

 連絡先 レイ法律事務所

 被告 Hプロジェクト 代表取締役 佐々木貴浩



 ◾️原告らの訴え(訴状から一部抜粋)p.6〜p.7

 (4) 給与の支払い
 萌景は自己の行った業務の報酬を自ら当該業務の発注者に請求や、発注者から直接受領することはできなかった。

 被告らが、発注者に対して請求し、発注者から報酬を受領し、そのうちの一定部分を萌景に支払っていた。そして後述する「販売応援」に係る給与は毎月末締め翌月15日の支払いとされた。よって被告は萌景に対し、被告の指揮監督の下で労務を提供したことの対価として、給与を支払っていた。


(5) 知的財産権の帰属等


 本件帰属契約書第4条には萌景のタレント活動によって生じる著作権法上の全ての権利及びタレント活動により製作されたもの関する全ての権利は被告に帰属する旨の規定が存する。
また、本件専属契約書第6条には芸名に関する権利は被告に帰属する旨の規定が存する。

 以上の通り、萌景は被告を通じてのみ芸能活動することができ、その活動は被告の指示命令の下に行うものであって芸能活動に基づく権利や対価は全て被告に帰属する旨の本件契約の内容や、実際に萌景が被告の指示命令の下において、時間的にも一定の拘束を受けながら。歌唱に加え、売り子業務等の労務を提供していたことに照らせば、本件契約は萌景が被告に対して労務を提供し、被告から対価を得たものであり、被告と萌景の契約は労働契約であると評価できる。


 なお、東京地裁平成28年3月31日(平成(ワ)19440号)判タ1438号164頁)は本件と同様の契約内容であった事案において、上記と同様の考察をした上で「マネジメント専属契約」が労働契約である旨判断した。

 さらに後述する通り、萌景は、被告の指示に従って芸能的要素のない単純な労務である売り子業務に従事しており、本件契約は上記裁判例に係る「マネジメント専属契約」にもまして労働契約と評価される事実が存在する。

 訴状p.10の「(ウ)販売応援の実態」から〜書き出し
販売応援は、単純な労働としての売り子業務すなわち店頭において、各種商品の宣伝・販売促進に当たるマネキン業務であり、本件グループのファンがメンバーと交流する購買意欲を高めることはあったとしてもマネキン業務自体についての芸能的要素はなかった。

 訴状p.10の「最低賃金を下回る賃金の支払い(未払い賃金金額)」から〜書き出し

(1)愛媛県の最低賃金
愛媛県における最低賃金は平成28年10月1日から平成29年9月30日までは1時間あたり717円、同年10月1日から平成30年までは1時間あたり739円であった。

(2)萌景の労働時間
萌景の販売応援についての労働時間は平成28年10月1日から平成29年9月30日までの期間においては64時間(ただし、平成29年4月9日及び同月21日を除く)であった。また同年10月1日から平成30年9月30日までの期間においては72時間であった。

(3)萌景の賃金
したがって、前記4の萌景の労働について愛媛県における最低賃金により算定した賃金額は、合計9万9096円である。

(4)契約書の規定
平成29年9月までの販売応援の給料は「一回2000円」とされていた。

(5)実際に支給されていた給料

販売応援の報酬しとて
 平成29年

 6月 2000円 7月18日支給
 7月 0円(Hプロでアルバイトをしていたため販売応援について無給)
 8月 0円(Hプロでアルバイトをしていたため販売応援について無給)   
 9月 0円(Hプロでアルバイトをしていたため販売応援について無給)
 10月 3000円(同年11月17日支給)
 11月 3000円(同年12月15日支給)

  平成30年
 1月  3000円(同年2月17日支給)

 萌景の労働に関わる賃金のうち8万8096円が未払いとなっている。これを遅延損害金とともに支払え、ということです。


 ◾️被告からの訴え
第一訴訟の第二回口頭弁論(4月22日)後に開かれた記者会見で被告側(渥美陽子氏らの弁護団)から配られた資料に萌景さんがHプロジェクトでアルバイトをしていた事情は、次のように書かれています。

 H31.4.22((月)16:00~16:30 愛媛ご当地アイドル自殺訴訟 被告側記者会見資料 p.3より〜

 あくまでも一部抜粋の引用です。

 「原告側の主張」としてタイトル「Hプロの性格,搾取の行動」に「萌景さんは平成29年4月から中華料理屋でアルバイトを始めたが、佐々木氏から本件グループの活動を優先するように言われ。アルバイトを始めたが佐々木氏から本件グループの活動を優先するように言われ、アルバイトを同年5月には辞めざるを得なかった。その後萌景はHプロで雑用のアルバイトをさせて労働力を搾取した。(準備書面(1)61〜63頁)とあります。

 ◾️それに対する被告側の答弁書での反論

「そもそもHプロは芸能プロダクションではない。愛の葉Girlsも農業生産法人であるHプロが行なっていた愛の葉農園のPRの為に作られたグループであり、一般的な芸能プロダクションとは同等には考えられない。原告らはしきりに「搾取」を強調するが、Hプロが「愛の葉Girls」の活動で利益を得ていたことと萌景さんの自殺がどのように結びつくか全く不明である。原告らはここでもHプロを不当に貶める印象操作を行おうとしている。」


「萌景さんが中華料理屋でのアルバイトを1カ月足らずで辞めたのは「餃子を焼くのが嫌だったから」であると聞いている。萌景さんが通信制高校の学習で用いる教科書を無償で受け取る為には、アルバイトで90日以上勤務することが必要であった。Hプロは、アイドル業では教科書の無償交付の対象にならないとの相談を萌景さんから受け、必要な日数だけ萌景さんをアルバイトとして雇うことにした。萌景さんがHプロでアルバイトをしたのは平成29年7月から9月であり、教科書の交付のために最低限のものである。Hプロとして、萌景さんにアルバイトとして働いてもらう必要性は全くなかった。この件も萌景さんの自殺の何の関係があるのか全く不明である。」書き出し終わり〜


 とあります。

 Hプロ側の反論 「事務所で雑用のアルバイトを教科書無償賞与のために萌景さんにさせていたが内容は車やトイレ掃除などの簡単なもの、それらの用事は事務所のスタッフらで充分に用が足りていた。内容のないアルバイトのために夜の販売応援の賃金を昼間の事務所バイト料金に振り替えることでなんとか90日間分の労働実態を作ろうとしていた。萌景さんへのアルバイト代金の未払金は存在しない。
萌景さんはこのアルバイトも長続きせず、90日分に足りる前に辞めてしまった。」


 第三訴訟の原告側の主張として販売応援は売り子としての労働で芸能的要素がなかった、とありますが、この第三訴訟がアイドルの労働問題ではなく、単純な賃金未払い事件としての労働裁判だということであれば、なおさらLFを使うというのには理解に苦しみます。

 しかし、第三訴訟の原告側の第一訴訟で出された甲号証、第9号証では萌景さんの契約書は「専属マネジメント契約」となっており、販売応援はタレント活動の一環としての報酬となっています。

 第一訴訟の甲第9号証(1)より〜書き出し〜

 (報酬)
 第5条 本契約の期間中に甲のタレント活動の果実として乙から得る報酬は以下の通りとする。
① CD販売 売上額の8%をレギュラー及び選抜メンバーの合計数で除した額
②ファンサービス サービス提供からから得られた額の5%
③販売応援 一回2000円

 書き出し終わり〜


 契約書ではこのようになっておりますので、第三訴訟にある最低賃金算出で時給計算、も理解できないところです。販売応援はアイドル業ではない、労働なので時給計算で給与を換算してその分は賃金未払いだという原告の趣旨ですが、最初の契約書では一回ごとの報酬で時給計算扱いにはなっていないのです。

 ご遺族や萌景さんは「時給計算扱いにしてくれ」とHプロに交渉していなかったのでしょうか?
②は歩合制でしょうから、萌景さんの労働時間を時給計算扱いにはできないと思いますが...

 
 萌景さんが事務所でのバイトを低賃金で苦しんでいた、そのために悩んでいた、というのであれば話は分かります。しかし、アルバイトは教科書代を捻出するための事務所が企画した「萌景さん応援プロジェクト」であったなら、萌景さんはHプロに感謝していたのではないでしょうか。


 この第三訴訟の意図というのは計り知れませんが、被告側の反論を待ちたいところです。
次回は萌景さんの労働内容を松山労働基準局が「委託報酬」であったと判断した事と、委託報酬であったのならば、すでに訴えられる期限が切れているのでは?という疑問を特集します。

    
 


 2016年8月5日 イベントにて。 画像はいどちゃん @ido_nikon さん提供


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大本萌景さんの賃金未払い訴訟・訴状が東京地裁民事33部へ移送になりました!



大本萌景さんのご遺族がHプロを賃金未払いで訴えた第三訴訟、訴状は東京地裁に移送されました! 事件番号は「令和元年(ワ)23219」 民事33部(ろ)係 で、閲覧を希望される場合は訴状が届いたばかりなので、約一週間ほど待ってから民事33部に問い合わせて欲しいそうです。 

「第三提訴の訴えの主旨」

原告側は「Hプロ」と「愛の葉Girls」の契約が労働契約であったことを明らかにし、未払い賃金を請求するために提訴したと主張しています。

「地産地消フェアの売り上げ、写真撮影料金の8割を被告が取得し、2割を愛の和が取得していた」ので「Girlsに対する金銭交付は労働に対する正当な対価である」そうです。

 この第三訴訟、萌景さんの賃金未払いがあると仮定しても民法174条では一年間すぎると未払いの債権は消滅する、とあります。原告が請求してる未払い期間は平成29年7月から9月までの時期の賃金で、販売応援の対価ですから、条項二の「自己の労力の提供又は演芸を業とする者の報酬」に当たります。

 ですので、萌景さんのご遺族が求める未払い訴訟は請求理由自体が昨年9月で時効を迎え失効している可能性があります。


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 また、萌景さんへの金銭交付が契約上、Hプロの扱いが賃金ではなく委託報酬であれば、損賠の請求権も同じく一年で時効になるそうです。

 

愛媛ご当地アイドル訴訟の新しい裁判について。第三訴訟。


  愛媛ご当地アイドル訴訟(平成30年(ワ)37265)の原告である大本萌景さんのご遺族と弁護団が新たに起こした訴訟について、わかる範囲で記事を更新します。

 【第三訴訟(賃金未払い訴訟) 訴訟内容】

 訴状は7月1日付けで作成され、7月2日に松山地方裁判所に出されています。
(訴状は東京地方裁判所へ送付予定)

 令和一年(ワ)第276号
 内容 未払い賃金請求事件 

 訴額  8万8096円
 印紙代 1000円 

 (仮執行宣言付き)

 原告  愛媛県松山市 大本茂 大本幸栄
 
 代理人 河西邦剛 同 佐藤大和 同 向原栄太朗 
     同 望月宣武 同 安井飛鳥

 連絡先 レイ法律事務所

 被告 Hプロジェクト 代表取締役 佐々木貴浩


 訴えの趣旨
平成29年の愛の葉Girlsレギュラーメンバーのマネジメント契約書では販売応援一回につき2000円の給与。同年10月以降は販売回数に関係なく月額3000円。

萌景さんは同年7月から9月まではHプロで清掃等のアルバイトをしていたことを理由に販売等については無給とされた。実際、販売応援に関してHプロから萌景に支給された給与は以下の通り1万1000円である。

 平成29年

 6月    2000円 7月18日支給
 7月    0円(Hプロでアルバイトをしていたため販売応援について無給)
 8月    0円(Hプロでアルバイトをしていたため販売応援について無給)   
 9月    0円(Hプロでアルバイトをしていたため販売応援について無給)
 10月 3000円(同年11月17日支給)
 11月 3000円(同年12月15日支給)

  平成30年
 1月  3000円(同年2月17日支給)

 萌景の労働に関わる賃金のうち8万8096円が未払いとなっている。これを遅延損害金とともに支払え、ということです。

 「Hプロは萌景を始め本件グループのメンバーの労働力により収益をあげているのであって、メンバーに対する金銭交付は、労働に対する正当な対価である。被告の恩恵的に与えていたという主張は未成年であるアイドルの労働力の搾取である。」
 
 というのが大まかな趣旨です。

 まだ被告側からの正式な書面での反論は出ておらず、訴状は東京地方裁判所に送付され、新しい事件番号がつく模様です。

 ですが今年4月22日に被告側(渥美陽子氏らの弁護団)から記者会見で配られた資料にはこのように書かれています。

 H31.4.22((月)16:00~16:30 愛媛ご当地アイドル自殺訴訟 被告側記者会見資料 3Pより〜

 あくまでも一部抜粋の引用です。

 【第三訴訟 原告側の訴え】

 「原告側の主張」タイトル「Hプロの性格,搾取の行動」に「萌景さんは平成29年4月から中華料理屋でアルバイトを始めたが、佐々木氏から本件グループの活動を優先するように言われた。アルバイトを始めたが佐々木氏から本件グループの活動を優先するように言われ、アルバイトを同年5月には辞めざるを得なかった。その後萌景はHプロ内で雑用のアルバイトをさせて労働力を搾取した。(準備書面(1)61〜63頁)とあります。

 これに対する被告側の反論


「そもそもHプロは芸能プロダクションではない。「愛の葉Girls」も農業生産法人であるHプロが行なっていた愛の葉農園のPRの為に作られたグループであり、一般的な芸能プロダクションとは同等には考えられない。原告らはしきりに「搾取」を強調するが、Hプロが「愛の葉Girls」の活動で利益を得ていたことと萌景さんの自殺がどのように結びつくか全く不明である。原告らはここでもHプロを不当に貶める印象操作を行おうとしている。」


 「萌景さんが中華料理屋でのアルバイトを1カ月足らずで辞めたのは「餃子を焼くのが嫌だったから」であると聞いている。萌景さんが通信制高校の学習で用いる教科書を無償で受け取る為には、アルバイトで90日以上勤務することが必要であった。Hプロは、アイドル業では教科書の無償交付の対象にならないとの相談を萌景さんから受け、必要な日数だけ萌景さんをアルバイトとして雇うことにした。萌景さんがHプロでアルバイトをしたのは平成29年7月から9月であり、教科書の交付のために最低限のものである。Hプロとして、萌景さんにアルバイトとして働いてもらう必要性は全くなかった。この件も萌景さんの自殺の何の関係があるのか全く不明である。」


 と書かれています。

 通信制高校にアイルバイトの勤務証明書を出すと、教科書代が無償になるので、Hプロは仕方なく、アルバイトをしていたことにして(実はほのかさんはHプロで全然働いていなかったらしいです)いたというのが真相のようです。

 萌景さんが通う定時制の教科書代を無償にするための方便を事務所側が取っていたら、いつのまにか「労働搾取」などと言われて訴えられるとか、ちょっとひどい話ですね。
 
 

 子供の教科書代くらい払え

 この裁判は望月弁護士らが主催する LF(リーガルファンディング)の支援対象ということですがLFの趣旨は萌景さんの自殺に対してご遺族が被告に責任を求める裁判費用への支援です。なのでLFは「Hプロの賃金未払い事件」が萌景さんの自殺に関連があるという立証をすべきです。違法な労働環境で働かせていたことも争点の一つ。

 原告側はほのかさんは加重労働と学費撤回で平成30年3月21日に心身疲労して自死につながったという主張で裁判を起こしましたから、それ以前の平成29年夏から秋にかけての「賃金未払い事件」は争う内容が違うのではないでしょうか?渥美弁護士の主張通りに、仮にHプロがほのかさんに「賃金未払い」や「労働搾取」をやっていたとしても、自殺に結び付けられる因果関係は認められないのでしょう。
 
 これをリーガルファンディングで集めたお金を使ってもいいのでしょうか?


 そもそも、そんな無賃アルバイトをさせる事務所に何故通わせていたのでしょうか


 この裁判は募金を集めた「芸能事務所のパワハラ、アイドル自殺問題」などを争点にする前に、萌景さんへの労働問題が違法だと立証されてからその労働内容の安全管理義務違反でHプロに賠償請求の裁判を行い、Hプロ所属だった「愛の葉Girls」が株式会社「フィールド愛の和」に移籍したことによって安全管理義務違反の損害賠償請求義務も「フィールド愛の和」に承継されたのだと訴えるのが正しい順序だったと思いますが。

 「フィールド愛の和」はほのかさんが所属していた「Hプロジェクト」のアイドルユニット「愛の葉Girls」をほのかさんの自死後に引き受けた愛媛県松山市の広告代理店兼イベント業者でしたが、ほのかさんの死の責任とその負債も事業継承の時に受けたとして、第一訴訟でHプロジェクトと共にご遺族から訴えられていたので、営業毀損や名誉毀損などで提訴していましたが、(第三訴訟)遺族側の訴訟取り下げを受けて第三訴訟は取り下げが決まりました。




 



 以上です。画像はいどちゃん @ido_nikon  さんより提供!2017年7月23日イベントにて。


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 ※訴訟の取り下げなどあり、古くなってしまった情報がありますので、あちこち修正して行きます。
ギャラリー
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